メラ
乙女なのに・・・
Jun. 23, 2007 |
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2007年6月23日 土曜日
先ず、一昨日の丑三つ時に起きた背筋も凍るような恐怖の出来事から記しておこう。(本当は最もお伝えしたい「チャップマン改め陽太」の様子は、>>こちらでご確認下さい)
6月21日は、午前2時半頃ベッドに入ったものの、リウマチの関節の痛みと「五十肩」の痛みで、眠いはずなのに眠れない。
どこに足を置けば一番楽なのか、どういう体勢をとれば肩や腕の痛みが少しでもマシなのか・・・モゾモゾと動いていた。
そして足元のゴマのシッコ枕とローラーマッサージ機の隙間に左の足先を入れた途端、微かに左足の指がチクンとした。
え?と思っているうちに、どんどん痛みが増してくる。
それはピリピリからジンジンに変わり、思わず飛び起きて(その弾みで五十肩の関節や筋が激しく痛んだ事も付け加えておこう)電気をつけた。
恐る恐る足を差し入れた辺りを見ると、黒っぽくて細長いものがチョロチョロッと動いた。
心臓が凍りつく。しかし放置は出来ない。
手近にあったクッションでその場を押さえ込みながら、「こうちゃんっ、ムカデに刺された!」と叫ぶ。正確には「噛まれた」と言うべきなのだろうが、慌てているからそんな理性は働かない。
ムカデはこうちゃんがよしなにしてくれたけれど、私の足はジリジリと痛む。
特に傷口は見当たらず、腫れている感じもしないのだが、切れないナイフでそっと、そしてしつこく切りつけているような痛みが続く。やがて、刺された辺りの指の骨までが痛み始めた。
どうして良いか解らずに、とりあえず「キンカン」なんか塗ってみる。翌朝になっても痛むようだったら、病院に行く必要があるかな・・・と思いながら寝直す事にしたのだが、次第に息苦しくなってきた。アナフィラキシーか?
幸い、午前中には軽い火傷の痛み程度に落ち着いたので、病院へは行かず、チャップマンの譲渡で動物病院にだけ行ったという次第。
ムカデは、この家ではお馴染みの虫だ。
家の周りに人の手の入る事の無い藪が幾つもあり、小規模ながら森や鬱蒼とした斜面が直ぐ脇に残っている。
人が入っていけないような斜面ゆえ、日の当たらないジメジメした、落ち葉が降り積もって腐葉土と化した場所もあれば、僅かながら湧き水のある場所もある(そのまま下水にサヨウナラ・・・という、まことに味気ないものだが)。
勿論、エサとなる小さな虫もたくさんいる。ムカデにとって、これ以上の生息環境はないのではないかと、ムカデの生態を知れば知る程そう思う。
うちの周辺はムカデ天国!自慢すればする程、みんなの気持ちがひいて行くのを感じるね。
しかしムカデだけじゃない。狸やアライグマだって棲息しているし、ゲジだろうがヤスデだろうが、ゴキブリだってダンゴムシだってウヨウヨいる。
ここは私の群馬の実家より遥かに田舎、遥かに山の中なのだ。
私はこの家に越して来て、生まれて初めてチャドクガの毛虫にも刺されたし、オケラの鳴き声も初めて聞いた。野生の狸やアライグマをこの目で見た。それも何も自然と触れ合いに遠出した訳じゃない、家の前でだ。
毛虫、ムカデ・・・ときたら次は何だ?まさかマムシやサソリはいるまい。
その容姿だけで、ムカデを嫌う女性は多いだろう。
ゴキブリほどポピュラーではないにしても、固くてタフな体に素早く這う動きはムカデとゴキブリの共通項だ。どちらも理屈ぬきで「キモチワルイ」「怖い」と言う人が殆どだろうと思う。
私だってムカデは怖い。噛まれずとも、その長い体とたくさんの足、素早いトリッキーな動きを見ただけで背筋がゾゾゾとする。
生き物全てを愛する事が出来たら、それは素晴らしい人だろうが、私はそこまで博愛主義には至らない。但し無闇に殺生をする事は避けたい。
だから、カワグチは猫の命は助けてもゴキブリやムカデ、毛虫を嫌ってけしからんと言う人達に、それらを捕獲したら生きたまま贈呈したいと思うのだが、如何だろう。私がしてやれない分、どうか大切にしてやって下さい。
ムカデが家の中へ侵入するのを防ぐ薬剤もある事は知っているが、とてもそんな毒性のあるものを家の周りに撒けない。ゴキブリ駆除だって、毒性のあるものを置きたくはない。
もしも毒を食べたゴキブリやムカデを、間違って猫が食べたりしたらどうなるのだ。毎年、夏になるとゴキブリとムカデは猫たちの格好の標的になり、死骸や残骸を幾つも発見する。
何故にゴキブリが残骸に?た、食べちゃったの?といつも情けなく思う。
ムカデもゴキブリもサッシの窓の下の僅かな隙間からでも入り込めるらしいから、実際には侵入を防ぐ事は不可能だろう。
しかムカデを2階で発見したのは初めてだった。いや違うか・・・2度目だ。先日、向日葵の花びらの上に1匹鎮座していたのだ。
これも怖かった。花束に付いたままお越しになったのか、うちの住人(ムカデだけど)だったものが思わずまったりと向日葵を愛でていたのか・・・そのどちらであるかは解らない。
あの時も殺生をするのはどうにも忍びなく、ワリバシで摘んで外に逃がした。
ムカデはペアで行動するというから、もう1匹必ずどこかに居ると思っていたけれど、まさか私達のベッドに居たなんて。
こうちゃんが中学生の頃、1階で寝ていて枕の下に手を差し入れた途端にチクッとして、見るとムカデが居たと言う。こうちゃんもムカデに噛まれた経験があったのだ。
その時のムカデは相当に大きかったらしいが、一昨日のムカデは体長3センチ程の小さなものだった。だから毒も少なくて済んだのかも知れない。
今回の騒動では、ムカデに気づいたジャムは部屋の反対側へと逃げてしまった。ペリーやガラのようにムカデ退治する気はさらさらないらしい。
いいよ、噛まれたら大変だものね。外で暮らした経験の無い箱入りお嬢様だものね、ジャムは。
それにしても、ペリーたちは噛まれていないのだろうか、いつもムカデの死体はペシャンコに潰れているけれど、猫の肉球で一度や二度叩いた程度で、あんなに固いムカデがペシャンコになるとは到底思えない。
一体どれ位叩いているのだろう。本当に全く噛まれてはいないのだろうか。心配で仕方ない。
そしてムカデもゴキブリも、戦闘態勢に入ったたくさんの猫に囲まれると、すくんでしまって動けない事も知った。目で見て判断が働くのか・・・
人間を怖がっている様子は無いのに、猫は怖いのか。そりゃあ猫は人間と比べたらずっと優秀なハンターだろうけど、人間は様々な武器を駆使する事もあるのだ。
ムカデ除け(本当は「避け」)のハーブか何かで、猫には無害というものはないものか。
いつぞやも書いた事だが、どうかゴキブリやムカデのコミュニティーで、あの家には獰猛な猫がたくさんいるので近づかない方がいいぞ・・・という情報が行き届いて欲しい。
棲み分けするのが、一番平和な解決方法なのだから。
恐怖の夏の夜はジタバタしているうちに直ぐに明け、翌日は「オレンジの天使」を送り出すという一大イベントで胸が一杯で、折角の千載一遇の体験は、今日こうもしつこく書かれる羽目となった訳だ。
毎度、お退屈さまでした。
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メラ
こんな風だったり
Jun. 23, 2007 |
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メラ
こんな風だなんて
Jun. 23, 2007 |
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メラが3きょうだいの中でオス2匹をぶっちぎりで引き離し、異常に大きい事は既に周知の事実だが、タキザワさんちの保護猫の「紗々」ちゃんは、どうやらもっと大きいらしい。
うちのメラは体重計に乗せられないので(そもそも触らせない)正確な体重は解らないけれど、デブ猫に経験豊富な目で見る限りは、8キロは超えているだろう。
しかし紗々ちゃんは、どうやらぶーちゃんクラスらしいのだ。すると9キロ10キロのメスという事になる。
この紗々ちゃんも、他のきょうだい3匹は全てオスだ。そしてオスたちは普通の大きさらしい。そして置きエサもしていないし、余分に食べている訳でもない。そんなところも同じだ。
不思議な、大きなメスたち・・・しかも紗々ちゃんはまだ1歳になったばかりなのに「ぶーちゃん級」・・・恐るべしタキザワ家。。
だからと言って、メラが小さいと言っているのではない。ええ、メラは大きいですよ、異様に。 |
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チャイ
あ〜ビックリした
Jun. 23, 2007 |
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