《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

気になるけど・・・

Apr. 21, 2008
ガラ

2008年4月21日 月曜日

果たしてマーゴは一晩中精力的に鳴き続け、朝も声を枯らす事もなく鳴いていた。撫でても誤魔化されないぞ・・・とばかりに鳴き続ける。

マーゴ 鳴き続ける(動画) Apr. 21, 2008


もしや、これは手術後のホルモンバランスの変化から来るものではないだろうか・・・とふと思う。

何しろあと数日で生まれるところでした・・・と先生に言われたそうだから、手術は相当に大きな変化を身体にもたらした筈だ。

ケージから出たいという感じでもないのに必死な鳴き方といい、鳴き方撫でるとお尻を高く上げてしまうところなども、発情の時と似ている。



子宮も卵巣も摘出した訳だけれど、暫くはホルモンのバランスがおかしくなる事もあるのだ。

去勢したオスも発情ごっこしてマウントし合う事もあるし、不妊手術後のメスだって「これってまさか発情?」と思うようなグネグネゴロンゴロンと共に発情鳴きする事もある。



いきなり子供がおなかの中から消えた喪失感だってあるだろう。もうお母さんになる準備が出来ていたのだから。

おなかを見ると乳首は飛び出しているし、その周囲も大きく膨れている。経験が無いので良く解らないけれど、妊娠期間に心身共に少しずつ母親になっていくのではないのだろうか。

人間がそのプロセスを突然絶ってしまったのだから、マーゴは感覚や本能が付いて行かなくても当然だろう。



アンタ達の意志なんか無視して、ごめんね・・・といつだって心からそう思う。

謝ったって償えるものではないけれど、産ませてしまう事に伴うあらゆるリスクを考え、野良猫として生まれた子たちの厳しい境遇を嫌と言う程見ていると、それでも不妊手術する事に私は後悔はしないつもりだ。



これを正しい事だとか自然の摂理に反した間違いだとか、言うだけならば簡単だろう。

実際に野良猫と密接に付き合ってみて、野良猫に愛情を抱いて責任をしまった者たちが究極の選択をしている事に対して、精神論だけ唱えて傍観者が批判だけして戴きたく無い。

だったら産まれた仔猫は、そう言うアナタが全頭飼えるのか?と訊いてみたい。その仔猫たちの半年先にも、既に発情や出産が待っているのだ。







可愛い可愛いマーゴ・・・もうすっかり私達の子供だと思っているし、本当に幸せにしたいと願っているんだよ。

だから幾ら鳴いてもいい。私達は堪えられる。

でも、マーゴがその事で食べられなくなったり疲れ過ぎてしまったりしたら可哀想だ。心配なのはそれだけ。



同部屋の先住猫たちは、全く意に介していない様子だ。いつも通りの日常を送っている。

トムだけが律儀にマーゴに返事を返しているが、元々トムは一人でもお喋りをたくさんする猫だから、あまりいつもと変わらないとも言える。



ちょっとした変化があるとすれば、カワムラさんだ。

マーゴのケージを置く為に若干家具の配置を替えたのだが、そのケージの斜め前に置いた丸椅子にカワムラさんは陣取って、今日はずっとマーゴの番をしていた。いつもはそんな椅子になんか乗らないくせに。

しかも1時間おきにご飯を要求する位に元気だったし、そんなにハイペースでは逆に心配してしまうじゃないか、カワムラさん。



ガラは当初、キャットタワーの一番上に暫し避難していたようだが、呼べばこれもお返事する余裕があるし、食欲も落ちていない。マーゴが鳴き続けている部屋で、ぐうすか眠ってもいる。

ガラの方がマーゴよりずっとお姉さんなんだもの、それ位は余裕も見せなくちゃね。





姿の見えないマーゴの声ばかりが響いている中で、ガラが最初と最後に小さく一声鳴いた動画をご覧下さい。

ガラ 高い所に避難(動画) Apr. 21, 2008


ガラ

寝ちゃう

Apr. 21, 2008
ガラ
マーゴ

お尻を上げる

Apr. 21, 2008
マーゴ

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