猫雑記20080210

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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シャイン

アタシ、三毛なの

Feb. 10, 2008

2008年2月10日　日曜日

昨夜積もった雪は、早朝には既に溶けかけていた。これなら雪かきをしなくて済みそうだ。

雪かきの覚悟をして外に出たけれど、先週の積雪とは大違いで気抜けした。少しばかり残っていた雪も、日が高くなったら溶けてしまうだろう。結局何もしないで終わった。

その代わり、折角暖かいのでベランダの片付けをした。

枯らしてしまった吊り籠の中の草を遂に捨て、出掛けたついでに買っておいたビオラのポット苗を入れる。

水遣りが楽しくないとつい忙しさに紛れてしまい、小さな鉢のものを枯らしてしまうようだ。やっぱり毎日定時に水を与え、触ってやり、手を掛け声を掛け育てるものなのだと反省する。（何度目の反省だ？）

花の命に負けず劣らず短い人生・・・小さな花を愛でる位の余裕を取り戻さなくちゃ、バタバタしているだけでこの人生は「ジ・エンド」だぞ・・・と自分に言い聞かせる。

晴れただけで単純にも気持ちに余裕が出たらしい。

昨日作りかけでしくじったままのデコポン・ピールに手を入れる。鍋に入れたまま放置してはおけないし、短気起こして捨てるのは勿体無い。失敗した訳ではないのだから。

砂糖と水を足し、今度は落し蓋をして再度煮詰める。

ああ、やっぱり砂糖が足りなかったんだな。それに図らずも、すっかり冷ましてから砂糖を足して再度煮込むというのは、実は美味しく作るコツだったようだ。怪我の功名とはこの事か。

乾かす前に一切れ齧ってみると、うん、美味しい。

あとはキッチンペーパーの上にくっ付かないように並べて、オーブンで少しだけ炙り乾かす。そして別室で一日ゆっくりお休み戴いて、すっかり乾くのを待とう。

乾いたら湯煎で溶かしたチョコレートでコーティングしてやるのだ。或いは刻んでパンやケーキに入れたら美味しいだろうな。

でも私はパンもケーキも焼かない。これだけの数の猫と締め切りのある仕事を抱えつつ、そこまではとても出来ない。草花に水遣りだって忘れてしまう位だというのに、どうしてケーキが焼けようか。

パンとケーキは買うに限る。

でも実を言えば、水羊羹だけは是非手作りしたいと思っている。水分たっぷりのゆる～い、あまり甘くない水羊羹を・・・。

そう思って小豆も寒天も買ってあるのに、もう半年も過ぎてしまった。全てこんな按配だ。

午前９時の診療開始直後、モアを病院に連れて行った。

昨日の晩には辛うじて少し食べられたものの、今朝はもう駄目だった。もう１週間以上、痛みと闘いながら、こうちゃんの唱える真言に勇気づけられ、長時間掛けて食べていたのだ。

よく頑張ったね、今回も。

強いステロイドを長期間は使い続けられない。肝臓に悪影響があるからだ。

実際、最初にステロイドを使ってから２年以上経過しているモアの肝臓は相当悪化している。幾らハイポの大量投与で、普通だったらあり得ない位にインターバルを長く開ける事が出来ているものの、そろそろ限界なのかも知れない。

近々、調子の良さそうな時に血液検査をして、今後の治療方針を検討する事になるだろう。

正直言えば先の不安は拭えないけれど、モアの為に最良の方法を採りたい。モアが生きている幸せを日々感じられるよう、食べる事が大好きなモアがちゃんと食べられるよう、私達は最大限手を貸したい。

それにしても、ラボから連れて来た猫たちは、みーちゃん以外みんな健康上の問題を抱えていて弱い。

あそこは雨露凌げて隠れる場所には恵まれていたけれど、古い施設の周辺には汚水が湧き出していたり、残飯を漁ったりしていたらしいので、シャインやトムは特に内臓系が弱っている。

ぶーちゃんもモアも、ガラも基本的におなかが弱い。

野良生活は過酷だ。

今、エサやりをしている野良猫たちも最終的には保護して家猫にしてやれる事が理想なのだけれど・・・

兎に角、今は出来る事から誠実にやるしかない。全てを受け入れる事は出来ないのだから。

シャイン

知ってた～？

Feb. 10, 2008