《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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シャイン

綺麗になったね

Dec. 20, 2006
シャイン

2006年12月20日 水曜日

今朝もまだシャインは自発的に食べない。湯たんぽに寄り添ってじっとしている。

またしてもシリンジでハイポをたっぷり6ccほど飲ませ、ゴートミルクを濃い目に溶いて強制給餌。昨日より更に上手に飲めるシャイン。なんていい子なんだろう。



シャインの為に2個ケージに入れている湯たんぽの温め直しは、一日に4回。午前6時、午後4時、午後9時、そして午前2時。

これだけでも結構な時間が掛かるのだが、喜んで湯たんぽに寄り添っている姿を見られるのは嬉しい。



昨日の引っ掻き傷は、塩でも擦り込まない限りは痛くも何ともない。でも噛まれた中指はちょっと痛い。中指の裏表に、ちゃんと上下の歯が食い込んだ痕がある。

入り口は小さいものの、猫の噛み傷は犬歯がカーブしているから中の方が大きいので注意。

それでも免疫が出来ているのか、殆ど腫れないから自分でも感心する。こうでなくちゃ。

余程怖かったんだろうね。捕獲されいきなり手術されて、そしてまた知らない所に連れて来られて不安で一杯だったに違いないのに、つい色々と手を出し過ぎたね、私は。



時々、シャインは鳴いている。今日もたくさん撫でで話し掛ける。今日は一度も威嚇されなかったばかりか、ゴロゴロ喉を鳴らしてくれる事もあり、私を確実に認知してくれていると思えた。



そして今日は、刺激の無いアイクリーナーを含ませたコットンで、目の周りをそっとふやかしながら拭いてみた。黒いガビガビがまた少し減り、一層美人になった。

他の子は涙ひとつこぼしていないのに、シャインだけどうしてあんなに悪化してしまったのだろうか。生まれた季節にもよるのかな。いつ生まれたのか知らないけど。





夜にはまたハイポを飲ませ、撫でていたらドライフードをポリポリと食べ始めた。頭や背中を撫でられている間だけ食べる。苦しい姿勢なのだが、それでは撫でるのをやめられやしない。

しかもシャインは食べるのを一時中断して、私の手をペロペロと優しく舐めてくれた。ゴマのような気遣いをする子だ。嬉しくて嬉しくて、名前を呼びながら撫で続ける。

やったね、シャイン。これで明日あたたりウンチが出れば、もう最高だね。



ドロドロとした目脂も全く出なくなったし、ブシュブシュとした息づかいは聞こえなくなってきている。

ハイポの効き目はやっぱり凄い。インターフェロンより速く効果が出る。但し、思い切り大量投与出来ているからだろうけれど。数滴じゃ、なかなかこうはいかないから。



状態が良くなってきたので、フロントラインプラスを滴下。これも易々と出来た。うちの家庭内野良軍団よりも、遥かに楽だ。きっとドロンタールの投与も出来るだろう。今は一度にはしないけれど。

もう少し手術の傷が癒えたら、ワクチンをしようね。今度は捕獲器じゃなくて、キャリーケースで行くんだよ。



モアの通院も続く。

今日、治療している時、壊死した組織が少しだけ取れた。

傷口の消毒も容赦なくギュウギュウとやるのだけれど、汚い組織はかなり強引につまみ取った感じだ。見ているだけで痛そうだけど、モアは痛がらない。モアは本当に偉い。



あと1〜2日注射を続けてみて、外科手術に踏み切る事になりそうだ。その方が治りが早いだろうと言われる。

半年前に麻酔を掛けて抜歯したばかりだし、本当は手術なんかさせたくない。だけど仕方ないのかも知れない。食べられている今のうち、体力のあるうちにしないと・・・。



愛しいモア、どうしたらアンタを病院に通わなくて済むようにしてやれるんだろうね。



入院中のトムの写真がなかなか撮れないけれど、それは病院であまり私達ばかり時間を戴いては申し訳ないので遠慮しているから。

タイミングさえ良ければ、明日のモアの通院時にでも、また撮影してやりたい。

忘れていないよ、トムの事だって。少し可愛くなった顔を、是非ご披露しないとね。うちに来るのはシャインに先を越されてしまったけど、アンタはとっくに「川口トム」だからね。

ま、シャインもほぼ「川口シャイン」なんだけど・・・。

シャイン

おめめ拭いて

Dec. 20, 2006
シャイン
シャイン

すっきりしてきた

Dec. 20, 2006
シャイン
シャイン

ほうら、可愛い

Dec. 20, 2006
シャイン

今は非常時だけに、昼間は通院と猫のケアで時間が過ぎてしまう。

夜は夜で、やっぱり猫家事とエサやりだけで5時間は掛かる。仕事が出来るのは深夜のほんの数時間しかないだろう。いや、ここ数日は数時間も無いか。

仕事は大事。(挨拶も大事〜だよね、オクレさん、PC修理に出していて見てないかもね)



そんな中、思いがけない事も続々と舞い込む。たとえば・・・差し障りの無いところで幾つか記録しておく。

幾らでもネタは散らばっているというのに相手を知ろうとする努力をしないまま、返事をするとしたら大変に手間の掛かる困った誤解メールを寄越すボランティアさん。

人の話を聞かないで、自分の意見を一方的に言って来る。今、そんな事で私の時間を奪わないで欲しい。



今回の保護現場のエサやりさんは代役を依頼せずに休んでいた。偶然電話してそれを知ったものだから、今日のところは、電話に出た職場の同僚の方(見ず知らずの人だけど)に無理をお願いをして引き受けて戴いた。



そこの野良猫たちは、エサやりさんが出勤している平日にしかエサを貰えないので、この季節、空腹な上に寒くてはトムやシャインのような具合の悪くなる子が増えるばかりだろう。

そんな事情を知ったTさんが、休日のエサやりを買って出てくれた。



本当だったら私が土日にエサやりに行きたい。

エサやりは喜びだ。食べさせる事は幸せな手応えだもの。だけど今それを強引にスケージュールに入れてしまったら、もはや一睡も出来なくなってしまう位、もはや時間が無いのだ。

捕獲に行かない日曜日だけでも、Tさんのご厚意に甘えさせて戴く事にした。



暢子さんも電話をくれて、余っているブラックケージを送って下さると言う。今後の捕獲の子たちがどれだけ居るか解からないので、使わせて戴く事にした。

お二人への感謝の想いは、敢えてここでは書かない。私とお二人の間で解かっていれば良い事だから。



我が身を省みると、ここまでタイトな生活になる予定ではなかった。

だけど、そんな事を嘆いても今更どうしようもない。こうなるまでには様々な葛藤もあったし、シミュレーションもした結果、自分で選択した結果なのだから、精一杯やるしかない。

どういう状態の時であれ、うちの子達の生活レベルを下げる事はしたくない。

たとえ私達人間は毎日コンビニのおにぎりを食べて暮らしたとしても(そんな金の無駄はしないだろうけど)、どの子にも少しでもストレスの少ない生活をさせる為の充分なケアをしたいし、家族としての愛情を確かめ合いたい。

ここはシェルターではなくて猫たちと私達の「家庭」なのだから。そして私は保護ボランティアではなく、猫と暮らす親バカの飼い主というだけなのだから。


覚え書きとして:

朝はおにぎり2個とアップルパイ、グリーン・マテ茶、菜花のお浸し。


昼はホットドッグ2個と甘くしたミルクコーヒー。


おやつに太巻き寿司(市販品)と日本茶。


夜は冷凍してあったご飯をチンして、肉野菜炒め、菊の花の酢の物、納豆。

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