猫雑記20071208

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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アンダ

抱っこ大好き

Dec. 7, 2007

2007年12月7日　金曜日

アンダはやっと必要量を食べてくれるようになって、ウンチも昨日と今日、小さいのを２つずつした。

但し、トイレで息むと咳き込んでしまうようだ。咳き込むと吐き気も誘発する。

水分をあまり摂らないので、ウンチが出難いのだろう。ダイジェストエイドとベネバックパウダーを、大量（１回にスポイト５杯位）のハイポと共にフードに混ぜているのだが、まだ排便は余り順調ではない。

人間の便秘だって同じ事。幾ら乳酸菌や消化酵素を摂っても、水分も必要なのだ。

どうやったら水を飲んでくれるか・・・考えられる事は全て実行している。水の温度調節も、シリンジで飲ませる事も、猫ミルクも、薄めたポカリスエットも、水分を足したご飯も（これは嫌いらしい）・・・

しかしこのアンダ様、意外と我が儘なお姫様で、嫌な事は徹底して拒否する。あまり興奮させると途端に咳が出るので、つい甘やかしてしまう。

「ちょ～、嫌なのね～アンちゃんちゃ～ん」・・・と猫撫で声で引き下がる駄目な飼い主。

勿論、いよいよの時には心を鬼にして投薬だろうが強制給水だろうがするけれど、今は何とも微妙な時だ。

室内を自由に探索させるのも、抱っこして遊ばせるのも、通院も、我が儘をどこまで聞くのかも、その時々の様子次第で判断している。

全て何事も無ければ自由気ままにさせてやりたいけれど、まだ少し時期尚早のようだ。

今日も、抱いたまま仔猫のようにじゃれていた時、ゴマが近寄って来て優しくアンダの頭を舐めてやった。

しかしアンダは「シャーッ！」と言ってしまった。

ゴマは「なんで？」と言いたげな悲しそうな顔になって、すごすごと引き下がってしまった。

ゴマは面倒見が良い。また自分の赤ちゃんが戻ってきたとでも思ったのか、本当に嬉しそうにいそいそと近づいて行く。

でもまだ、ゴマもジャムもアンダにとっては馴染みの無い猫たちなのだ。

人間の都合で突然知らない猫と引き合わされるアンダも、ジャムもゴマも可哀想。いつものようにいきなり一緒にせず、ケージで安静にさせている事もお互いが馴染む時間を長くしている。

でも、これだっていつかは時間が魔法をかけてくれるだろう。

焦らず、安静を保つ必要があるのを幸いにケージを基本の生活の場としつつ、ケージ越しにゆっくり時間を掛けてお互いの存在に馴染んで、そしていつの日か仲良くなれれば「御の字」だ。

今までだった、いつだってそうして何とか乗り越えて来たのだから。

そしていつも思う。悲観的になったって、良い事なんかひとつも無い。やれる事をやったら、後は楽観していよう・・・と。

多少の問題はあって当然だし、そんな事でいちいち泣いていられる程には暇ではないのだから。

勿論、私だって「どうしてうまく行かないんだろう」と悩む事だってある。寝不足で疲れていると、つまらない事で感極まったりもする。

でも、何事にも相応しい「とき」というものがあるのだと思うようにしている。いや、思うか思わないかではなくて、多分それが真実なのだろう。

だから人間の勝手な都合や思い込みで、うまく行っているとか行かないとか、早期に判断するのは間違いなのだ。

今は猫たちのありのままを受け止めてやる事が大事だ。私はママなんだから。

湯たんぽを替えに丑三つ時に階下へ行くと、カワムラさんはヒーターの真ん前を一人で陣取り、イオに抱きついてペリーが小さなシエスタから半分身体をはみ出させて眠っており、ソファの上ではリマを枕にテトが眠り、特大シエスタにはぶーちゃんとタムにサンドイッチになつてジニーが眠っていた。

ガラは一人で起きていて、私につきまとい、「ガラちゃんと遊ぶ？」「ガラちゃん可愛い？」としつこくお喋りしていた。

ガラも、保護して家に入れてから３年半・・・やっとここまで人馴れした。まだ抱けないし爪切りも出来ないし、勿論キャリーにも入れられない。

それでも「ママ～」と擦り寄ってくれるようになったのだ。泣くとしたらこういう時だ。言うまでもなく、嬉し泣きだが。

アンダ

降りないわよ

Dec. 7, 2007