ビル
ホントにふっくら
Jan. 15, 2008 |
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2008年1月15日 火曜日
好事魔多し。
数日前から軟便が続いていたアンダだったのだが、食餌の量と間隔の調整や整腸剤の甲斐も虚しく、今日から本格的な下痢に変わった。
排便回数も日に10回を超えるまでに増え、夜になったらもはや「シャーシャー」の水様便だ。
限りなく疑わしいのは「カンピロバクター」の感染だろう。
生肉も食べさせないのに、一体どこから感染したんだろう・・・と良く考えたら、私が写真撮影の時に「勘太郎」を抱いて、そして家に持ち込んだような気がする。
あの日、その後の検便で勘太郎にカンピロが出たのだ。
自分の基準で考えてしまい、まさかまだ検便が済んでいないとは思ってもみなかった。
勿論、帰宅すれば手は良く洗っているけれど、着ていた物に付着していたかも知れない。潜伏期間を考えると、その日に感染して次第に増え、今夜の下痢にまで至ったと思えば合点が行く。他に感染経路は考えられないのだ。
カンピロに感染しても、犬・猫は特に症状が出ないと言い放ってしまう人がいる事に驚く。それだったら、先生もみんなもこんなに治療に苦労しないよ。
明日、検便に行くけれど、ほぼ間違いないだろう。ごめんね、アンダ。
カンピロに限らず、被毛に意外とたくさん付いていると言われる回虫卵も侮れない。しっかりと駆虫が済むまでは、それなりの対処をしなければ、他の猫たちに蔓延させてしまっては厄介だ。
病院の待合室などで他人の保護猫を気安く触ってはいけないし、家に来る人達にも手洗いを励行して戴こう。
どんなに清潔に暮らしている人であれ、どなたの猫が何を持っていてもおかしくないのだから。
それは「汚らしいから」という事ではない。
多頭飼いで、触れずキャリーにも入れられず投薬も出来ないような子がいる家庭では、厄介なものを「持ち込まない・増やさない・持ち込ませない」努力が必要だと言っているのだ。
「非核三原則」みたいなものだな。
・・・ちょっと違うか。
カンピロは不感症で症状が出ない固体も確かにあるけれど、症状が出た場合には放置しておいても勝手に治るというものではない。
下痢が続けば一旦は細菌の数がグンと減るので、検便しても検出されない事があるが、1個でも残っていれば時間の経過と共にやがて増え、1年後に再発する事だってある。
このカンピロを、保護主の無知・無責任で治療されないまま我が家に持ち込まれたレンとタムの、その後の治療にどれだけ苦労しただろう。
ぶーちゃんにも感染して・・・・・これ以上、思い出すのも忌まわしい。
そう、「好事魔多し」と改めて思った今日だった。
人様の事で奔走し、良い結果が出た事に喜んでいる間に、自分の家族が「お留守」になって良い訳が無い。いつも身内は後回し・・・そんなヤクザな事ではいけない。
全てに於いて神経質だった若い頃から見たら、いい按配に雑になった事を喜んで、しかし大事な事にまで雑ではいけないのだ。
アンちゃんちゃん、本当にごめんね。
いじらしくて可愛くて我が儘でストレートで、凡そ猫というものの魅力を小さ過ぎる身体から爆発させているような可愛い可愛いアンダに、本当に可哀想な事をしてしまった。
猛反省すべし。
どんなに忙しくとも、丁寧に誠実に・・・初心忘れるべからず。
昨日の「歳を重ね、雑になって良かった」発言とはやや矛盾するようだが、これが「バランス」というものさ。
何事であれ、偏ってはいけないのだ。
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メラ
勿論ふっくら
Jan. 15, 2008 |
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カワムラさん
ふっくら見える?
Jan. 15, 2008 |
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カワムラさん
実はこんな風
Jan. 15, 2008 |
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