イオ
じーっと見る
Sep. 13, 2007 |
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2007年9月13日 木曜日
抜歯から丸二日経過。
今日は我慢出来ずに鏡に向かって大口を開け、指で唇を広げて抜歯痕をじっくり観察した。
そして「なんだ、こりゃ?」とギョッとするようなものを発見した。
縫い糸を埋めるようにして、イタリアン・ジェラートのように盛り上がった、茶色の「茹で過ぎたレバー」のような、あるいは「血のプリン」のようなものがそこに見えたからだ。
「血のプリン」とは、豚や牛、鶏などの血を過熱して(茹でるなどして)固めたもので、世界各国に存在するれっきとした食べ物である。
私はタイのブロイラー処理工場の外で、ドラム缶に沸かした湯にプカプカ浮いているのを見ただけで、口にした事は無いのだが、レバーも血の塊のようなものだと思えば、「bloodpudding 血のプリン」も、そうゲテモノという訳ではないだろう。
血を入れたソーセージだってある。
私の抜歯後の歯茎に盛り上がっているのは、まさか血の塊ではあるまい。
血は随時吐き出していたし、口の中でこうも大量に固まって残るとは思えないのだが、如何なものだろう。
では、ブヨブヨになった歯茎が壊死したものなのだろうか?境い目がハッキリしていて、そのプリンには神経が通っていないようだ。
触ると、全くの異物でしかなく、やはり血の塊が隆起したようにしか思えない。
どなたか、同じ経験をした方はいらっしゃらないだろうか?
変化の様子を見届けたかった。
何がどうなると、こういう気持ち悪いものが出来上がるのか。気持ち悪いものフェチの私としては、怖いもの見たさで、しょっちゅう鏡を覗いている。
こうちゃんに見咎められて「手で触るなと、抜歯後の注意書きにも書いてあるだろう」と言われるが、なかなかやめられない。
ほんの少しずつ、削るようにして取り去ってみる。それ自体は無感覚なので痛みは無いが、縫い糸が食い込んでいるので、引っ張られると痛い。
痛いけど触りたい。気味が悪い。だからこそ見たい。
「子供みたいなんだから・・・」と呆れられているが、大丈夫、触った後はハイポをたっぷり垂らしているから。きっとそれで、どんどん傷が回復して、「血のプリン」もどきを作り出しているのだ。
そうに違いない。
物事には、言わずに済ませた方が良い事と、敢えて言った方が良い事と、言っても言わなくてもどっちでも良い事の3つがある。
「言う」と表現したが、書く事も含まれると思って戴いて構わない。
言っても言わなくてもどっちでも良いような話題というのが無難で角が立たず、一般的に好まれるだろう。私も息抜きが出来て無条件で楽しいのは、この類いの話題である事は確かだ。
言わずに済ませた方が良いと思うのは、「言っても無駄」か「言う事でますます事態が悪化する」場合、或いは「生半可な覚悟で言えば、相手を傷つけるだけに終わる」ケースだろうか。
もしくは、「言う」事の動機が専ら自分の気を済ませる為という場合も、私ならず言わずに済ませた方が良いと判断して、自分の忍耐力や包容力が試されていると思って言わずに辛抱する。
「敢えてわざわざ言う」場合というのは、本当に大変に難しい。
そうする事が真の意味で相手の為にならないとしたら、ただの我が儘な「小言幸兵衛」でしかなくなる。テメーの気を晴らす為に、他人に余計なお世話を忠言したりしてはいけないのだ。
五十肩になるような歳になっても、人との関わりに於いては迷う事が多い。
しかし、判断にあたりどこに基準を置くか、そこを間違えない言動がとれたら、後の結果はもう気にする事も無いのだろう。
そして自分が何をすべきか、どう生きたいかに関しては、もはや殆ど迷わない。開き直りではなく・・・いや、開き直ってこそ、腰をすえて頑張れるのかな。
大人だって頑張らなきゃ。
大人だからこそ、頑張ららなきゃ・・・かな。
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イオ
お手手そろえて
Sep. 13, 2007 |
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イオ
また真剣に見る
Sep. 13, 2007 |
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