《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ゴマ

ふん

Oct. 10, 2007
ゴマ

2007年10月10日 水曜日

ゴマのオシッコの事を長々と書いた途端、ゴマがトイレでオシッコをした。

何がどうなると、そういう事になるのだろう。いつもと条件が違う訳じゃなし。さっぱり訳が解からない。



でも、これが猫というものだな。猫と付き合って行く醍醐味だな。思い通りにならない、こちらの気持ちを見透かすかのように想定外の行動をとる、そして何をされようと憎めない。

次のオシッコは、また見事に枕トイレでしてくれていた。いいよ、いいよ、どこでしようと。出ないよりずっとマシ。量もインターバルも充分だったし、熱も無いし、ご飯もよく食べている。

健康でいてくれさえしたら、何でもいいよ。






新しい糠床が、やっと熟れて来た。

少し前から、捨て漬けではなく本漬けを開始している。今のところ大根と人参と胡瓜だけ漬けているが、そのうち他の野菜も試してみたい。

何がお薦めだろう。蕪や茗荷は普通だし、オクラ?グリーンアスパラ?茹で卵も糠漬け出来ると聞くが、どんな味になるんだろう?






久し振りで「悪夢」の話。今回は怖かった。何たって私の一番怖い「水」関係の夢だから。



こうちゃんの運転で、私は助手席に座っている。帰宅する途中の橋の上。その橋は鶴見川に掛かっている「樽綱橋」である事も夢の中で承知している。

雨が間断なく降っていた。空は昼間だと言うのに暗い。



ふと見ると川は随分と増水していて、河川敷が無くなり水位も高い。水面が、直ぐ目の前に見えていた。茶色く濁っているけれど流れは感じず、ダム湖のように水面は動かない。

その湖のように広がった水面に、赤いビニールシートの帯で、何かのサインであるかのような大きな「×」マークが浮いていた。

何の意味があるのだろう?と思いながら、こうちゃんに「車を停めて、ちょっと水面を見て」と言う。何となく胸騒ぎがする。このままでは多分危ないのかも知れない。



先へ進もうとすると、橋の途中に目隠しするようにビニールシートの垂れ幕が掛かっていた。この先は通れないという事らしい。



因みにその幕は、縦に何本もビラビラと細長く垂れ下がっていて、昔のラブホテルの駐車場の入口みたいなものだ。

弁解する必要なんか無いのだけれど、私はそういうラブホテルなんか行った事は無い。

清純ぶっているんじゃない。その昔、独身で恋愛なんかしていた頃はアパートかマンションで独り暮らしだったから、別段「場所」には困らなかったのだ。

今はどうなっているか知らないけれど、昔、渋谷のパルコの近くにそういう「ビラビラ」のあるラブホテルがあったので知っているだけだ。



どうやらそのビラビラの先は橋が水没していて進めないという事が解かった。

引き返さなきゃ・・・と車をUターンさせると(夢なので、橋の上でも都合よくUターン出来たようだ)、つい今しがた走って来た部分も水没している。

橋の中央部分、今、車がある部分だけは橋の路面のコンクリートが覗いているが、後はもう殆ど茶色く濁った水に覆われていた。橋の中央部分は、少し山なりになっているので、まだ水に覆われていないのだ。



水嵩は静かに、しかし速いスピードでどんどん増している。それはまるで上流でダムが放流した時の川のようだった。



ダムの放流と言えば、子供の頃、友達と二人で故郷の町の河原に下りて遊んでいた時、サイレンが鳴ったかと思ったら直ぐ上のダムの放流が始まった。

物凄い速さでどんどん水かさが増し、慌ててサルのように崖をよじ登って逃げた事がある。

今思うと、信じられない位に乱暴な事だ。ダムの管理側も、山の急斜面をろくな道もない所から河原に下りて遊んでいた私達子供も。

無事だったから良いものの、ぐんぐんと水位が目に見えて上がり、水が追いかけて来る恐怖の感覚は忘れられない。

親になんか報告もしなかったと思う。昔の子供は自分で危機管理出来ていたし、無事だったのだからむざむざ怒られるような報告なんかしなかったさ。

私もそれ位には野性的だったのだと思う。今とは大違いだ。

そして今では、きっと河原に勝手に下りる事は出来なくなっているんじゃないだろうか。そこは大規模な渓谷になっており、観光スポットでもあり、遊歩道が整備されて安全管理されているはずだ。



さて、夢の中で橋の中央に取り残される形になった私達だが、もう車では後戻りも出来ない事を理解した。

前後左右とも、見渡す限り濁った水が広がっている。

暗い色の空は低く垂れ込めており、音もなく流れもなく、ただ水かさをどんどん増している川は、一体どれ位の深さがあるのかも解からない。

大きな湖の中央に取り残されたようで、そしてそこも間もなく水没するのが解かっているだけに、それは物凄い恐ろしさだった。



車を捨てて、泳いで岸(岸って何だ?橋は岸より高いだろうに・・・そこは夢だけに色々と矛盾がある)にたどり着くしかないのかと諦める。

まだ新車なのに・・・五十肩が痛くて平泳ぎ出来るのかな・・・と咄嗟に考える。



しかし場面は一気に飛ぶ。水に浸かって泳いだかどうか、その場面はカットされている。私達は、ダムの管理建物の屋上に立っていた。

見下ろす先は森林ばかり。人の気配もなく、風雨が強い。

助けて〜!と叫んで目覚めた。



後でこうちゃんに「私、寝言を言わなかった?」と聞いたけれど、言っていなかったようだ。夢の中では、危機的状況にあって叫ぼうとしても、いつも声が出ないでもどかしい。

夢でよかった。

橋は渡りたくないと、現実でも思う。橋が揺れる度、この橋と共に車が落ちたら死ぬかな・・・といつも怖い。他の事ではそんなに心配性じゃないのに・・・。






今日は特別な日だから、どこかに出掛けて二人で食事をしようか・・・と言っていたのに、結局一日中間断なく忙しくて、バラの花を買うだけで精一杯だった。

気がついたらもう午後10時。

諦めて、ありあわせのものを色々と並べ、オーガニック・ワインをあけた。





ミュウちゃん、今もいつも愛してるよ。

多分あと少しだから、待っててね。

糠漬け

Oct. 10, 2007
糠漬
ミュウと白バラ

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ミュウと白バラ

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