《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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チャイ

僕も涼しげでしょ?

Jul. 9, 2008
チャイ

2008年7月9日 水曜日

やや気温が下がるが、湿度は高い。掃除をしてちょっと体を動かすだけで、途端に額に汗が滲む。



新入りのイモムシは「イモニィ」と名付けた。「イモムシ2号」だから「イモニィ」・・・まあ、安直ではある。

そのイモニィは、朝から葉っぱの上で動かなくなった。これは・・・きっと脱皮が近いのだろう。脱皮前は丸一日じっとしているらしいから。

次の段階では緑色のイモムシになるはず。

生まれ育った木ではないので、心配ではある。同じ柑橘系の葉だが、ちゃんと食べて大きくなれるだろうか。



なんでこんな大変なときに、イモムシまで育てているんだか。

でも、イモムシには殆ど手が掛からない。爪切りもブラッシングもないし、エサの葉っぱを切らさない事とたまに飼育ケースの糞掃除だけしていれば、勝手に育ってくれるのだ。

でも先日、うちの山椒の木で保護した1令幼虫たちが次々と死んでしまったばかりなので、無事に羽化出来るまで育つって本当に大変なんだなあ・・・と思った。





仕事をしつつ、昼ごはんを作るのはきつい。幾ら節約したくても、3食作っていたら仕事にならない。

お昼は、「よつや」での買出しを兼ねて「ひげパン」のパンと隣の「吉祥」で冷たいお茶を買い、店の外のテーブルとベンチを借りて食べた。

揚げたてのカレーパンとスモークトビーフの薄切り・玉葱・黄色いパプリカをはさんだ細くて柔らかい白いコッペパンのサンド、そしてジャムをはさんだ厚切りのフレンチトーストの3個ずつを食べた。

それだけ食べたって、パンではどうせ直ぐにおなかが空いてしまうだろう。



私達が黙々と食べていると、痩せた子スズメがチョンチョンと近づいて来て、何か下さいと言っている(ような気がする)。フレンチトーストしか残っていなかったので、小さく千切って投げてやる。

バターでベタベタしていたのでクチバシが汚れた・・・とばかりに、コンクリートにクチバシをこすり付けて綺麗にしていた。



見ればツバメも飛び交っている。

地面ギリギリの低いところを飛んでいたので、雨が近いのかな・・・と話す。



私達は、食事をしながらあまり話をしない。文字通り「黙々と」食べる。

かつて知り合ったばかりの頃は、話しても話しても話が尽きなかった。手料理をたくさん並べ、強い酒を飲みながら何時間でもお喋りをし、それを毎晩繰り返した。楽しかったね、こうちゃん。

それはお互いを知りたいという衝動にも近い欲求と、自分を知って欲しいというこれまた根源的な欲求とに支えられた、恋愛初期のイニシエーションだったと思う。

それはそれは多くの事を話した。

音楽や映画、読書、食べ物など趣味の話に限らず、あらゆる過去と現在のエピソードや、そのエピソードに関わるお互いの価値観、そして親きょうだいに関して、勿論仕事に関しても志気を語り合い、或いはバーチャルな設定でゲーム機など無しのロールプレイングゲームもした(おほほ・・・)



あれから18年・・・もう私達は話し合う事が殆ど無い。それは関係が険悪だからとか相手に飽きたからではなくて、もはや言葉にしなくても殆ど意思の疎通が出来ているせいだ。

殆ど同時に同じ事を感じているし、相手が何を思っているのかが解っている。

それは油断じゃなくて、どうしてこんな事までコイツは解ってしまうんだ・・・という位、双子のように心身のあり方がシンクロしてしまう。

それは「リスク分散」という点に於いては良くもあり、悪くもあるのだろうが。



だから食事中にも話が全然弾まない。

たまに話が弾むのは、ベッドに入ってからもなかなか眠りに落ちない時、こうちゃんの背中に向かって唐突に昔のギャグを言ってみたりする時くらいかな・・・二人で涙が出る程笑って、楽しく眠る。






話は「ツバメ」だったっけな。

空中の高いところから一気に鋭く滑空して、どこかの軒下(多分自分の巣)へと消えた。ツバメの巣がある家は、糞を落とされて大変だろうけれど、巣を取り払ったりしないでやって欲しいな。





そう言えば、どこかの公園の公衆トイレに作られた巣から巣立ち前の子ツバメが、誰かに叩き殺されたというニュースを見た。

濡らしたトイレットペーパーのロールが、ツバメの巣に投げつけられて壁にくっ付いている様子が映し出されていた。床にはひなの死骸があり、親鳥が巣の周囲を飛び回っていたと言う。



犯人は、無目的に時間と体力と自分自身を持て余してウロウロしている若者たちだろうか。

そいつらも、やがていつかは結婚して人の親になるのだろう。自分の子供というのは、普通の感覚であれば可愛くて仕方ないはずだ。

その可愛い我が子を何の意味も無く、突然、通りすがりのバカに気紛れで殺されたら、自分は親としてどんな気持ちになるか・・・

勿論、よくよく頭が悪いやつらなのだから、そんな事を考えるはずもないだろうが。





せめて、そういう「血」が後世に受け継がれなくて済むよう、自分も自分の殺した子ツバメと同じように無意味に子供を作る前に突然殺されてしまえば良いのに・・・とまでは言わないけれど、せめて子孫を残さないで欲しい。

あら、これじゃあ「優生思想」になっちゃうかな。

剣呑、剣呑。

チャイ

これでもモテるのよ

Jul. 9, 2008
チャイ
チャイ

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Jul. 9, 2008
チャイ

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