《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

僕はホントに

Mar. 12, 2008
チャイ

2008年3月12日 水曜日

完徹の翌日に、半ば徹夜で疲れ切ってしまい、朝ごはんの後で仮眠をとった。

我が家では、大抵4時半には起きてカワムラさんの給餌から始まり、ゴミ捨て、野良猫の餌やり、トムとカイルのご飯、一旦そこで2階に上がって人間のご飯になる。だいたいそこで6時。

あとの子たちのご飯や他の諸々の猫家事は、8時頃に再開する。



だから朝食後に仮眠をとろうとしたら、直ぐに起きて猫家事の続きをしなければならない。

そうと解っているのに、今朝はどうしても眠りたかった。眠いという事ではなくて、眠ろうとしないと気持ちが治まらないような、横にならないと何だか落ち着かない気分だったのだ。



そもそも朝ごはんを食べ過ぎたのがいけなかったのかも知れない。

朝からご飯を炊き、味噌汁は豆腐とえのきとワカメと長葱・・・これだけでも美味しい。

おかずは昨日、税務署の帰りに買い込んだ三崎のマグロの赤身と刻みメカブのワサビ醤油ヅケ。生のマグロの赤身って本当に美味しい。中トロなんか目じゃない。



しかし、あまり美味しいものを作ってはいけないと思った。いい歳して食べ過ぎる。

でも美味しいものを食べてナンボの人生・・・食べる事に喜びを見出せなくなったら、私はおしまいだ。

う〜ん、どっちなんだ?!







そして仮眠中に恐ろしい夢を見てしまった。

私は、知り合いのマンションに居る。

その知り合いとは猫飼い仲間で、会った事は無いのだが信頼関係はずっと以前からあったらしい。そこの猫たちの世話を頼まれている。

そのマンションの持ち主は入院中で、もう家には戻れない事が明らかだ(どこかの多頭崩壊のSOSみたいだけど)。



私達夫婦はそこで今後暮らして欲しいと頼まれ、家から猫たちを全て連れて来てしまったらしいのだ。

何故そんな事をしたのかは、夢の事ゆえ解らない。

だけど、間違った選択であった事には気づいたらしく、元に戻そうとしている。そこからが大変だった。



先ずは捕まり易い子から捕まえて、元の私達の家に連れ戻す事にした。

最初にミュウ・・・

そもそもミュウに諭されたのだ。

「こんなに狭いところじゃ、みんなが平和に暮らすのは無理だよ」と。「うちがいいよ、うちに帰ろうよ」



そんな当たり前の事を、ミュウから言われてみて気づくところなんか、いかにも夢だ。現実の私は家が一番好きで、人様の家に出掛けて行く事すら殆どないというのに。



ミュウとアインをそれぞれ別のトラベルキャリーに入れ、車の後部座席に収める。

車はステラになっていた。ついこの間までは、夢にはまだインプレッサが出てきていたのだが、やっと潜在意識が買い換えた事を認識してくれたらしい。



3部屋ほどのマンションには、うちの猫とその家の猫が入り乱れて40匹以上いる。サビ猫だけでも、その家の子たちとうちの子たちを合計すると6匹くらいいた。

でもジャムはひと際目だって異質だった。色も赤いし、そもそも大きい。


ジャムはみんなと離れた所で、うずくまっていた。抱き上げると怯え切っており、しがみついて離れない。

ゴメンネ・・・と言いながら、ジャムを入れられるキャリーを探すのだが、もうちゃんとしたキャリーが一つも無い。

1段ケージがあったので、そこにジャムを入れ車に運ぶと、うちの車は3匹で一杯一杯だという事に気づく。

「誰かに応援を頼まないと、うちの車だけじゃ終わらないよ」と私が言う。

でも誰に?

電話で場所を説明して、それだけでここまで迷わずに来られるような人といったら「ゆ〜」さん夫婦位しかいないんじゃない?とも話す。



本当に私達は、うちの子たちを全員ここに連れてきてしまったのだろうか?なかなか触れない子たちだってたくさんいるというのに。

「レンもタムも連れてきたっけ?」「みーちゃんも?」「トリコロール3匹も?」



何だか絶望的になってきた。

あの子達をどうやって連れてきたのか記憶に無いのだが、もう一度首尾よく捕まえられるとは到底思えない。どうしてこんなバカな事をしてしまったのだろう?

立ちすくんでいると、誰かが訪ねて来た。そして玄関のドアを開けたままで、車まで戻ってしまった。ドアが開けっ放しだ。

「猫が出て行ってしまったらどうすんのよ」と私は怒っている。


そこで目が覚めた。

猫たちはみんな家に居る。夢で本当に良かった。みんな、どこにもやらない。全員、あの世に旅立つまで、ずっとこの家に居るんだよ。



そして今、これを書いていて思った。

不治の病で愛猫を手放すしかなかった飼い主さんたちの無念さは、如何ばかりであっただろうと。

猫たちの行く末を橋渡し出来るかどうかに精一杯で、手放す側の気持ちを充分に汲んではいなかったような気がする。

元の飼い主さんを直接は知らない、直接やりとりしていないせいもあるのだが、私がその立場に立ったときには、病気となんか闘わないでいっそ早く死んでしまいたいと思うかも知れない。

それ位、長年慈しんで来た猫たちを手放すのは辛い事だろうと思う。



アンダはそういう飼い主さんのところから(直接ではないにせよ)やって来た子だ。

うんと愛して大事にしますから、どうか安心して下さい・・・と伝えたい。

チャイ

うちに来た頃と

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チャイ
チャイ

凄く変わったって

Mar. 12, 2008
チャイ
ジニー

アタシも変わったよ

Mar. 12, 2008
ジニー

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