テト
上目遣いして
Mar. 9, 2007 |
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2007年3月9日 金曜日
>>北九州のＳＯＳに関して、今日は、お世話をしてくれているムカイさんの事を少しお話ししたいと思います。
毎日、仕事の後でお世話に通って下さっているムカイさんは、ご自宅にも15匹を超える数の猫がいます。全て元は保護猫です。
仕事と猫たちの世話だけでも忙しいはずなのに、その上、離れた場所にあるお宅の猫たちの世話に通う日々がどれだけしんどいか、想像に難くありません。
 ムカイさんは私より少し年上ですから体力的にもこの一日も休めないお世話の日々は相当きついだろうと思われますが、ムカイさんから愚痴のひとつも聞いた事がありません。
それどころか笑顔の美しい、とても穏やかで謙虚なお人柄の人物です。
この写真でも、その片鱗はうかがい知れるでしょう。抱かれているのはメグちゃんでしょうか。
 ムカイさんが飼い主さんからこのＳＯＳを依頼された時、残された猫たちの中から下半身不随の「グレ」ちゃんは迷わずご自分で引き取ってから、健康な子たちだけのおうち探しをスタートしました。
グレちゃん（写真右）は野良猫時代に散歩中の猫嫌いの男性から棒で叩かれ、脊椎を損傷した女の子です。
そしてグレちゃんはには兄弟がいます。長毛の「獅子君」、黒トラの「太郎ちゃん」そしてシルバータビーの「メグちゃん」・・・グレちゃんは紅一点でした。
入院中の飼い主さんは、4きょうだいを引き離しては可哀想だと思って、全員家に連れ帰ってくれたとの事です。
 ムカイさんの家には、この4きょうだいの母猫である「雷（カミナリ）」母さん（写真左）がいます。
誤解の無いように申し上げておきますが、何もムカイさんが飼っていた時に、責任を果たさずに仔猫を産ませた訳ではありません。
既に子連れで野良生活をしていたカミナリ母さんたちが処分される危機にあると聞いて、仔猫たちは今の飼い主さんが引き取り、カミナリ母さんはムカイさんが家に迎えたという経緯でした。
飼い主さんが入院してしまった事で、グレちゃんは図らずも再びカミナリ母さんと一緒に暮らす事になった訳です。カミナリ母さん、優しいムカイさんがいてくれて良かったね。
あれだけバリエーションのある子供たちを産んだという事は、カミナリ母さんはさぞかし野良時代にはモテたのでしょう。小柄なサビ猫はオスにモテモテだと野良猫博士のミヨコはよく言っていましたが、なるほど・・・ＳＵＮちゃんの亡き母猫「ドロシー」を思い出します。
飼い主さんの家には、今は6匹のオスだけが残っています。
既に「リンリン」と「マーヤ」という女の子2匹が、ムカイさんの友人でもあり私の里親さんでもあるナカノ家へと貰われた事は、ずっと経過を見守って下さっている皆さんはご承知の事と思います。
「おちびちゃん」と「ラフ」ちゃんというまだ若いメスの2匹は、千葉で一時預かりして戴きながらご縁を待っているところです。
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| ↑おちびちゃん |
↑ラフちゃん |
女の子2匹、どちらも美形ですね。
預かりのよしよしさんは、毎日、この2匹の愛らしい様子を撮影してくれています。二人の為に欠かさず更新して下さっている>>アルバムを、是非覗いてみて下さい。
さて、6匹の男の子たち（写真下・・・こうして並べて見ると、立派なオスばかりですね。）は、毎日通って来るムカイのオバチャンに、次第に心を開いてくれている様子です。
一日に2〜3時間の触れ合いでも、そんな風に馴れてくれて来ているのは、ムカイさんの猫に好かれる人柄もあるでしょうが、猫たちはお母さんだと思っていた飼い主さんが居なくなってしまって寂しい事も確かでしょう。
今まで愛されて来た子たちです。お世話してくれているムカイさんの努力の賜で、決して環境も悪くありません。
でも、飼い主さんは治る見込みの無い病気です。最悪の場合には家は売却されて入院治療費にあてられるそうです。
そうなる前に、残った8匹に新しい、そして終の棲家を用意してやらなければなりません。ムカイさんの努力に少しでも報いる為にも、この子たちには幸せになって貰いたいと思います。
大人猫でも気長に穏やかに接していれば、必ず馴れてくれます。どうか、残った8匹に、安心出来るおうちと家族を与えてやっては戴けないでしょうか？
完全室内飼いは勿論、脱走防止まできちんとして戴ける方という条件は全国規模で考えると少し厳し過ぎるとも言われますが、私達は猫たちの為には決して妥協しないつもりです。
安全と安心が少しの手間とお金で得られるならば、完璧な脱走防止は本当に安いものだと思います。
一戸建てだろうが賃貸の集合住宅だろうが、工夫次第で脱走防止は可能です。様々な工夫のケーススタディもありますので、お迷いになったら是非SOS関係者にご相談下さい。
北九州のＳＯＳは、決して見た目が悲惨でも何でもありませんが、誠実に一日も休まずに努力を続けて取り組んでいる関係者がそこには居るのです。
どうか応援を宜しくお願いします。
昨日の日記でフラメンコの話題に触れたら、何人もの方がフラメンコ好きだとメールを下さった。それで色々と思い出した。
私が最初に勤めた企業の本社は雑居ビルの7・8階にあり、2階にはフラメンコのステージがあるレストランが入っていた。夜、残業をしていると、7階にまで「ダンダン・・・」とフラメンコを踊るステップの響きが聴こえて来たものだ。
そのステップは靴を意味するスペイン語 ”zapato”から来ていて ”zapateado（サパテアード）”というのだが、固い床を靴の踵や爪先で打ち付けるように踏み鳴らして音を出す。
一度、ご近所なのだし話の種にと、同僚と共にフラメンコのショータイムにご飯を食べに行った事があった。
激しい踊りとステップに掛け声や手拍子、カスタネットが加わるので、相当に騒がしいものだった。そしてステップを踏み鳴らす度に大量の埃がライトに照らし出されて、私達の料理に降り積もって来ていた。
今でもあの店はあるのだろうか・・・。
すぐ近くには台湾料理の【麗郷】、惣菜パンが色々と安くて美味しくて物凄く古いパン屋の【フレッシュマンベーカリー】、素晴らしく美味しいカレーを出してた【ムルギー】、そしてストリップ劇場、その向には量が多くていつも満席のラーメン屋があった。
面白いエリアだったなあ・・・我が青春の道玄坂。
でも今の私には遠くてとても行けないし、渋谷なんて都会に行ったら人ごみに酔って目が回ってしまうだろう。
思い出だけで良いのだ。今の私達には、25匹の可愛い子供たちが「どこにも行かないでよ〜」と絡みついて来てくれる、この幸せが充満しているのだから。
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テト
にっこり
Mar. 9, 2007 |
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テト
お尻アップ
（可愛い短い尻尾）
Mar. 9, 2007 |
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テト
うん？
Mar. 9, 2007 |
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覚え書きとして：
朝はトーストと目玉焼きとブラックコーヒー、たんかん。
昼は味噌煮込みうどん。
夜は千切り人参のかき揚げ、たらの芽の天麩羅でビール。その後、高菜炒飯とフカヒレスープ（インスタント）。
おやつにあんみつ。 |
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