みーちゃん
大晦日やな
Dec. 31, 2007 |
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2007年12月31日 月曜日
怒涛の一年が終わる。その奔流は、毎年加速しているようだ。
だけどもう、誓って加速はしない。急流は既に平野部のゆるやかな流れへと姿を変えたのだ。
これからは、今、手にしているものに対する責任を果たすべく「守り」に入るのだ。
・・・と、言うだけは言っておこう。
今朝はじゃが芋と玉葱、ワカメの味噌汁に、卵焼き、茹でたブロッコリー、牛肉のしぐれ煮、そしてご飯。朝からジュージツのご飯で鋭気を満タンにして大晦日をスタートした。
なますとキンピラを作るつもりが、両方を合体させて「炒めなます」にしてしまった。
山独活の皮、牛蒡、人参を針のような千切りにし、水に晒してアク抜きするものはしておく。
蓮根は1/4に割ってから薄切り。
これら全てに鷹の爪をたっぷり加えて胡麻油で炒め合わせ、いわゆるキンピラの味付けをしてから酢をたくさん入れる。
そこにもどさずに春雨をたくさん入れる。汁気を吸った春雨が程好くしんなりしたら、胡麻油を香り付けに追加して出来上がり。
これは美味しいよ。お昼はトーストだったのだけれど、味見を兼ねて少し食べさせたら、こうちゃんも感激しておった。はっはっは・・・一杯刻んで疲れたけど。
カワムラさんも今年最後の通院。
補液とビタミン剤の注射の後で、先生は「じゃあこれでまた様子を見ましょう。明日はちょっと休みますが、2日にまた・・・」と言って笑った。
今年も一年中、一番たくさん通ったのはうちだろうな。先生、本当にお世話になりました。明日はお会い出来ないと思うと寂しいです。
しかし病院は物凄く混んでいて、7人待ちだった。
カワムラさん、うちに戻ると直ぐにトイレに入ってオシッコをした。きっとずっと我慢していたんだろうね。疲れたね、今日は。
考えたくはないけれど、今年、マルコを失った事では、運命を呪い、神を怨んだ。でもそれではいけないのだという事も解っている。
マルコは地上での任務を予定通りに終えて、神様のもとに戻っただけなのだ。そう解釈する以外に私達には術が無い。
どんな運命も、受け入れるしかない。
それは消極的な弱者として言っているのではなく、生かされているものとしてただひたすら謙虚でなければ、簡単に自分を不幸にしてしまえるからだ。
不幸ヅラしているなんて真っ平だし、他人にとっても迷惑だ。迷惑な人間にはなりたくない。
だからマルコを「奪われた」と思うような精神ではいけないのだ。
ただひとつ無念でならないのは、ミュウやアイン、ジーコにしてやれたような「抗い」を、マルコには微塵もしてやれなかったという事だけだ。
何の予兆も無く、微かな動きも音もたてずに、マルコから命だけが抜けてしまったのだから。
しかしそれも運命だったのだろう。
マルコは私の気持ちを解っているだろうから、もう悔やまないよ。泣かないで済むようになるよ。
失ったものもあれば、新しい運命を自分の意志で招き入れ、それは幸せの実感も楽しい苦労も増やしてくれている。
流れを止める事はせず、豊かに静かに流れて行きたい。ミュウたちの待つ海に辿り着くまでは。
皆様、今年も一年、本当にお世話になりました。どうか皆様もご家族も、幸せな新しい年をお迎え下さい。
カワムラさんも、無事にお正月を迎えられそうです。川口家一同、とても幸せです。この幸せを、お分けしたい位です。
ではまた来年・・・
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カワムラさん
今年は長かった
Dec. 31, 2007 |
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ゴマ
色々あったものね
Dec. 31, 2007 |
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