カワムラさん
今朝は苦しかったよ
Jul. 12, 2007 |
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2007年7月12日 木曜日
夜明け頃、カワムラさんの調子が落ちている事に気づいた。
いつも朝一番に食べるa/d缶を全く食べない。
目つきも虚ろだ。
少し時間をおいては次々と色んなフードを、色んな与え方で試すが、全く口をつけない。
フラフラと頼りない足取りでトイレには行くものの、大量にオシッコをするだけだ。
朝一番で病院だね・・・と話す。
モアも、遂にまた食べられなくなって来た。
大分前から、痛みが増しているのは解かっていた。
撫でながらこうちゃんが真言を唱え続けて、やっと規定量を食べてくれていた。その所要時間40分以上。
真言を唱えてやる前までは、撫でて無理矢理食べさせようとすると、嫌がってパンチを繰り出していたのだ。
あの気の良いモアが。余程、痛かったのだろう。
という事で、モアとカワムラさんの同時通院。
雨が降り出す前に行って来られて良かった。しかも一番乗りで、あまり待たずに済んだ。待ったのは先生たちが病院まで来る間、シャッターが開くのをひたすら待っただけ。
驚いた事に、数日前3キロになったカワムラさんが、3.1キロに増えていた。そして40日前には4.9キロに落ちていたモアが、5.1キロまで戻していた。
ほんの少しだけれど、この短期間での体重増はなかなか得られなかった事なので本当に嬉しい。
毎日、一緒に苦労して少しずつ食べ続けて来た、その苦労の甲斐があったかな。本当に毎日、刻一刻が綱渡り、薄氷を踏む思い・・・食べる方も食べさせる方も辛かった。
でも、まだ終わりではない。戦いは続くのだ。そう、いつまでだろうが続いて欲しい。
このひとときも私達の生きている時間、カワムラさんやモア、そして他の可愛い子たちの生きている貴重な時間なのだから、辛くとも享受しているつもりだ。
良い時ばかりではない。
苦しい事の方が多いかも知れない一生だけど、共に生きているこの時間を有り難いと感じ、大切にして、そして幸せだと思って過ごさないと後悔が多くなるだろう。
生きているからこその苦労だ。
楽しんでしまえ。
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カワムラさん
パパに手をあてて貰う
Jul. 12, 2007 |
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カワムラさんもモアも、今回は午後には自力で食べ始めた。
凄い回復力、素晴らしい生命力。
私達は、何度この子たちに救われて来ただろう。
救ったのは私達ではない、私達が救われているのだと、今日も改めて思い知る。
モアもカワムラさんも、奇跡の猫だ。
モアが口内炎という形でエイズを発症して、もう2年3ヶ月が過ぎた。
ここまで頑張れるとは予想していなかった。
色んな試みが功を奏しているとも思うし、モアが私達の気持ちに応えようとして頑張っているのも感じる。
カワムラさんだって、あと数日で死んでしまうだろうと思って連れ帰った猫だった。
何度も死にかけては復活し、特にこの1年は私達が生きた心地がしない程、繰り返し危篤状態に陥っては復活してくれている。
それでも、少しずつ「そのとき」は近づいているのだ。
それはカワムラさんに限った事ではない。全ての生きとし活ける者は、この世に生まれ落ちた瞬間から、死へのカウントダウンに入る。
時間は容赦ない。
だから何度も自分に言い聞かせるように、ここでも繰り返し書く。
生きている時間には限りがあるからこそ、今、この時を大切にしないといけないのだと。
具合の悪い子はいるわ、私も具合悪いわ、ご相談は多いわ・・・で、目まぐるしい数日を過ごしていて、すっかり日記を更新しないでいた。
思うまま書き留めてはいたのだけれど、写真を処理したり出来ないでいた。
それにしてもご相談件数が多い。
誠実な方に対して、丁寧に誠実に対応したいと思う。
不思議と、こういう時の方が仕事もはかどっている。集中の度合いが違うのかも知れない。
ご飯も作る。そしてしっかり食べる。
じゃが芋とタマネギとワカメの味噌汁、久し振りで凄く美味しかったね、こうちゃん。だけど後から喉が渇いて、アールグレイのアイスティをガブガブと飲む。
身体、冷えません。一日中緊張していたせいか身体の中から燃えてます。プールに飛び込みたい位、火照ってます。
だけど疲れたので、もう寝ます。
あと1時間半もしたら起きます。
明日も予定が色々と入っていて忙しくなりそうだけれど、痛いところを抱えつつも元気で頑張れる事が嬉しい。
神様ありがとね〜!(馴れ馴れしい)
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カワムラさん
お水はガブガブ
Jul. 12, 2007 |
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