カワムラさん
どう?まだ渋い?
Feb. 16, 2007 |
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2007年2月16日 金曜日
長い一日だった。
昼過ぎにジャムを病院に預ける。キャリーに入れるのさえ不憫でならない。
腫瘍自体が片側だけで直径8センチもある。それに加えて幅も深さもマージンを大きく取ると、かなり大きく切除する手術になるようだ。
8センチの腫瘍というのはちょっと尋常では無い。この1ヶ月で急激な増大をしたのに、忙しさにかまけて途中でそれに気づかなかったのは明らかに私のミスだ。
ごめんね、ジャム。
転移している等、手遅れになっていないと良いのだけれど。
本当ならば術後は数日間は入院させて経過を診たいというのが先生のお気持ちだが、前回の手術でも無理を言って翌日の夜には帰らせて貰った。
毎日注射に通う約束で。
今回も出来る限り翌日には帰らせて欲しい。少しでもストレスの少ない状態で過ごさせたい。
先生は私の気持ちやジャムの性格を理解して下さっているので、きっと聞き入れて下さると思う。手術の結果や容態次第ではあるだろうけれど。
手術が終わったら先生から電話を戴ける事になっているので、預けた直後からその電話をずっと待ち続ける。バカだと思うが、そういう性格なのだ。
緊急事態が起きれば直ぐに電話があるだろから、焦れても仕方が無いと理屈では解かっている。それでも何をしていても落ち着かない。
兎に角、待つ事にだけ集中していたら頭がおかしくなるから、やるべき事をやりながら時間が過ぎるのを待つしかない。そう言えるだけでも、私も大人になったものだと思う。
しかし精神的に辛い時こそ、忙しくしていられる対象が多いというのは有り難い事なのだと再認識する。暇だとロクな事を考えないし、どんどん加速度的に落ち込むものだから。
床掃除をしながら・・・そうだ、少しでもあちこち滅菌しておこうと思い立つ。前回の手術後に、傷口を床に着けるようにして横たわっていたから。
傷口にはハイポをスプレーするつもりだが、兎に角、床やカーペットや寝具を拭いたり洗ったり、滅菌効果のあるものをスプレーしまくる。
今日はハイポ水の飲み残しをスプレーして拭き取った後、EMの希釈液をまんべんなく噴霧しておいた。気休めでも良い。気休めこそが、今の私には必要なのだし。
そして22時過ぎ、先生が待ちに待った電話を下さった。結果はまだ病理検査に出さなければ確定はしないし、麻酔から醒めていないので全て安心という訳には行かないけれど、兎に角、手術は無事に終わったのだ。
神様、マツモト先生、ミュウちゃん、そして応援してくれた方々、有り難う。
この後もジャムと共に頑張る。
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カワムラさん
歯のない口で・・・
Feb. 16, 2007 |
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カワムラさん
あ〜あ〜
Feb. 16, 2007 |
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昨夜はずっと仕事をしており、朝方ちょっと横になった隙に夢を見た。
私はこれから入院しておなかを手術しようとしているらしい。
どうやら、夢の中の私はやっと手術する決意が出来たらしいのだ。両親も妹も病院に付いて行ってくれるらしく、私の支度が終わるのを待っている。
ちょっと待って、これを5分で片付けてしまうから・・・とPCで仕事の画面を出すけれど、いつもならパパパッ・・・と簡単に出来る事が全く出来ない。何度も失敗してはやり直す。
父親が「そんな事は今しなくてもいいだろう」と出発を急がせる。
でもここまではやっておかないと後で困るし、連絡もちゃんとしておかないと次から仕事が来なくなったりしたら・・・と困惑している。
文章ではたったそれだけの事なのだが、夢では結構ひとつひとつの経緯が長かった。うまく入力出来ないもどかしさ、何度も間違えてやり直しても全然出来ない焦り・・・
何だろう、この夢は。
ジャムの手術の為の入院を数時間後に控えていたせいだろうか。
私がジャム、父母は私とこうちゃん、妹はゴマ・・・
だとしたら、ジャムは何か思いを残して出掛けたのだろうか。
戻って来て、その思い残した事をやり遂げさせたい。それは仕事なんかじゃなくて、もっと私達に対して我が儘を言うだけの願いだとしても。
明日、たとえ退院出来なくても、朝一番で顔を見に行こう。
前回もそうしたように。
可愛いジャム、悪魔の呪いは悪魔にお返してやるからな。(←これは実はこうちゃんの言葉) |
覚え書きとして:
朝はバターロールにバターと出来たてのいよかんジャムを乗せて、ミルクコーヒーと。
昼は焼き肉ライスバーガー(冷凍品)を2個ずつとジャスミン茶。
おやつにカスタードを挟んだこしひかりのお菓子とジャスミン茶。
夜は納豆卵掛けご飯と豚汁。 |
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