《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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レン

もう直ぐ春ですね

Feb. 28, 2008
レン

2008年2月28日 木曜日

私は、あまり何に対しても未練を引きずるタイプではないと思っている。

50年も生きているとそれはなかなか波乱に満ちた過去もあったものの、その時々に応じて過去を断ち切って生きて来た。そうする事でやり直す事も出来たし、とりあえずまた頑張れた。

我ながら随分と都合良いな・・・と感心・・・いや、呆れる位リセットが早い。



なのに大五郎・・・いや、大吾の写真を見る度、恋しい気持ちが募ってくる。

彼はもしかしたら私の運命のオトコだったのではないだろうか・・・等とバカな事を考えてしまう。

いや、もう大吾は最高の幸せを手に入れたのだから、他所様の飼い猫に懸想し続けてはいけないのだ。

うちにだって数え切れない位一杯いるじゃないか、世にも愛くるしい猫たちが。きっとまだこれからも増えるだろうし・・・(と念の為、言っておこうかな)








大五郎のSOSを立ち上げた時、たった1匹の猫の怪我に多大な精力や莫大なお金を掛ける事に対する匿名のご批判が早速届いた。

おっと、やっぱり来たな・・・と思った。



曰く、もっと危機的な状況にある猫たちが世の中にはたくさん居る、そういうSOSにこそ協力すべきではないのか。

そして、もしも大五郎が治療をしたところで助からない可能性が五分五分であるのだとしたら、安楽死という選択肢を持つべきではないのか・・・そういう内容だった。



申し訳ないけれど、匿名でである限りは内容がどうであれ、心のこもった真剣味のあるご意見とは受け止めない事にしている。

しかし良い機会なので、何度も繰り返し書いて来た事ではあるけれど、もう一度改めてはっきりさせておきたい。



私は数の論理では動かないし、それを良しともしない。

大五郎1匹に掛ける治療費で何十匹が不妊去勢出来る・・・というような理屈は、私にとっては全く意味が無い。

何故ならば、大五郎にどれだけ掛かろうと、それと同時に必要な野良猫の不妊去勢はたとえ何十匹であろうと、これは自腹でちゃんとやる(実際やって来た)

私は1匹ずつに丁寧に取り組んで、幸せになって欲しい。数をたくさんこなせれば、それで良いとは思えない。保護活動を目的としている訳ではない。



そもそも大五郎は私の保護猫ですらない。

保護主さんが、大五郎の危機的な状態に見合うだけの治療がしてやれない事を知り、そのまま見過ごせなかったところからスタートしたSOSだ。

私が保護した猫であれば、これまでも今後も支援は戴かない。

本当は、他人の保護猫にだって「ポン」と大枚を私一人で寄付出来ればカッコ良いのだろうが、ここまで頭数が増えた今は、残念ながらかつてのような太っ腹な事が出来ない。

それで皆さんにお手伝いをお願いしたのだ。



たった1匹の為に応援して下さる方のご好意が集まろうとしている事にも、反感を持たれたようだ。



1匹を救う事も出来ずに、どうして多くを救えるだろう。

私は猫を愛する一個人としてしか動けないし今後も動くつもりはない。その事は、今までにも繰り返し申し上げて来たと思う。



それを踏まえていたならば、そんな根拠の無い理屈で人を批判するのは如何なものだろう。そして誰がどういうスタンスでいようと、人は人、自分は自分と思っては戴けないだろうか。






こんな私を信頼してSOSに賛同して下さり、大五郎という愛すべき大猫と保護主さんを応援して下さった方たちに、今、改めて心から感謝しています。有り難うございました。

大五郎・・・もとい、大吾は、やっと幸せになれました。今頃はきっと、ゆっくり眠っている事でしょう。

昨日は里親さまからお知らせ戴いた初日の様子を里子データにてご報告致しましたが、また続報が楽しみです。

レン

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