《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

俺は楽しいらしい

Sep. 5, 2007
カワムラさん

2007年9月5日 水曜日

台風9号、関東地方に接近中。

断続的に雨が降り、かと思うと突然カッと晴れる。そして蒸し風呂のように暑い。しかし「蒸し風呂」とは古い言い方だな。



こんな日は、カキ氷が食べたくなる。豪華に「白玉クリーム宇治金時氷」が良いな。

思うだけで、どこへ行けば食べられるのか解からない。甘味処は近場に無いから、ファミレスだろうか?もう夏のメニューは終わっているだろうか?



昔、私がまだ子供だった頃には、夏だけカキ氷屋になる店が家の近くにあった。カキ氷以外のメニューは無かったと思う。

・・・と書くと、ずっと地元に住んでいる妹が「お姉ちゃん、あの店は本当はおでん屋です」などとメールを寄越すかも知れないが、私の記憶では夏しか店を開けていなかったように思う。



祖母がとても暑がりで、よく一緒に連れて行ってくれたっけ。勿論、店にはクーラーなどついていない。そもそもあの当時、クーラーなんてうちの町では見た事も無かった。

暑いと言っても、今ほどは暑くなかった。最高でも33度、しかもそんな日は一夏に何日も無かった。せいぜい30度か31度が「暑い」日で「プール日和」だったのだ。プールは嫌いだったけど。

そして日陰に入れば、結構涼しかった。あちこち開け放った昔の家屋では、風が入って来れば扇風機も必要なかった。

当時は子供だったから外食なんかした事が無いけれど、多分そこいらのレストランや食堂でも、せいぜい扇風機が回っている程度だっだろう。

そんな暑さの中で食べるカキ氷だから美味しかった。エアコンの効いたファミレスでカキ氷なんか食べても、寒くなるばかりだ。



あの当時、私は白蜜だけ掛けた「スイ」を食べていた。

黄色い「レモン」や真っ赤な「イチゴ」はちょっと毒々しくて、しかもレモンやイチゴの味などしなくて、また「練乳」だとちょっと甘過ぎて(しかもちょっと高いので)、結局、砂糖水を掛けた「スイ」なんか有り難がって食べていたのだ。

でも不思議なもので、カキ氷に砂糖を振り掛けても、あの味にはならなかった。何故だろう?当時はまだ「チクロ」なんかも使われていたから、業務用の「白蜜」には何か砂糖以外のものが混じっていたのかな?



「カルピス」だってちょっぴり贅沢品だった時代だ。

粉末の「ジュースの素」の大袋が売られていた時代だ。

うちは父親が家電の企業に居たので早くから「電気冷蔵庫」があったけれど、近所ではまだ木製の氷を入れる冷蔵庫だってあった時代なのだ。

物凄く昔の事のようだが仕方ないよな・・・実際、半世紀も前に生まれたんだものな、私。



あのカキ氷屋の店名は忘れたけれど、店のオバチャンは「キミちゃん」だったと思う。そうだよな、記憶力の良い妹よ?

キミちゃんが削る氷は、雪のようにフワフワで優しい口解けだった。

それをわざわざ手の平でギュッと押し固めて食べたっけ。そうでないと、スプーンを入れる度に、雪崩が起きて、器の外にこぼれ落ちてしまうから。

しかし、やっぱりカキ氷は掛かっているシロップよりも氷の削り具合が「命」だよな・・・と思う。ここ何十年もカキ氷など食べた事が無いくせに、懐かしさも手伝って堪らなくカキ氷が食べたい。



でも今は「スイ」じゃなくて、白玉クリーム宇治金時が食べたいのだ。

まったく、この子は高いモン好きで贅沢なんだから・・・と、祖母が草葉の陰で言っているような気がする。






この台風の低気圧の影響を、カワムラさんが受けないでくれる事を祈る気持ちだ。頑張ろう、カワムラさん。私も頑張るから・・・

でも私はあちこち痛い。痛い痛いと言いたくないけれど、あちこちが痛い病気なんだと改めて実感する。

「全身性エリテマトーデス」をウィキペディアで見ると、面白い記述があった。その部分だけ引用すると・・

患者は一生この病気と付き合っていくことになる。しかも患者がどれほど努力して治療に協力していてもなお、急激な病気の勢いの増悪(「フレア・アップ」と呼ばれる)がおきることもあれば、適当にやっていても何も起こらないものもいる。
「全身性エリテマトーデス」の参考文献情報
ページ名: 全身性エリテマトーデス
著者: Wikipedia の執筆者たち
発行者: 『Wikipedia』
更新日時: 2007年8月25日 06:13 (UTC)
取得日時: 2007年9月6日 23:32 (UTC)

適当にやっていても良いかも知れないと思うと、凄く嬉しい。

ま、運を天に任せよう。もう50歳だもの、この病気にしてはかなり運が良い方だと思う。「強皮症」のミヨコも同じだ。

ミヨコは、毎日きっと苦しいだろうと思う。でも意地でも頑張るだろう。どうか突然倒れたり死んだりせず、私より長生きして欲しい。勿論私も長生きする。

カワムラさんのように何度でも復活して、毎日を楽しんで苦労しよう。

ルス

アタシは白蜜

Sep. 5, 2007
ルス
リマ

アタシは黒蜜

Sep. 5, 2007
リマ

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