モア
復活待ち
Aug. 12, 2007 |
|
2007年8月12日 日曜日
庭の葡萄棚は、猫部屋の良い日除けになってくれているので有り難いのだが、葡萄の実をたくさん付けるのが厄介だ。
だいいち棚が高過ぎて手入れがし難いので、間引いて大きく結実させる事などが出来ない。
熟すとそれなりに甘い香りがするので、スズメバチがどこからともなく続々とやって来る。
熟して落ちると、やがて庭がワイン蔵のような匂いになる。そして人工芝の上で踏み潰してしまうと、掃除がとても大変だ。
かと言って、食べてもあまり美味しくないのだ。
一応、私の大好きな「巨峰」だという事なのだが、色づきもイマイチ。先代が植えたものだが、所詮食べようとして植えている訳ではないので、それ以上、研究したり手入れをする気持ちが2代に渡ってなかったのだ。
という訳で、今年は花が咲いて実る前に切り取ってしまいたかったのだが、忙しくて手をつけられずにいた。
暑くなってきたら、どんどん実が大きくなって来ている。このままではマズイ。
今年知り合った市内の猫友達の息子さんに葡萄狩りのバイトをしないかと持ちかけたところ、二つ返事で「やる」と言ってくれた。
まだ中学3年生なのでバイトは禁止されているらしいから、労働して貰ったご褒美にお小遣いをあげるという事ならば良いだろう。
最初は時給2千円と考えた。長期のバイトではないし、単発の、しかも僅かな時間で終わる仕事だ。外での肉体労働でもあるし、高くはないと思う。
便利屋を頼むより遥かに安い。
でも、報酬は一人分のままで良いので友達と二人でやりたいという希望だったので、それならば5千円の成功報酬にして、頑張って1時間で終わらせればちょっと高給、5時間掛けたら暑い中でのお遊び・・・どちらになるか、選ぶのは少年達自身だ。
しかし責任を感じたお母さんがみっちり付き添い、監督お手伝い付きという結果となってしまった。
可愛い二人の少年は、ましら(猿)の如く身軽で、真面目によく頑張ってくれたと思う。
少年たちの礼儀正しさや如才ない可愛らしさもさる(猿ではない)事ながら、イオちゃん(猫ではない)のお母さんぶりには感動してしまった。大変だなあ・・・母親って。
でも、息子さんは長じたら良い営業マンになれるとこうちゃんは言っていた。人と目が合うとニッコリ出来るし、屈託の無いいい子なのだ。
虫避けスプレーをしてあげると、「何から何まで有り難うございます」なんて言う。可愛いじゃないか、茶髪の中坊。見た目はまだ子供だけど、ちゃんと教育されている。
お友達もなかなか育ちの良いおっとりした感じの良い子で、茶髪がトカゲを捕まえて遊んでいると、「ダメだよ、そんな事しちゃ・・・」なんて言う。可愛いね。どんな親の子だろう。
真昼では暑過ぎるだろうと思って朝から始めたとは言え、ずっと外で付き添っていたお母さんはさぞや暑かったでしょう。
しかも、お母さんが一番背が高いものだから、脚立に上っても少年では手が届かなかった部分の葡萄は、お母さんが手際よく切り取ってくれたりして・・・
約2時間で、70リットルのゴミ袋2つ半が一杯になった。
捨ててしまうのは勿体無いかも知れないけど、今回はゴミとして出す。
もう少し熟して甘ければジャム(猫ではない)にでも出来たかも知れないけれど、忙し過ぎて・・・ジャム作りはもう良いんです。ああいうものは作るのだけが楽しくて、結局ろくに食べやしないのだから・・・。
戦利品と共に記念撮影しておしまい。
本当にお疲れ様でした。
中坊もお疲れ様だけど(炎天下で甲子園で試合したり応援している高校生もいるのだし、炎天下で部活している中坊もいる事を思えば、一応日除けの下での作業だから幾らかはマシだと思う)、お母さんが大変でしたね。
来年も、今度は保護者の監督無しでやってくれるかな?来年はもう高校生だから、ちゃんと二人とも雇うよ。
|
|
少年たちピース
Aug. 12, 2007 |
|
少年たちと葡萄
Aug. 12, 2007 |
|
|
前日の「猫雑記」へ |
|
翌日の「猫雑記」へ |
|
|
|
note |
Click erch picture
please |
北九州のSOSの
チラシ印刷と配布に
どうかご協力下さい。
詳しくは>>こちら
ディックとサム
里親募集中!
ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ |
|
|