《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ペリー

黒ヅラ白ヒゲ

Jun. 23, 2008
ペリー

2008年6月23日 月曜日

湿度が高くて冷えた朝。



早朝には既に葉を食い尽くした山椒の枝でじっとしたまま、丸くて固いウンチだけしていた「イモこうちゃん」だったのだが、午前8時頃には水分の多いウンチをたくさん出していた。

これは身体を軽くして蛹になる前の準備であるとイモムシ飼育のベテランから学んでいたので、いよいよその蛹になってしまうのだ・・・と私も覚悟を決めた。

この段階で私がすべき事は、蛹になる場所を作ってやる事だ。羽化した時に充分羽を広げられるようなつかまり心地の良い枝を飼育箱の中に準備してやる。



トゲの多い山椒の枝より(と言っても、トゲは切り取って与えている過保護なのだが)、ゴツゴツした木肌で丁度良いかと思い、マタタビの木の長い枝を入れてみた。

ちょっと斜めに角度を持たせ、しっかりと固定出来るようにしたのだが・・・



イモこうちゃんはいつもより素早く動き回り、どこで蛹になるべきか考えているようだ。

マタタビの枝にも乗るには乗ったものの、気に入らなかったのか、それとももっと良い場所がないものかと探索しているのか、飼育箱のツルツルとしたアクリルの壁面やら、上部の開閉する蓋にまで取り付いてみたりしている。

なかなか場所が定まらず、夜更けまで徘徊していた。



大丈夫なんだろうか?矢鱈な所で糸を吐いて取り付いたら、羽化までに落ちてしまうんじゃないだろうか?

まるで初産で難産している我が娘を見守る、お祖母ちゃんにならんとしている母親のような気持ちだ。



でもきっと大丈夫。

イモちゃんにとって初めての事でも、誰から助けられなくても、生物はちゃんとプログラムされているんだから・・・子孫を残す為の全てのプロセスが。



アインだってゴマだって、最初で最後の出産をちゃんとやりおおせたじゃないか。

でも、どっちも不安で堪らなかったらしく、アインの時は私の帰宅を待って私の膝の上で陣痛が始まったし、ゴマは出産途中で雨の中鳴きながら駆け寄って来たのだ。



まだ野良猫の避妊にまで手を出す以前の、それどころかアインの時など、野良猫の存在すら目に入らなかった頃の事。

まだ幼いと言ってもおかしくない彼女達が、私への多少の甘えはあったにせよ、ちゃんと産んで育てていた事を思い出す。



芋虫の孵化や羽化と猫の出産とでは違うけれど、子供も産んだことの無い私と比べて、芋虫も猫も立派だとつくづく思う。





そっとしておいた方が良いよ・・・と人間こうちゃんが言うので、透明な飼育箱にタオルを掛けて暗くしてやり、明日の朝までは覗かない事にした。

頑張れ、頑張れ・・・とそっと声を掛ける。

外気が冷たい。無事に羽ばたく日まで、なかなか気が休まらない事よ。








カワムラさん、今日は夜の通院。体重3.4キロで動かず。

ペリー

なに?

Jun. 23, 2008
ペリー
ぺリー

何でもないか・・・

Jun. 23, 2008
ペリー

このところハマッているセロリご飯。

いつも物足りない思いをしていたので、今夜はセロリをたっぷり入れてみた。やっぱり美味しい〜。
セロリご飯

Jun. 23, 2008
セロリご飯v@fy

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