《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

こう見えてナイーブ

Jan. 15, 2007
ジャム

2007年1月15日 月曜日

昨年買い換えたファンヒーターには、プラズマクラスターイオンとやらが出る装置が付いていた。でもそれをつけると寒い風が出るので、使わずにいたのだ。

思い立って使い始めてみた。空気中のウィルスを不活化させると聞いては、やはり使わない手はないだろうから。



抗菌に関しては、免疫力を上げる事の方が大事で、あまり神経質にならない方が良いとは思っても、そもそも免疫不全の子がいる訳だし、埃の中にはウィルスや細菌が一杯だと聞いても掃除がなかなか完璧には行き届かないのも事実だ。

大病院で院内感染が多いのも、入院室のカーテンレールやカーテンの埃、そして土足で人が入り込むシステムに大きな問題があると聞いた。

家の中に土を持ち込まないという事の大切さも、改めて知った。

土の中には、様々な細菌や虫がいる。かつては鉢植えをたくさん置いていた部屋もあったけれど、幸か不幸か全て枯らせてしまって捨てた。



今回、ルスが突然目をやられたのも、トムやシャインから風邪のウィルスが空気感染したのか、それとも元々ウィルスや細菌のいない家などないのだから、空気が乾燥するこの季節にウィルスが増えたのか・・・

そもそもルスやリマだって保護当初に酷い風邪をひいていて、仮死状態で保護されたと聞いていた。うちに来たばかりの頃は青っ洟を飛ばしに飛ばしてくれていたのだ。

体内に持ち続けているそのウィルスが悪さをしているのかも知れないし、私達人間が常に外から持ち込んでいる可能性だって否めない。



保護猫だから・・・ではなくて、殆どの生き物が何らかのウィルスや細菌を持っている。生まれつきの場合もあるだろうし、後天的に空気感染したものもあるだろう。

うちで生まれたジーコだってコロナウィルスの抗体価も検出されたし、野良猫と付き合い始める前から認められた「涙目」の原因だって、きっとヘルペスかクラミジアのウィルスだっただろう。



だからこのケアはずっと続くと思っていた方が良い。たまたま今回はルスの涙目が悪化しただけで、どの子も一様に日々気をつけてやるしかないだろう。



ところで、ワクチンは感染を防ぐものではない。「発症」をして「感染」と定義するならば話は別だろうが、ワクチンを打ってあれば「感染しないない」と思うのは間違いだ。

免疫力と体内に入って来たウィルスの量の関係によっても違うだろうが、ワクチンによってそのウィルスに関する免疫が作り出されていたなら、感染しても酷く症状が出ないというだけの事だ。

ましてやルスやリマたちのように免疫不全の子の場合、ワクチンが免疫を作り出す事はないのかも知れない。



だからと言って、ワクチンが不必要と言っている訳でもない。

ワクチンに関しては様々な説も報告もあり、リスクを承知の上で打ち、リスクを覚悟の上で打たない・・・どちらを選択しようと、素人の私が人様にどうこう言えるものでもない。

私は私のリスクに於いて、ワクチンを打つという選択をしているだけだ。



兎に角、出来るだけ余計なものを持ち込まないに越した事はないのでせめて手洗いは励行しているけれど、365日、外と家の中、あるいは各部屋を行き来する度、毎回全て着替える事は実際には不可能だ。

表面積の大きい髪の毛だって、目に見えないだけで細菌やウィルスの巣窟だろうが、日に何度もシャンプーするなんて訳にはいかない。



実を言えば、カワムラさんに続いてルストリマがうちに来たばかりの頃は、年老いて心臓に病気を持つアインにはワクチンが打てなくなっていたので、ウィルスを少しでも持ち込まないようにと、階段を上がったところで下着以外は全て着替えていたのだ。

でも、数ヶ月もしないでそれもやめた。冬の事でもあり、全て着替えていたら大変な事になってしまった。



考え始めると、ミクロの世界の事は恐ろしくなる。ここが病的な潔癖症になるかどうかの分かれ目だろう。

今話題の「不●家」のシューロールから、1グラム中に640万個の細菌が検出されたと言う。

しかしそのニュースを聞いて私が再認識した事は、食品衛生法(だよね?)の基準に適う食品とは、決して細菌がゼロではないという事だった。



理想として掲げても、出来る事と出来ない事がある。出来る事を精一杯やれば良い。

何を信心するのも個人の自由だ。ただ、あまり布教しないで欲しいけれど。

ジニー

窓の外の鳥を見る

Jan. 15, 2007
ジニー
ジニー

アタシ太った?

Jan. 15, 2007
ジニー

テトの手触りは格別だ。

いつぞやも書いたけれど、カマンベールチーズの白カビが5センチ位積もったもの(そんなものがあれば・・・の話)を触ったら、テトの手触りに近いのではないかと思う。

他の長毛のぶーちゃんだってタムだって、ガラだってレンだって、それぞれに極細の毛が真綿のように柔らかいのだが、テトのそれとはまた違う。

テトの場合、全身が「フェザー」無しの「ダウン」という感じだ。柔らかいを通り越して心許ない位、触れると手の平が沈み込んでしまう。

だから何だって事じゃないんだけど・・・最近、手を伸ばしても逃げなくなったし、寝ているところを撫でてもピクッと起きなくなったので、触り放題なのが嬉しくて・・・。
テト

顔がデカいの僕

Jan. 15, 2007
テト

そしてナイーブなジャムとゴマ。一見するとファイターなのだが、その動機がいかにもナイーブ。

傷付き易く、言葉をよく理解している。騙しが効かない。いや、騙すのは良くないな、猫だからと言って。その場凌ぎの小手先の対処は、この2匹には通用しない。

「後でね・・・」「ほら、パパが呼んでるよ」・・・都合の悪い時に、ジャムやゴマに対して私が良く使う言葉だ。それ位ストーカー度が高くて、時々「少し離れていて欲しい」と思う局面があるという事だ。

火や刃物を使う料理の時(そもそも危ない)、急ぎの仕事の時(そういう時に限って膝に乗ったきり下りようとしない)、メールチェックでどのメールをサーバーからダウンロードしようか目を凝らして集中している時(全部削除しないまでも、全てダウンロードしてくれたりする・・・ウィルス添付の英文メールまで・・・)

でも声に出して叱れない。叱ったりしたら、すっかりしょげてしまうから。サビ猫・・・なかなか複雑で面白い。本当にパートナー足り得る、賢い連中だ。

でも手が焼けるのもサビ猫が一番かな。そこがきっと醍醐味なのだろうし、真剣に付き合わないといけない相手という事なのだが。
ゴマ
ゴマ  見るからにナイーブ
Jan. 15, 2007


覚え書きとして:

朝は味噌煮込みきしめん。毎朝使うので、土鍋を出しっ放しにしておきたい。もう少しキッチンが広ければ、よく使う鍋や食器だけでも出しておけるのに・・・。


昼はキーマカレー(レトルト)とご飯、薬味はラッキョウ。


おやつにクッキーとジャスミン茶。


夜はご飯を炊いて、かに玉風の卵焼き。カニは無いので、椎茸・筍・葱・豚コマを全て千切りにして加える。あんかけは好きではないので、塩胡椒と少量の醤油で味付けして焼く。

あとはタラコ昆布と菜花のお浸し。

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