チャイ
ねえ、婆ちゃ〜ん
Dec. 8, 2007 |
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2007年12月8日 土曜日
ベッドの下を100均のメッシュパネル数枚で塞いだので、少しアンダを自由に探索させる事が出来るようになった。
ダブルベッドの下に隠れられてしまっては、思うようにケア出来ない。寒いし埃っぽいだろうし。そこに潜り込む事だけは避けたいと思った。
マルコですら入れたのだから、アンダなんて易々と入り込めるだろう。手の届かないベッドの下で咳き込んでいるのなんか、手をこまねいて聞いていたくない。
それでメッシュパネルを6枚買って来て、ベッドの木枠に留め付けた。両サイドとも、3枚ずつ並べるとジャストサイズだった。素晴らしい。
ケージから開放すると、真っ直ぐベッドの下を目指す。この子は、ベッドを認識している。下に入れるはずだという事が解っているのだ。
でも残念でしたね、アンちゃんちゃん。そこには入れないんですよ。
キッチンも探索した後は、出窓の別荘にも、誰も出入り出来ない隙間(わざと開けて造ったのだが)から簡単に入り込んでしまった。
出窓のマルコ用の別荘には、まだマルコの毛が一杯あって・・・黒いアンダにマルコの抜け毛が付いているのを、スリッカーブラシで取ってやる。何だかちょっと切なくなる。
私の心に闇があるとしたら、それはマルコの死をいまだきちんと受け入れられない事から生ずるものかも知れない。
理屈では何度も何度も納得させたはずの心と、ちゃんと向き合えない。
だから立ち止まらず、生きているものたちと自分の為に動き続ける。立ち止まってしまったら、たとえ僅かな間でも自分で自分の心を救えなくなる。
かつてミュウやジーコ、アインのときにもそうだったはず。それは今でも辛く悲しいけれど、涙しながらでも語れるようになった。
でもマルコの死とは、永遠に向き合えないような気がしている。あの世で会えたら、そのとき、マルコと話そう。それまでは昇華出来なくても、無理にこの想いを片付けなくても良い。
このままでも私は生きて行ける。目的と責任があるのだから。
生きて行くのに辛く苦しい事があるのは当たり前。それは別に「不幸」ではない。苦しくとも、自分に出来る役割がある事は幸いなのだ。
ともあれ、マルコの毛は掃除しよう。
メッシュパネルで塞ぎ、自由に出入り出来ないようにしてある上にカーテンを引きっ放しで見ないようにしていたマルコの別荘だけど、唯一出入りしてしまえるアンダの為には、そろそろ掃除してしまわないといけない。
私の感傷より、生きている子の健康が優先だもの。
本当に豆腐三昧の一週間だったな。
美味しい大山豆腐を週一で売りに来てくれるようになったので、雁もどきと生揚げと木綿豆腐等を一週間分まとめ買いしてあったのを、今日無事に食べ尽くした。
雁もどき(ひろうす)は白菜と薄味で煮た。豆腐は湯豆腐にもしたけれど、冷奴でも味わった。濃厚な味で、醤油はほんの少し垂らしただけで食べた方が美味しい。
豆乳ドーナツも豆乳プリンも湯葉豆腐も美味しかった。
明日の夕方、また売りに来る。
晩御飯は、まだ当分豆腐づくしにしよう。疲れが抜けないまま、また蓄積して行き、夜になるともう硬いものを食べる気力が湧かないのだもの。
寒い季節、大根とお揚げを薄味で炊いても美味しい。蕪と炊いても、水菜と共に鍋にしても良い。
カワムラさん、今日も朝一で補液して貰ったが、夜になっても調子が上がらず。吸収がとても悪いようだ。明日も通院か。
頑張って、カワムラさん。
私の顔をじっと見て、何を考えているのかな、カワムラさん。いいオンナだな〜、俺のオンナだ・・・と今も思ってくれているかな。
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Dec. 8, 2007 |
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チャイ
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