《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ビル

大顔で小肝

May. 28, 2007
ビル

2007年5月28日 月曜日


朝晩の肌寒いこと。

とてもベランダで「夜明けのコーヒー」など飲む気にはなれなかった。

敢えて外で飲むなら、熱い甘酒かな・・・という位寒かった。





今は長時間家を空けられず遠出はとても出来ないので、大好きな地図であちこちを眺めていると、それだけで結構楽しい。

市街地を離れてしまうと等高線だけのエリアにポツリポツリと山の名前があったり、川の支流の毛細血管みたいなのが消えて行く(つまり流れの始まり)あたりを見ているとワクワクする。

蛇腹のように曲がりくねった険しそうな山の中の道、峠や滝の名前が点在するだけで殆どが狭い等高線だけの地図が特に好きだ。変わってるかな?きっと変わってるんだろうな。



以前にも書いただろうか・・・私の故郷の高校は、私が入学する前年に街外れの山の方に移転してしまったので、駅からバスが出ていた。

妹は自転車で通ったけれど、私はバスにしていた。一度自転車を借りて登校してみたら、途中でお尻の筋肉が笑ってしまった。歩いていると気づかない位、緩やかな上り坂が続いていたのだ。

勿論通学バスだけではなく、もっと奥まで通うバスもあった。

その終点を示す行き先の名前が「梅田馬立」とか「梅田馬返」となっていて、当時は何も考えずに「バリツ」とか「バヘン」と、いい加減な読み方をしていた。

「ああ、バヘン(行き)が来た」とか「バリツ(行き)だから乗っちゃえ」という具合に。思い出の中で「清楚な女学生」であったかのように変化して来ていたが、実は今と変わらない粗雑な女学生だったようだ。



本当は何と言うのだろう・・・「馬立 うまだて」「馬返 うまがえし」だろうか。

山道はいよいよ険しくなり、「馬でさえ立って進む」とか「馬もここで帰さないとその先は人がよじ登るようにしてしか進めない」という意味の地名だったのではないかと推測するものの、郷土史を全く知らないまま、東京で過ごした歳月の方が倍近くも長くなってしまった。

あの山奥は、どこの山奥とつながっていたのだろう・・・と思って地図を見る。

相変わらず狭まった等高線と、道や川を表すラインが山奥に吸い込まれるようにして消えていく描写しか無い地図だけれど、故郷への郷愁が伴うせいか何とも楽しい。



死ぬまでに一度訪れてみたいと思うけれど、多分行けはしないだろう。永遠に地図と想像の中で存在する、神秘的な手付かずの山々・・・

そこには名も無いような谷川や滝が存在し、果てが無いと思える程に連なる山々が続く。しかし、やがて山を抜ければ知らない土地の市街地へとまた出てしまうのだ。そしてやがては日本海へ・・・。

子供だった頃の私の全世界は、ほんの半径数キロでしかなかった。あの山々の向こうに、また人の営みがあるとは到底思えなかった。



今では東京どころか、多摩川も越え、横浜の山の中にに住む。思えば(これですらかなり)遠くへ来たものだ。






明日は色々と出掛ける用事があるので、今夜はみっちり仕事をする。

徹夜になるかも知れない。何たって涼しいうちにしかPCが酷使出来ないのだ。



しつこいようだがPCの不調は続いている。

メールチェックした直後、いつの間にか接続が切れていて送信が出来ないで再起動。再起動しても繋がらない事もある。



これって本当にPC側の問題だろうか。

Yahooの回線や機器に問題は無いのだろうか・・・と疑問になってきた。

しかしサポートに電話などしても、判で押した対応しか返って来ないので意味が無いのも解っている。

モア

おめめクリクリ

May. 28, 2007
モア
ぶーちゃん

ガン飛ばし

May. 28, 2007
ぶーちゃん

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