ガラ
何して遊ぼう
Feb. 21, 2008 |
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2008年2月21日 木曜日
2月17日の朝、「次元」が天に召された。
次元は白血病キャリアの猫だった。リンパ腫が発症してからも、里親さんと次元の二人三脚で4ヶ月も頑張っていた。
「ルパン一味」の「ルパン・不二子ちゃん・次元・五右衛門」の4匹は、全て「ナエッチ」さんの保護猫だった。
ある日「鬼嫁えゐち」(「さん」付けすると変なので呼び捨てます)が、里親さん候補を私に紹介してくれた。
その里親候補の「toko」さんが前向きで寛大なのを良い事に、私は「4匹まとめて如何ですか?」と押し付けたのだ。4匹のうち2匹は白血病キャリアだという事を承知で・・・。
随分と強引だったかも知れないが、私はどうしてもこの4匹を一緒に彼女に貰って欲しかった。
ナエッチさんが子の子たちを保護した時からの経緯を見て来ていただけに、つい力が入った。そんな力みを受け止めて戴けるだけの大物の相手だったのだろう。
結果として、tokoさんは、2匹はいつ発症するかも知れないキャリアである事を承知の上で、4匹一緒に貰って下さった。
この太っ腹でおおらかに見え、おそらく本当は緻密で頭の回転の速い里親さんとの出会いをもたらしてくれた「鬼嫁えゐち」には、決して返せない恩が出来た。
勿論、tokoさんにも、お返し出来ない恩が出来た。
そして、次元の発症。
闘病は本当に大変だったと想像がつく。
私達もジーコとアインの闘病では、介護する側が先に死んでしまうのではないかとすら思った。
いざ病気になれば、飼い主は体力的にも経済的にも負担が大きい。それを経験として知っていながら、私はtokoさんにあの子たちを薦めたのだ。
その事で、ずっと責任を感じていた。
勿論、あの子たちはとても幸せに暮らしているのだから、後悔などしていない。でも私には責任があるのだという事を自覚していなければいけない。
ダブルキャリアの保護猫を、私は他にも2匹里子に出して来た。
いずれも仔猫ではなく、幸いその後発症もしていないけれど、やはり里親さんたちには一生、何をしても返せない恩がある。
こうして思うと、恩人だらけの人生だな、本当に。全てを手元に置けない限り、里親さんは全て私の恩人なんだ。
17日の朝、電話を戴いて次元の訃報を知った。
電話を切ってから、張り詰めていたものが切れて涙が出た。そしてナエッチさんに電話をして、また二人で少し泣いた。
頑張ったのは次元と飼い主さんであり、悲しいのは誰よりも飼い主なのだから、私なんかが泣いてはいけないと思いながらも、次元がいじらしくて泣けた。
17日は、tokoさんの誕生日でもあったのだ。
お母さんが大好きで大好きでいつもストーカーしていたそうだから、きっとお母さんの誕生日まで奇跡的に長い間頑張れたんだよね、次元。
飼い主さんが次元の死を公開するまでは話題にしないように努力したのだし、その後もここで書かれる事を飼い主さんは望まないかも知れないと思いつつも、やっぱり書き留めておきたかった。
実は書いているのは24日・・・直ぐには書けなかった。
白血病キャリアの子が、今、身近にたくさんいて(うちにもダブルキャリアがいる)、色々と影響を考えると書かない方が良いという気持ちもあったし、そこから逃げていてはいけないという思いも交錯した。 |
tokoさん、貴女の「次元」の事を、また勝手に話題にしてごめん。
でも、ホラ、私達には秘密の共通点がある事だし・・・今度もまたきっと許してくれるよね。
次元は募集の際には >>「ピグモン」という仮名で、私の大好きな黒白の覆面猫だった。
ペリーのイトコのような、実に見事な覆面だったね、次元。
お母さんのtokoさんは私と違ってまだ若いから、最低でもあと2度くらいは、tokoお母さんの子として生まれ変わっておいでよ、次元。
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ガラ
う〜ん
Feb. 21, 2008 |
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きゅ〜
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