《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
月別インデックス 「猫雑記」インデックス HOME サイトマップ 1999年〜2004年「猫雑記」
猫たちの写真だけ見れば充分という場合は・・・「foto de 猫雑記」 サイト内検索
ルス

さながら陶磁器

Mar. 31, 2008
ルス

2008年3月31日 月曜日

朝から豪雨。しかも寒い。

しかし部屋は暖めているし、昨日は春の精に愛でられ、今日は天女が舞い降りたかな?



昨日の補液で今日は復活し、ご機嫌でしっかり食べてくれている。

ちょっと出掛けて戻ると、梁の上で鳴いて待っている。落ちたら大変、危ないからそんな所に乗らないで!と言いたいけれど、カワムラさんの好きにさせている。



思えば昨年の桜の頃には、綱渡りどころか細い蜘蛛の糸の上を歩いているような緊張感が常にあった。それが今年は、平均台の上を歩く位にまで安定していると思える。

梁の上は、まるで平均台だね。落ちたら「減点」どころか骨折しそうだ。

だけど猫って凄い。こんなに年老いても、死に掛けてやっと復活しても、それでも高い所が好きなのね。





カワムラさんは、腎不全はあるとしても、別の病気を疑われていた。

だけど、痩せ衰えていたところに採血までして検査をしたくなかったので、詳しい検査は断り、苦しまないように対処して楽に過ごさせてやれる道を選んだのだ。



この1年間だけでも、カワムラさんは300日位は通院している。しかし、薬剤は殆ど使わないでここまで来た。

補液と何度かだけ胃粘膜保護の注射、危篤状態になっていた初期には3度ほど弱いステロイド注射、ウンチが溜まっていれば掻き出して貰った事もあるし、潤滑剤を少量入れて貰った事もある。

そしてビタミン剤注射・・・病院でして貰うのはそれだけだ。



家では吐かせない為の2時間おきの少量ずつの給餌と、いつも部屋を暖かくしている事、そしてハイポの大量投与は続けた。

この1年で、左目はすっかり白濁してしまった。

当初、眼球に炎症を起こしているようだという事で目薬を点したりもしたのだが、それは一向に効果が見られなかった。



以下は、私の勝手な推測なので、笑って読み飛ばして下さい。



カワムラさんに最初起きた食欲廃絶と急激な激痩せ、そして一気に危篤状態にまでなったあの時の様子は、限りなく猫コロナウイルス感染症の発症と似ている。

但し、FIPのウェットタイプやドライタイプの所見は殆ど見られず、眼が濁ってくる前ブドウ膜炎や、麻痺などの神経症状、貧血が見られる場合もあるというから、まさにこれではないかと思えた。



ハイポを先ずは集中的に3日間ほど、日に30ccは飲ませた。ダメモトで、某かのウィルスや細菌に効いてくれればよいと願って、シリンジで強制的に飲ませた。

あとは日に10ccくらいずつ、そして水にもたくさん入れているので、多飲多尿のカワムラさんは相当量のハイポを摂取しているはずだ。



元々の免疫が勝ったのか、初期に使用したステロイドが効いたのか、それともハイポやプロポリスが効いたのか・・・

それは解らないけれど、兎に角カワムラさんは何かウィルス感染の病気を克服して回復に向かっているような、そんな気がしてならないのだ。



或いは、初めてコロナウィルスに感染したのかも知れない。それが終結する過程で、老齢でもある事だし、容態が悪くなって行ったと考えられないだろうか。

左目にウィルスが凝縮されて、目も負けたけれど、ウィルスも討ち死にした・・・そんな想像をしてしまう。

勿論、根拠なんか無いのだけれど、まだまだ医学だけでは解らない事が身体にはたくさんあるのだと思うから、そんな事があっても不思議ではないと思った訳だ。

そんな事があり得るのかどうか私には解らないけれど、どう楽観的に見ようとしても、もう明日までは保たないだろう・・・というところから始まり、そんな夜を幾度となく過ごし、泣き通しながら添い寝した日も何度もあった。



でも、急激な死を迎えるような病気は克服したような気がしてならない。

勿論、日々刻々と状態が推移するのでとても安心は出来ないけれど、それは腎不全のケアが上手く出来ていれば、まだまだ時間が残されているような気がするのだ。






いずれにしても、カワムラさんの生命力が素晴らしく強いという事だけは確かだ。そして私達の想いを汲んでくれている事も・・・。

一緒に頑張ろう、明日も。

「お〜っ!」と応えてくれたね、カワムラさん。「あ〜っ!」だったかな?

テト

僕を呼んだ?

Mar. 31, 2008
テト
テト

爪切りしない?

Mar. 31, 2008
テト

前日の「猫雑記」へ 前日3月30日に戻る 翌日の「猫雑記」へ 翌日4月1日に進む
note
Click erch picture
please

北九州のSOSの
チラシ印刷と配布に
ご協力下さい。
詳しくは>>こちら

ディックとサム
里親募集中!



片目のふうたのバナー

脱走は人災です!
必ず防止策を!




ナチュラルフードとサプリメントのウェブショップ
ショップライブキャッツのバナー
inserted by FC2 system