猫雑記20071017

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジニー

太り過ぎたかしら

Oct. 17, 2007

2007年10月17日　水曜日

ジニーを保護してのは、去年の今日の事だった。

えっ？まだ、たった1年なのか。

信じられない。もう10年も過ぎた位、この1年間の間に私達は心身共に歳をとった。いや、この1年間だけではない、過去の８年間みっちり詰まり過ぎていて、30年にも感じる。

しかし自分で望んだ生き方なのだから、悔いている訳ではない。

たくさん得て、そして失った。それが人生なのだと解かってきた。

でも差し引きすれば間違いなく幸せの方が多い。それも感じ方次第なのかも知れないが、幸せだと感じた方が勝ちだろう。

それにつけても、ジニーは太った。横に広い顔、プリプリのお尻、太い手足。まるで別猫だ。

但し、太っただけで決して大きくはならなかった。もう大人だったのだろう。むしろ今でも小さい猫だ。小さくてコロコロ。そして態度も身体つきも顔も可愛い。

郵便局に行く用事があったので、今日はジニーの郵便局にしてみた。

駐車場に車を停め、ジニーがうずくまっていた場所をしみじみと眺める。ここに居たんだ、蛇のように細い体の猫が。

よくぞあの日、一声鳴いてくれたね。そうでなければ、とても発見出来なかったよ。

今だってご飯の催促以外は、殆ど声を出さない。ご飯の催促をするようになったのも最近の事だ。おとなしくていじらしくて、そしてみんなを大好きなジニー。

あの日、私達はホンモノの天使を拾った。

我が家のメスでは、ゴマとガラとジニーが小さい。それでも皆、4キロはあるだろう。小さいと言うと、余所の人には否定される。どうも余所とはスケールが違っているらしい。

チャイとレン、テトもオスとしては体が短くて小さい。それでもチャイとテトは辛うじて5キロ、レンで6キロ台。

ミュウやジーコ、マルコ、カワムラさん、ペリー、ビルとプティ、そして巨大なぶーちゃん・・・みんな大猫だった（一部は現在形だけど）。

先日、オスとメスの比率を改めて数えてみたら、メスが1匹多いだけではないか。

うちのオス達は大人しい上、メスは個性的で自己主張が強いのが多いから、てっきりメスの方がずっと多いとばかり思っていた。いい加減なものだ。

ゴマとジャムの「かまって、かまって」「抱っこして、抱っこして」攻撃は、一日中休みなしだ。

私達と一緒に居る時間が一番長く、抱いている時間も筋肉痛になるほど長いのに、本当に欲望には限りが無い事が解かる良い例だ。

アンタたちの求める全てに応じていたら、私達は何も出来なくなって、アンタ達も含めて全員おマンマの食い上げなのよ。

我が儘で可愛いんだけどさ・・・。

レン

だけど可愛いぞ

Oct. 17, 2007