猫雑記20070825

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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れかさん来訪
（以下6点）

Aug. 25, 2007

2007年8月25日　土曜日

このクソ暑いさなか、どうしてクソ暑い大阪で「世界陸上」など開催するのだろう？

選手は可哀想だ。

どういう基準で時期を決めているのだろう？謎だ。

そんな暑い中、遠くから「れか」さんご夫妻がやって来た。

先日宅配便で送って下さったばかりなのに、又しても裂いた新聞紙たっぷりと、岩手から届いたばかりの「大角豆（ささげ）」を持って・・・。

ご主人の総一郎さんとは（お名前だけは前から存じていたものの）初めてお会いした。私が初めてなんだから、猫たちは勿論初対面だ。

なのにいつもは隠れてばかりのテトもガラも出て来て、カワムラ部屋は全員が見て貰えた。猫が好むタイプの男の人なんだろうな。ペリーも調子付いてガブガブ噛んでいたし・・・。

昨日よりぐっと調子が上がったカワムラさんなど、れかさんの背中に乗って寛いで見せたり、さんざん私達4人の中心に陣取って自分をアピールした挙げ句、堂々と気持ち良さそうに眠ってしまった。

楽しかったんだね、カワムラさん。私達も楽しかったよ。

カワムラさんは結構自分勝手で気侭で我が儘で、やっぱり最高に楽しい猫だよ。

そしてフォトジェニックなれかさん・・・ただ綺麗なだけじゃない、自然な感じで豊かな表情がクルクルと変わって、被写体として素晴らしい。

しかもこんなに美しいのに、喋るとゆったりおっとりのんびりしていて、そう、「瀬川瑛子」が入って来るようだ。あんなに「牛」じゃないけど、兎に角、物静かだし穏やかな性格なのだ。

だから尚更猫たちにも好かれるし、れかさんちの猫たちもみんなおっとりしたいい子なのかしらね。

総一郎さん、いい嫁を貰いましたね。

総一郎さんは研究畑のイガクハカセで、運転がきびきびとしていて上手だった。

また次回、今度は偶然同い年で同じ大学出身の、Ｓ田夫妻もご一緒にお会いしましょう。もう少し涼しくなったら・・・。

余談として・・・

お二人がうちに来る道中、直ぐ近くまでいらしてから道に迷って電話を下さったのだが、私が説明しているさなかに、町内会の者だと言って誰かががお二人の車に因縁をつけて来た。

坂道はいまどきまだ「私道」のままなのだが、町会で建てた「駐車禁止」の標識と下からの侵入を禁止する標識がある。住民は坂の下から上がっても良い事になっているが、通り抜けを禁止している傲慢な町内会なのだ。

それを笠に着て、住民の家を訪問しようとしているお客にまで因縁をつけているらしい。

私が電話で、坂の下まで下りてしまったのであれば、上がって来ても大丈夫です・・・と伝えたのだ。道路交通法に違反はしない。私道なのだし、住民の家を訪ねる限定された状況なのだから・・・と。

電話の向こうでは、ガンガンとまくしたてる男の声が聞こえていた。

携帯電話は繋がったままなので、私に代わって貰うようれかさんに言ったのだが、一方的に大声でまくし立てていて、れかさんの言葉など聞いちゃいない。

あまりの剣幕に、これではラチがあかないし、一体誰だろうと思って急いで現場に駆けつけたら、あの非常識なピアノじじいだった。

夜明けと共に1台分しかない自宅の駐車スペースから何台もある古い車を出し入れしては、あちこちに一晩中路駐して駐車場代を節約しているピアノじじい。

無人のアパートとは言え、敷地内に入り込んで、私が窓を開けた音に驚いてそそくさと退散して行ったピアノじじい。

「カワグチさんは、スバルにご親戚でもいるんですか？」と初対面でいきなり話し掛けて来たピアノじじい。親戚でもいない限りはスバル車など買うものじゃないとばかりの失礼な事を平気で言って、自分の娘が日産に勤めていて、マーチは凄く速いと自慢していたピアノじじい。

マーチが速い車かどうかは知らない。きっとマーチも良い車なのだと思う。だけど、どういう神経で、そういう事を平気で言えるかな。

はあ・・・うちのインプレッサは250馬力しかありませんから・・・と言ってやったさ。

ああ、だけど全く同じ事を亡き舅がしていたっけ・・・と思い出した。

暇を持て余して徘徊しては、お目付け役のつもりで車を通せんぼしたり、近所の人の出入りを皮肉な笑いを浮かべてはジロジロと眺めたり・・・。

それはタクシー運転手たちにも有名な話で、いつぞや出張帰りにタクシーに乗ったこうちゃんが行き先を告げると、あの坂は一方通行で頭のおかしい爺さんがいて通せんぼするんだよね・・・と言われ、私の父親ですとは言わなかったものの、オレは恥ずかしかったよ・・・と言っていた。

つまり晩年の舅同様、この人もかなり精神に異常をきたしているのかも知れない。

いつもニヤニヤしながら、私達が車を出すのをジロジロ見ているし、やけに大声を出すし・・・。

兎に角、うちの大事なお客に嫌な思いをさせてくれたピアノじじい、ありがとね。この恩は忘れない。

是非、お礼したいけど、ああいうタイプは突然キレるから怖い。

うちの舅も死んだし、舅に恨みを抱いていた向かいの爺さんも死んだ。

いずれピアノじじいも私より先に死ぬはず。

私は長生きしなくちゃ。

れか＆カワムラさん

Aug. 25, 2007