ガラ
シリアスタッチ
Apr. 9, 2007 |
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2007年4月9日 月曜日
朝、焼きたてパン食べ放題付きのブランチに行く。
予想外に道が空いていたものだから早く到着し過ぎてしまい、9時開店を駐車場で待って入店。
淹れたてのコーヒーはお代わり自由、冷たいオレンジジュース、サラダ、コーンポタージュ、ペンネのグラタン、そして小さいけれど焼き上がったばかりの触れない位に熱々のパンを次々とサーブして貰って食べる。
贅沢な朝ご飯。
支度も片付けもせず、色んな種類のものを食べられるという幸せ。
しかも月曜日の朝だから、店は私達だけの貸しきり状態でとても静かだった。
帰り道、これまた開店直後の店で買い出しをしてから、家の近くでちょっと寄り道をして桜を観た。
マツモト先生の病院に行く道すがらの小さな公園に、古いこじんまりとした枝垂桜の樹があるのだ。
染井吉野はもうそろそろ終わりに近づいているけれど、一足遅れで満開になったこの樹を今日は是非カメラに収めたかった。
少し前から、通る度にいつも「カメラ持ってくれば良かったね〜」とか「あ〜、今日もデジカメ忘れた」と後悔していたのだが、やっと今日は実現した。本当は美しいブランチを撮るつもりだったのに、そんな事すっかり忘れて食べてしまったのだ。
枝垂れ桜には葉も出ているのに、まだ蕾もチラホラ残っていた。何と言う品種なのか解からないけれど、なかなか風情のある枝振りと花だ。
低いところの枝を全て切り落とされてしまったカワムラさんの桜と違って、この公園の枝垂桜は、その名の通り枝が低く垂れているので、花をアップで撮れた。
よく見ると花びらが「八重」である。
花弁5枚の染井吉野と比べて見ると、まるである種類のバラの花のように見えるなあ・・・と思ったら、何とサクラはバラ科だったのか・・・。
この枝垂桜は、「八重」と呼ぶには花弁が多過ぎず、「ボッテリ」としていなくて涼しげで軽やかな印象だ。間近で見たのは初めてだったのだが、なかなか清楚で美しい。
濃い紅色をし、花弁の数も大変に多く(その花を塩漬けにされる事でも知られる)、果実のように鈴生りに咲く八重桜の代表「関山(かんざん)」が化粧をした脂の乗った艶やかな熟女であるなら、こちらの八重桜はまだ化粧もオトコも知らない少女のようだ。
どんな桜も美しいと思うけれど、染井吉野より関山より今日のこの桜に俄然惹かれるものがあった。ロリータ好きだからではなくて(当たり前だ)、色や花弁の数が私の好みとしてはちょうど良い按配であるという事。
これ位の風情が、私は好きなのかも知れない。
大変に品種の多いバラの花の好みも、これと同じ傾向にある事に気づく。
つまり立派な大輪ではなく、中輪で八重咲き・淡い薄紅色の花・・・ある時期からバラに対する好みはハッキリして来た。
立原正秋はその随筆の中で、侘び寂びの精神にも通ずる、清楚で凛とした(そういう表現だったかどうか忘れたけれど)山桜が一番宜しいと繰り返し書いていたのを思い出す。
人それぞれ好みがある。
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枝垂桜
Apr. 9, 2007 |
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枝垂桜
Apr. 9, 2007 |
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枝垂桜
Apr. 9, 2007 |
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枝垂桜
Apr. 9, 2007 |
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やっと枝垂桜らしい
Apr. 9, 2007 |
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枝垂桜見上げる
Apr. 9, 2007 |
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枝垂桜全形
Apr. 9, 2007 |
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夜、顎の関節が腫れて、胸の下でおなかの上辺りに痛い腫れ物が出来た。
別にパンの食べ過ぎではないと思う。
痛い痛い。 |
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