《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

出窓の陽だまりで

Feb. 2, 2007
カワムラさん
カワムラさん

トロトロうとうと

Feb. 2, 2007
カワムラさん

2007年2月2日 金曜日

人の気配を感じると騒ぎ出す「リタ」・・・番犬代わりになりそうな位、その精度は高い。

しかし昨夜は、私が1階のカワムラ部屋で寝なかったので(2階でも殆ど寝ていないのだけれど)、リタも静かに過ごしてくれていたようだ。

それにワクチンの後だし、少しは疲れたかな・・・と思いきや、私が顔を見せると文句タラタラ・・・ケージから出して遊ばせていると、シャインのケージの上で固まっているぶーちゃんを発見して、また文句を言う。

「アンタ誰よ?デカい顔して・・・」

そんな事言ったって、ここはぶーちゃん部屋なんだし、ぶーちゃんは元々顔がデカいんだよ・・・と言っても聞いちゃいないで文句を言い続ける。



ご飯もきちんと食べ、トイレも完璧。今日も良いウンチをしていたし、基本的な点は全て優等生。

唯一の欠点と言えば、お喋りが過ぎる事かな。そんな事には動じないよ、私達は。時が経てば、貴女も大人しくなっているに決まっている。(でも、マルコみたいなのもいるよな〜)



このリタお嬢様は幸せな事に、私の信頼する大切な里親さんの一人に貰って戴ける事になった。今までにも何度も私の窮地を救ってくれた人だ。シャインを保護した時にも、お声を掛けて下さっていた。

今回は甘えてしまった。



家庭内野良気質の子であれば兎も角、こういう人が大好きな寂しがり屋の猫は、もはや我が家には入れられないと思う。

26匹目・・・それが普通では有り得ない数字である事は、普通の人であれば理解して戴けるだろうと思う。



シャインですら、まだその日の私との最初の対面時には、ちょっと逃げて見せる。基本的には人が怖いらしい。ジニーだって眠っている時しか触らせない。指を差し出せば匂いを嗅ぐものの、人馴れしていると言うには程遠い。

そういう野良気質の猫でも、猫同士でうまく折り合いをつけてくれたので、昨年も3匹を増やせたのだ。しかしそれも、情けない事だが決死の覚悟だった。



つくづく感じるのは、今の頭数は全員と家族として愛し合うには多過ぎるという事だ。

どれ程睡眠を削ったとしても、一人ずつに掛けてやれる時間には限界がある。一部に人馴れしようとしない家庭内野良が居るから(それも可哀想だけれど)何とかお世話出来ているだけだ。

環境を良く保ち、猫のケアが行き届いている事には自信があるけれど、猫一人一人は、きっともっと自分だけに時間を割いて欲しくて我慢しているはず。

但し、1匹飼いでは得られない猫同士の思いやりや触れ合い、楽しさがたくさんあるのはメリットだろう。



ああ・・・こういう言い訳は「ディック」と「サム」の時にも書いたばかりだな。

立て続けに同様の非常事態に近い局面に襲われても、いっしょくたに「エイヤッ」とは対処出来ない。その都度、最初からやり直し、悩み直し、シミュレーションし直し、試行錯誤し直す。出来る事なら、さらりと受け入れて誰にも迷惑を掛けずに済む方が良いに決まっているから・・・。

端から他人の力をあてにして保護するなど、絶対にしてはならないと自戒しているつもりだ。





しかし、もう限界。

かなり何年も前からそう言い続けていた割に増やし続けて来たものの、決して好んで増やした訳ではない事も事実なのだ。その時々で見過ごせない状態だっただけだ。

3日も居ればどの子への想いも深まり、手が掛かる程に掛け替えのない我が子として愛しくなる。

結果的には何とかなっているが(何とかしているが)、二人ともに時間・体力の限界をとうに越えた。あとは気力だけ・・・そして愛情あればこそ。



でもこんな生活が続くのは、どう考えてもあまり健全では無い。

猫様たちの奴隷として生きる事を選んではいるけれど、願わくは、もう少し眠りたい。過労死しない程度で良いから・・・。



リタが大声で鳴き続ける事の影響としては、ぶーちゃん部屋ではみんな食欲が若干落ちている程度かな。

カワムラさん部屋は、その都度トムが返事をしている以外、目立った変化は無い・・・ように思える。

しかし、玄関のケージの中のカイルが怯えている。可哀想なカイル・・・早く自由にしてやりたいよ。



現場で捕獲を予定している次の疥癬持ちは、その怒った顔や怒り具合から、エサやりのコバヤシさんが「泉谷しげる」からとって「シゲル」と命名している。

このシゲルを捕獲して去勢・疥癬治療してやれたら、現場はもう一段落させても良いかも知れない。



あとは現場の向こうに広がる大企業の広大な敷地にどれだけ野良猫が存在するのか解からないが、それを全て一個人である私が対処して差し上げる事は不可能だろう。

現在、別の場所でエサやりしている人達の意志も確認出来たので、その内容はさておき、私の酔狂で無謀な捕獲作戦は2月一杯の手術予約分を以って、一応終了とするつもりだ。



私は愛護活動家でもなければ愛護団体でもない。この事で企業側の人たちから支援を受けようとも思わない。そんなものを受けたが最後、「やって貰って当たり前」と思われるか、支援した企業側の人間に免罪符を与えてしまうのだ。



お金なんか要らない。必要なお金は自分で働いて稼ぐ。

今私が一番欲しいのは、お金では得られないものだ。時間と健康と睡眠、そしてまだ家の無い猫たちの里親となってくれる新たな家庭、弱いものに優しい人々の気持ち、やりもしないで出来ないと言う人に少しの勇気と行動・・・



あっ・・・あとは円形ハゲに元通り薄い毛が生えてくれたら、もう言う事はありません、神様。

ペリー

僕は黒白で・・・

Feb. 2, 2007
ペリー
ペリー

赤ちゃん気質で・・・

Feb. 2, 2007
ペリー
ペリー

そして可愛いのだ

Feb. 2, 2007
ペリー


覚え書きとして:

朝は豚汁と納豆ご飯。


昼は豚汁うどん。


おやつにチョコレートやロールケーキ、デコポン、たんかん等色々と、随時・・・。


夜は豚汁と生姜焼き、キャベツの千切り、ご飯。

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