ジャム
アタシは我慢なんて
Sep. 20, 2008
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2008年9月20日 土曜日
台風最接近で昨日の夜半に激しくなった雨は、明け方にはもう上がっていた。
そして台風一過の暑い一日。これは夏だ。
先日、自分で髪を切り過ぎてしまい、ゴムで結わえられない。その結果、襟足に掛かる髪の毛が鬱陶しいし、サイドの毛も下を向くと顔に掛かる。
色々なタイプのピンを留めてみたけれど、ピンがスルスルと落ちてくる位に髪の毛が少なくて蜘蛛の巣のように細いので役に立たない。ゴムだって何度も留め直さないと緩んでくるのだ。
家で掃除する時には、バンダナで鉢巻をする事にした。襟足の毛は鉢巻と共に挟み込むピンで留める。それで何とか髪の毛の存在に煩わされずに作業が出来るようになる。
風になびく髪？ノーノー、その鬱陶しさが嫌で嫌で、３５年もひっつめ髪をして来たのだ。
いっそベリーショートにしたいけれど、自分ではそういう技術の要るカッティングは出来ない。美容院に行く時間とお金が勿体無いし、そもそも行きつけていないと照れ臭くて行けない。
人類に頭髪など生えていなかったら、物理的にも精神的にもどんなにか楽だろう・・・と、日記でも何度も書いた。男性もハゲで悩む事はなくなる。
未来の人類は、頭髪がなくなると良いね。でも私の生きている間には間に合わない。
さて、ナムの様子。
何度もケージから出して抱いたり、その辺りをウロウロするのを見守っているが、うちの先住猫たちが皆おだやかでおとなしいので、さしたる小競り合いもなく過ごしている。
一度だけ、イオに向かってソロリソロリと近づいていた時、いきなりリマが後ろから近づいてお尻を舐めようとしたものだから、ビックリして「ギャ〜ッ」と悲鳴を上げてしまった。
大丈夫、リマは舐め魔なだけで、とってもフレンドリーなんだからね。ちょっとしつこいしデブだけど。
ご飯はポチポチという感じで食べている。昨日のうちには殆ど自発的に食べたり飲んだりしようとしなかったので、水分だけは与えておかないとマズイと思って、シリンジで何度か強制的に給水させた。
勿論、ハイポたっぷり加えたお水だ。今までのおうちでも、ハイポは飲んでいたはずだから、多分抵抗無いと思う。
顔を洗ったり、撫でていると毛布の上でクルクルと回って、こっち側も撫でて・・・と向きを変えて横たわる。ゴロゴロと喉を鳴らしたり、目を細めて気持ち良さそうにしてみたり・・・
そして我が家に到着して２４時間後、やっとオシッコをした。新しく迎えた子が無事に最初のオシッコをしてくれるまでは、どこの飼い主さんも気が揉めるよね。
みんなおんなじ道を辿るのさ。
さあ、これでやっと一安心。あとは食べる量が増えれば、ウンチも出るだろう。
とてもたくさん砂を掻くので、事後には長いこと手の平を舐めていた。綺麗好きなのよね、ナムちゃん。
３本足で歩き、走り、高いところにも上手にジャンプしている様子を見ると、亡きマルコの姿とダブる。
マルコには右足が無かった。ナムは左足が無い。
小さい小さいと思っていたガラよりも、ナムの方がもっと小さい。
この二人・・・どういう反応になるかとちょっと心配していたのだけれど、鼻を付き合わせただけで、どちらの威嚇も無くさらっと通り過ぎた。
ペリーは今日もナムにしつこく付きまとい、そのペリーにイオも付き合っている。やっぱりこの二人は仲良しだ。
私達が１階に下りている時間が長いので、ジャムはちょっと不満そう。
でもね、３６５日毎晩パパとママにベッタリ添い寝しているのは、ジャムだけなんだよ。８キロもあるのに、ママの胸の上に乗って寛ぐのは、アンタだけなのよ。
新しく来たばかりの子は、みんな暫くの間は特別待遇なんだから・・・ジャムだってゴマにも亡きミュウにも、勿論着パパにもママにも寄ってたかって特別扱いされて可愛がられ続け、可愛い可愛い世界一可愛い・・・と言われ続けて来たんだからさ・・・。
アンタも少し我慢しようね。
あっ、いいのいいの、こっち来なくて。
呼んでない、呼んでない。
ちょっと寝姿を見たかっただけなんだから・・・。
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