《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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イオ

みんな、大掃除よ!

Dec. 31, 2006
イオ

2006年12月31日 日曜日

今日で今年もおしまい。モアも今年最後の通院。

昨日までよりは幾分、待合室は空いていた。お預けの犬が次々と連れて来られる。みんな一様に、凄く鳴いている。預けられるのが解かるのだろうか。

家族はどこに行くのだろう?残されて、病院のケージで年を越す可哀想なペットたち。モアもトムも退院出来ていたのが幸いだ。あんなに犬たちが吠え狂う中で入院していたら、さぞかしストレスだっただろう。



モアはお正月は通院をお休みしても良いと聞いていたのだが、では2日にまた見せて下さいと言われる。そうか、先生にとってお正月と言ったら元日だけなのだ。

今年も口では言い表せない位、本当にたくさんお世話になった。

モアが一番たくさん通ったね。2度も手術をして戴いた。そしてジャムの手術、ゴマの膀胱炎に好酸球プラーク、ペリーの角(つの)、トムの長期入院、ベラを始めとするたくさんの野良猫たちの手術・・・



ベラとジニーとトムとシャインは、無事に家猫になれました。手術後リリースした野良猫たちも、無事にご飯を食べに来てくれています。先生がいなかったら、私はこんなに出来なかったと思います。

院長にも奥さん先生にも、何度も頭を下げて帰って来た。頭を下げたまま、背中を向ける事無く後退りして病院を出たい位だったけれど、中途半端にお尻を向けて出て来た。えへへ・・・

ルス

うぇ〜っ!

Dec. 31, 2006
ルス
ガラ

ハンタ〜イ!

Dec. 31, 2006
ガラ
ジニー

アタシ忙しいんだけど

Dec. 31, 2006
ジニー
テト

すたこらさっさ
(お尻です)

Dec. 31, 2006
テト

あと数時間で年が明ける。

今年もまた、目まぐるしく色んな事のあった1年だった。



愛しいジーコとアインに次々と逝かれてしまったのは昨年の事・・・今年は大切に想い続けて来た、何年も前に里子に出した子たちが次々と逝ってしまった年になった。

しかしそれは決して予期せぬ出来事ではなく、時の流れと共に自然に迎えるべき「生」の終焉だ。

悲しみは依然大きな悲しみとして心に残っても、その苦しみまでを受け止める事こそが「生き物」を引き受けるという事である事も、その都度心に刻まれて行く。



どんな命であれ、いつかは終わる。それを受け入れるしかないからこそ、今、生きている事の喜びを感じられる。それは自分の意志ではなく、生かされていて、そしてある時あっけなく終わりにさせられるのだ。

だとしたら、生きている事は殆ど奇跡に近いのではないか。





正月だからと言って何故おめでたいのか、若い頃は全く理解出来なかった。ただの暦の区切りじゃないか。

おせち料理だって美味しくも何とも無い、ただ形骸化した行事のひとつではないか・・・そう思っていた。

だけど、長いようで短い(かも知れない)一生。今年も、生きて1年の最後の日を迎えられた奇跡、そして新しい年の始まりに立ち会える奇跡・・・それはもう、おめでたいとしか言いようが無いと悟るに至った。



暖かい小さな身体を抱きしめ撫でながら、その柔らかな手触りと温もりに陶然とする。その幸せな時間が永遠に続く事を願う。しかし、永遠の命などひとつとして無いのだ。

この愛しいものも、いつかはミュウやアインやジーコと同じようにして、ある程度の苦しみを伴ないつつ失われてしまうのだ。





今年も、本当にたくさんの小さな愛しい命を見送って涙した。

本人(猫ですけど)も精一杯生き、そして飼い主たちに目一杯愛された命たちがどれだけ幸せであったか、そして飼い主たちはその悲しみに浸り留まる事をせず、苦しい想いを新たな命を受け止める事で昇華させて来ている事を目の当たりにして来ただけに、心を込めて伝えたい。

有り難う、そして今年もお疲れ様・・・と。





そういう訳で、また新しい年を生きて迎えられるこの不思議を共に歓ぼう。





昨年4匹、そして今年は3匹の新顔が増えた我が家は、確かに苦しい事も多いのかも知れないけれど、確実にそれ以上の喜びと幸せで満たされている。

苦しさと楽しさのバランスをどう保てるか、それは自分の心掛け次第である事を身を以って知る年齢となり、経験も積んだ。

もう迷わない。困る事だってあるだろうし、苦しさまでは無くせないとしても、「無駄」で「無責任」な悩みはなくなったと言える。聖人君子じゃないのが残念だけど、自分を律する事が快感に繋がる事も知った。



あとどれ位生きられるのかの保証はなくても、この一瞬、この一日を最大限楽しんで苦労したい。その一瞬の積み重ねが1年であり、一生となるのだから。



な〜んちゃって、偉そうな事を言うようだけど、今年は私も遂に50代に突入するのだから、大上段に構えて偉そうな事を言っても、それがちゃんと裏打ちされる行動と行き方をするさ。





今朝、とても残念なニュースが届き、午後はその対応に少し苦慮する。明日以降、それは本格的に取り組みし直さなければならないだろう。

私は、まだ良い・・・ミチコさんはかなり大変・・・そして猫たちは可哀想。でも、大晦日にする話題では無いので、今日はここまで。




そろそろ年越しの祝い酒を大切な人と共に楽しみたいので、大晦日の日記は早めに上げてしまう事にした。エサやりは日が暮れる前に済ませて来た。道は渋滞・・・でもこれで今夜は飲めるぞ。



皆様、今年も色々とご厚情を賜わり有り難うございました。幸せな新年をお迎え下さい。

人は幸せになる、幸せでいる為の努力をする責任があると思う。幸せでなければ、人や小さな命を幸せにする事など出来ないと思うから。

どうか皆様、来年もお幸せに・・・大人の義務と責任として幸せでいて心に余裕を持って戴けると、私としてはとても嬉しいです。
ジャーマンポテト

Dec. 31, 2006
ジャーマンポテト
ローストビーフ

Dec. 31, 2006
ローストビーフ


覚え書きとして:

朝はご飯を炊いて、納豆と沢庵、炒り卵、キムチ、豆腐と長葱の味噌汁。残ったご飯でおにぎりを作っておく。


昼はおにぎりと味噌汁の残り。


夜はこれからだけど、ジャーマンポテトとローストビーフ(大根おろしと柚子胡椒入りポン酢醤油で)、生サラミ、無添加の赤ワインの予定。

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