《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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カワムラさん

今日もよく食べて

Jul. 16, 2008
カワムラさん

2008年7月16日 水曜日

毎週火曜日の晩と水曜日の午前中はドキドキ・・・そして迷いに迷う。

水曜の午後はマツモト先生の病院が休診なので、カワムラさんの容態がどれ位落ちているか、どのタイミングで連れて行くべきか、それをいつも本当に迷う。

前回は、中3日も空けられた。それが今週月曜日の事だった。連日の通院だった頃もあったけれど、今は一日おきか、長くて中3日という感じで来ている。



今日は何とか乗り切ってくれそうだから、次の給餌までの2時間以内で一気に用事を済ますべく、ルートも周到に考えて、水筒持参で家を出る。



いや、実は郵便局と区役所と警察とを回るだけなのだけど・・・余裕があれば買い出しもして・・・。

たかが3箇所に行くだけでこの覚悟。

まったくもう大袈裟なようだけど、渋滞に遭ったり、ルートも行き当たりばったりで結局遠回りしてしまったり、行った先の窓口で待たされたりすると、2時間のつもりが3時間に・・・という事もあり得る。

勿論、予定時間を越えそうだったら途中で断念して帰宅するのだが、警察と区役所はうちからは遠く、それぞれの所在地が近いので、出来れば一度に済ませてしまいたいと思う。



そんなに心配ならば委任状を持って一人で行けば良さそうなものだが、大好きな郵便局の用事や免許証の交付だけなら兎も角、役所の用事はちょっぴり憂鬱な内容なので、こうちゃんの重い腰がなかなか上がらず・・・ここはカズエちゃんも付いて行ってあげないとね。



そうよ、二人で行けばどこだって楽しいじゃん。命短し・・・夫婦相和し、共に過ごせる時間をたくさん持ちたい訳よ。

猫だけじゃないのよ、大事なのは。うちの場合、あくまでも基本は夫婦。

そこんところにちょっとでも隙間があったら、猫達との関係にもきっと影響すると思うから。

でもそれは後付けの理由であって、私達は兎に角いつも一緒に居たいんだ。それが叶うよう、色んな事を調整しているのだし。





結局、一番待たされたのは警察での「ゴールド免許」の受け取りだけで(どうして受け取りだけであんなに時間が掛かるのか解らないケド)、区役所での書類交付はいとも短時間で済み、帰り道も渋滞せず、途中で晩ご飯の買い物も出来ちゃった。





カワムラさんはご機嫌でお出迎えしてくれた。

そしてシーバをしっかり食べられた。



2時間おきに、缶詰なのか、c/dのドライなのか、それともシーバなのか・・・カワムラさんに聞きながら食べさせる。ドライが食べられる時は、まだ調子が落ちきっていないという判断がつく。

それが可能な位、カワムラさんとは完全な食欲廃絶で危篤状態に陥った2年前から、食べ物の事ではみっちり付き合ってきた。

いつかは尽きる命であると解っていても、カワムラさんが今どうして欲しいのかを最優先で考えて対処して来たつもりだ。



相手がカワムラさんでなかったら、ここまで上手く行ったかどうかは解らない。アインとジーコが食欲廃絶状態になり、強制給餌だけで生き長らえた1年半も、とうに超えた。

あの時の方が(1時間おきで日に24回だもの)倍ほど大変だったけれど、腎不全の末期のケアに関して必要な事は、あの日々のお陰で良く解った。

毒素を溜めさせないこと、その為の食餌の量と質とインターバル、そして水分の摂取と順調に排泄させる事・・・今のカワムラさんとアイン達とでは食餌の内容が全然違うものの、厳守すべき基本は同じだ。



でも、これは私もこうちゃんも有り難い事に「居職」になったからこそ出来る事で、あのまま勤めを続けていたら到底出来ない事だった。夜も昼も関係なく、1〜2時間おきで給餌なのだから。

ギリギリで間に合ったかな・・・でも、ミュウのときはずっと一緒に居てやれる日々ではなくて、しかもあっと言う間に駆け抜けて逝ってしまって・・・いつまでも悔いが残る。



カワムラさんは多分、私達にとって奇跡の猫なのだ。この猫の特異な性格のお陰で、毎日のお世話が苦しくない。

いや、苦しいと言ってしまえば苦しい。これだけ長期間まともに寝られない生活というのは、昔から睡眠時間が少なくても済んでいた私達ですら、やっぱり尋常な事ではない。命を削っていると思う。



でも、苦しさを上回る喜びと楽しさがあるという事かな。

カワムラさんと私達・・・共に命を共有している、或いは分け合っている実感がある。



誰でもそうだが、私にとっても与えられた時間には限りがある。

自ら望んで受け入れた事への責任に関してやる事が多い以上は、おちおち寝ていられない。一切寝ないで済むならば、ずっと起きていてやりたい事がまだまだ一杯ある。

これこそが年寄りの貪欲さだろうか。若い頃、惰眠を貪ったツケだろうか。



いよいよの時には行き倒れるけれど、これが私達の晩年のあり方、そして喜びなんだと思う。それが苦しいだけだったら、幾ら生真面目な私達でも続きっこないしね。



だけど、私が食欲廃絶状態になった時は、もう何もしないで欲しい。私の為に誰かの手を煩わせる事はしたくない。

どのみち子孫はいないのだし、こうちゃんと私との間でだけ了解していれば良いのだけれど・・・









モアは痛みが出始めてきていて、今夜からモアもシーバだ。これて数日は凌げるのが常だ。

どのみちあと数日で病院に連れて行く事になるだろうが、今回は特に良く頑張った。発症して3年と少し・・・置きエサだけしていたら、とっくに死んでいたでしょうと先生にも褒めて戴く。

でも基本は大量のハイポのお陰なんだけどね。そしてモアの前向きな性格のお陰だね。



猫達に助けられて日々を乗り切れている。

カワムラさん

良く寝たなあ・・・

Jul. 16, 2008
カワムラさん

イモニィちゃんは、いよいよ大きくなってきた。多分そろそろ水分たっぷりウンコをして、サナギになる準備に入るだろう。そういう大きさになった。

目が離せないので、ケージはずっと室内に置いている。

但し、あまり刺激しないように・・・夜には暗くして、大きな音も立てないように気をつけている。動いていても、私が覗き込むとピタッと動きを止めるのだ。どう見えているんだろう、私が。



朝の掃除の際、すっかり食べつくしてしまった葉と共に撮影しておいた。

顔が可愛い・・・と言いたいところだけれど、目のように見えるものはただの模様なのだ。ホンモノの頭は、この大きく膨らんだ部分の先から出たり入ったりしているのだ。
イモニィちゃん

Jul. 16, 2008
イモニィちゃん

すもも酢の方は、ますますブキミになってきた。

こんな事を言いたくないけれど、歯が一本も無く目玉も刳り貫かれた老婆の頭部のホルマリン漬け・・・といった風情で、とっても気味が悪い。

でも美味しくなる過程なのだから仕方ないね。こちらもあと1日程で出来上がるはずなのだが・・・
すもも酢6日目

Jul. 16, 2008
すもも酢

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