《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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リマ

アタシは北国の出

Jul. 15, 2007
リマ

2007年7月15日 日曜日

さて、昨日から引っ張ってしまった「とんでもない事態の発覚」について書き残しておくかな。

本当は思い出すのも面倒臭いのだけれど・・・。





それは、ゆうパックで送ったある荷物の不着から始まった。

配達希望日、一日中待っていたのに届かなかったというメールが深夜に届いた。市内なのに何故?

今までこんな事は一度もなかった。しかし過去に一度もなかったからと言って、今後も起きないという保証は無い訳だ。

書留小包で送るほどではないが、大事なものだけに紛失したらとても困る。



小包番号から追跡サービスで調べたところ、以下の内容が判明した。

「7月13日 14:56 ●郵便局 引受」
「7月13日 21:59 横浜郵便集中局 通過」
「7月14日 03:17 横浜●郵便局 到着」

そして現在の状態は「お届け先休日等のため保管」
「配達予定日:7月15日」

個人宅で「お届け先休日」なんて有り得ないし、実際一日中お待ちに下さっていたのだ。



不在票も入っていない事を確認した上で、郵政公社のサイトから調査依頼と苦情を送信した。

本当は配達局に電話して「どうなっているんですか?」と言いたい。でも生憎、丑三つ時なのだ。一旦は、インターネットで調査依頼をかけて、朝になったら電話もしよう。



そして朝になるのをそのまま起きて(そのままったって、やる事は一杯あるのであっと言う間だが)待ち、配達局に電話を入れた。

さあ、そこからが長かった。



電話を受けてくれた女性は、配達員に確認後、直ぐに電話をくれた。配達員曰く、記載されていた住所のマンションはあっても部屋が見つからずに持ち帰ったとの事。

しかし住所にもマンションの棟番号にも部屋番号にも記入間違いは無い。受取人はヤマト便の荷物は届いているし、普通の郵便物もちゃんと届いていると言う。



私も簡単には引き下がらず、部屋が解からなかったら何故電話をしないのか、何のために電話番号が書かれているのか、宅配便の荷物など住所の記載ミスで訪ね当たらなくてもちゃんと電話をくれるのに・・・と言ってみるが、受取人への電話連絡は難しいものがあるのだという説明だった。

ならば、「お届け先休日等のため保管」という報告の入力はどういう事なのか、結果的にはこれは嘘の報告になるのではないかと問い質すものの、配達員のミスだったようですと言われてしまったら、それ以上は何も言えない。



ここで言う「配達員」とは、郵便局の職員の事ではない。小包の配達は、外部の業者が請け負っているのだ。

その会社の社長にも、郵便課の上司にもきちんと今回の件は報告しておきます、大変申し訳ございませんでした、既に配達担当者は荷物を持ち出して再配達に向っておりますので・・・と電話窓口の女性はとても誠実に対応してくれている。

お客に対して問題をタライ回しにせず、ここまできちんと対応してくれたら、それ以上の苦情は言えない。むしろ色々とお手数をお掛けして申し訳ありませんでした、有り難うございましたと言って電話を切り、この件は終わりになると思っていた。



しかしその時点から1時間半経過しても、まだ配達が完了しなかった。

やっと配達された時点で受取人から連絡を貰ったのだが、どんな配達担当者か観察して教えてね・・・とお願いしておいた。

「若い子でした。ろくに謝るわけでもなく、今、既に向かっていると電話があってから随分と時間がかかったように思えます。」



そうこうしているうちに、電話窓口の女性の上司と名乗る男性職員から電話があり、謝罪するでもなく、「なにやらこんな事があったという事で・・・」等と、いかにも嫌々電話をしている感じで話す。

ああ、こんな職員もいるのだろうとは思うけれど、イメージを落とすよな、これじゃあ。





実は私・・・以前ある一時期、短期間だけなのだが、失業中にある集配局の郵便課でアルバイトをした事があった。

ちょうど今回の電話窓口の女性のように不在配達票の連絡を受けて再配達の段取りをしたり、不着であると訴えるお客の電話があれば受領証を倉庫に探しに行ったり、ちょっとした集計業務をしたり・・・



その時に、出勤はして来ているものの仕事をしているようには一切見受けられないばかりか、勤務時間内に度々席を立っては飲酒している課長代理のオヤジが居た。

そんな事がまかり通るのか?

勿論、内部でも問題に感じている職員は居たけれど、それで飲酒オヤジが辞めさせられるような事態には至らなかったようだ。驚いた。



しかし、勿論そんな不届き者ばかりではない。

郵便局には保険や貯金、郵便・・・と様々な役割の部署があるけれど、私が毎日接していた郵便課の職員たちには、そろそろ民営化の計画が浮上していた頃ではあったのだが、郵便局ならでは果たせる機能があるという使命感や誇りを持って、生き生きと働いている若い男の子たちがたくさんいた。

20代前半位の若手の男の子たちが、ある日、珍しくスーツ姿で「これから研修に行って来ます」と、ちょっと誇らしげに、ちょっとはにかんで、古いオフコンをいじっていた私の所までわざわざ挨拶に来てくれた。

「みんな、スーツ似合ってるじゃん!」「頑張って、行ってらっしゃい」と、まるで寮母さんのように送り出す。

礼儀正しく、精神が清潔で、キビキビとした明るい可愛い若者たちだった。



元々、郵便局という存在や機能が大好きだったのだけれど、こういう子たちがいる郵便局には明るい未来があると単純にそう思えた。

それまでずっと民間企業しか知らずにいたけれど、郵便局員、いいぞ!と思った。





だけど何だ、電話をしてきた課長代理は?

電話に出たのはこうちゃんだったけれど、事の一部始終は把握していたので、「一体このお電話はどういう目的のお電話なんですか?」と問い詰める位、内容の無い電話だった。

「謝罪ではないのですね?」とまで言っていたので、こうちゃんはかなり怒っていたようだ。

郵政公社のサイトから苦情と調査依頼した件では、謝罪の文章と当該郵便局で調べてご連絡させますという内容のメールが届いたけれど、その「ご連絡」が先の上司の電話で済まされてしまったのだとしたら、客をなめているとしか思えない。



そして、配達請負会社の社長からは謝罪の電話があった。

意外と若い声で、現在お中元の繁忙期である事、それでアルバイトを使っていた為にモラルが低下していた事などを認めていた。

しかし配達員は、特に悪い事をした自覚はないらしい。そんなバカタレは直接話をして苛めてやりたかったけれど、それは叶わなかった。



それでも、もういい加減おしまいにしたかった。

この忙しい時に、時間を浪費し過ぎだ。電話の相手が代わる度に、事の経緯を説明し直し、神経を遣いながら正論を言うのも疲れる。



しかし、受取人のその後のメールを読んで、完全にブチ切れた。

「そういえば、配達員はホントに嘘つきです。朝、受け付けの女性からの電話では…棟番号と部屋番号が抜けていたので、川口様に再確認したと伝えられてましたが、双方に言っている事が違いますよネ。それに荷物の宛て名にも、しっかり(棟番号)−(部屋番号)と記されていて、消えたり見えない訳ではないので、やはりただの言い訳ですね」



郵政公社にも再度メールをし、ミスがある事は一定の割合で起き得るだろうから仕方ないとしても、ミスを客のせいにして済まそうとした事は断じて許せないと伝えた。



何故そこまでする?荷物のお届けが一日ずれ込んだだけだろう。

市内で60サイズの小さな小包、持ち込み割引適用だから、たったの500円で届けてくれるのだ。結局、ちゃんと受け取れたのだから良いじゃないか。

そう思う心が、物事をどんどん緩くしていく。

ここはきちんとケリをつけよう。面倒臭いしストレスだけど。



そして自分を奮い立たせる。再度、自問自答してみる。

事態を大きくしているのは一体誰なんだ?苦情を言い、真相を追究した私なのか?

違うだろう。その場凌ぎの嘘で切り抜けられると思った人間がいるはずだ。

嘘つきは泥棒のはじまり。どんな人間なのかは推して知るべし。





でも、もう疲れたよ。

所詮、仕事に誇りを持てない人間には何を言っても無駄だ。

これ以上追い詰めて逆切れされ、住所を知られているだけに家に火でも点けに来られたら困る。監視カメラはあるけれど。





私は郵便局を愛しているという自負がある。

かつて余裕がある頃には記念切手が出れば長年、毎回シート買いし続け、お金を預ける先も郵便局だし、懇意にしているヤマト便に頼まずゆうパックを愛用する者でもある。

だからこそ言うべき苦情は言い、機能や質の向上に役立てて欲しいと願う。



何も苦情を言わずに別の業者に乗り換えてしまえば事は簡単だけど、私は郵便局がいつまでも身近に存在して欲しいと願っているし、利用してこその客だと思っている。

「クレーマー」として嫌われようと、局内で指導が不充分な部分があれば客に鍛えられる事で成長して欲しいと願い、気づいた事は言い続けるだろう。

そして今後も、受取人の顔を思い浮かべながら綺麗な小額の切手をたくさん貼って荷造りをし、ゆうパックを利用し続けるつもりだ。



「大好きな郵便局」というのは嘘ではないのだから。





後日談として:

結局その後なしのつぶてだったので、再び郵政公社にメール。

「このままうやむやのうちに済まされてしまうのでしょうね」と皮肉を書いておいたら、再度、当該局から対応させますとの返事。

そして今度はきちんとした謝罪と、指導を徹底致しましたという電話が集配課か郵便課の課長さんから入って、それでおしまいとさせて戴きました。

ゴマ

そう言えば私達・・・

Jul. 15, 2007
ゴマ

浜川崎出身の猫が圧倒的に増えてしまった我が家・・・鶴見出身の猫は、ゴマとカワムラさんだけなのか。

カワムラさん

同郷だったな

Jul. 15, 2007
カワムラさん

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