《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

狙ってるの

Jan. 23, 2007
ガラ

2007年1月23日 火曜日

いやはや・・・今回の保護猫たちは手が掛かる。

みんな気が立っていて、ご飯やお水を替えようとするとバンバンとパンチが飛んで来る。

皮手袋をしないと何も出来ない。

既にリリースした「イヴ」も凄かったけれど、今回はもっと凄いかも知れない。



マリアはエサやりさんには馴れていて、姿を見ると駆け寄って来たり抱っこさせたりしたと言うが、今はまだ物凄く怒っている。

そりゃあそうだよね、ある日突然知らないオバサンに騙まし討ちで捕獲され、薬臭い病院に連れて行かれ、麻酔して手術されて、今度は知らない家の「檻」に閉じ込められているのだから。

アウシュビッツに向かうユダヤ人も、さぞかし恐ろしかっただろう。

こんな事で連想するのも失礼だが、猫にとってはもっともっと恐ろしい状況だろうと思う。

何が起きているのか理解出来ていないのだ。



ちゃんと退院させて、術後には安全な室内で静養させてあげているんだよ・・・などと言っても解からないだろうし、それすらありがた迷惑なのだ。。



でも、無駄でもちょっと語ってみる。

「あのね、アンタたちのご飯は2年半、ずっとこの私がエサやりさんに送っていたんだよ」

「あそこに居ても、もう誰もご飯をくれなくなるんだよ」

「だから私が連れに行ったんだよ、遠くて寒い中」

「手術や治療に掛かる費用だって、この私が出しているというのに、怒ってパンチかい?」

・・・なんだか恩着せがましいな。





僅か数日で、私の愛情が解かるはずがない。

結果的としてこの子たちが安全に生き延びられる方法を採ったのだから、それだけで良いのだ。私にスリスリ甘えてくれなくても・・・。

むしろ甘えられたりしたら不憫でリリース出来なくなるから、これが正しい野良猫のあり方なのだと思う。

猫の神様が、私の気持ちを楽にしてくれようとしているのかも知れないな。





今週末には別の子たちの捕獲があり、疥癬の悪化で皮膚の傷が酷い「カイル」以外は次の子たちと入れ替わりにリリースするのだから、あまり人に馴れさせてはいけないのだ。

人間を警戒して、無闇に近寄らない野良猫でいて欲しい。

そうでないと、「ベラ」のように甘えん坊の野良では、保護してやれない限り、気掛かりで仕方なくなる。



ちえちゃんちの娘になれた「ベラ」は幸運だったけれど、全てがそう幸いに事は運ばないのだから。
ガラ

まだ狙ってるの

Jan. 23, 2007
ガラ
ガラ

あ、それ・・・

Jan. 23, 2007
ガラ
ガラ

それが欲しいの

Jan. 23, 2007
ガラ
ガラ

うりゃ!

Jan. 23, 2007
ガラ
ガラ

ちぇっ、取れなかった

Jan. 23, 2007
ガラ

ガラは何を取ろうとしていたのか?

それは、カメラのレンズに反射する光を追っていたのだ。

取れるはずがないね、ガラ。


覚え書きとして:

朝は肉まんとジャスミン茶、チョコ・バナナパウンドケーキ。


昼は豚キムチ焼きうどん。


夜はご飯を炊いて、鶏モモ肉のソテー、柚子胡椒ポン酢醤油掛け、スティックブロッコリーと人参の温サラダマヨネーズソース、じゃが芋のポタージュ。

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