《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

新しい部屋
出来た

Oct. 12, 2008
ガラ

2008年10月12日 日曜日

三浦和義氏がロスの拘置所で自殺した。

このニュースで、世間はまた大騒ぎしている。



サイパンで逮捕された時、そしてロスへ移送される時の(テレビで観る)三浦氏の顔は、61歳とは思えない程に老けていた。顎のラインは70歳、いや、80歳と言ってもおかしくない程に皮膚がたるんで見えた。





三浦氏が1985年に逮捕された少し前、渋谷の人通りの少ない裏道で氏に遭遇した事がある。

私は会社からの帰り道だった。代官山に住んでいた私は、道玄坂の会社まで徒歩通勤していた。帰り道はいつも渋谷駅前で国道246を横断歩道橋で渡り、「南国酒家」のある(あった?)通りを登って行く。



その坂を登り始めて間もなく、確か質屋の前あたりで道を渡ろうとして、ちょうど発進しようとしていた黒いスポーツカーをやり過ごそうとして立ち止まった時だった。

かなり黒いスモークガラスで中の見えない車の運転席の窓が開いて、黒いレイバンのサングラスをした男性が顔を出し、手の平を上にして合図しながら「どうぞ」と言った。



見ず知らずの通行人の女の子・・・それも人目を惹く美人でもない私に、わざわざ窓を開けて「どうぞ」と道を譲る男性などいるはずも無いので、とても驚いた。

でももっと驚いたのは、それが当時、所謂「ロス疑惑」で有名になっていた三浦氏だった事だ。

そこは丁度、桜丘の「フルハムロード」(三浦氏の当時の夫人の店)があった場所だった事を後で知った。



テレビで観るよりも当時の三浦氏はハンサムで、なるほどカッコ良かった。都心に住んでいたから芸能人に出遭うことは珍しくなかったけれど、なまじの芸能人よりもカッコ良いと感じたものだ。



わざわざ窓を開けて顔まで出して、手で「どうぞ」と示して道を譲るなんて、「キザ」と言ってしまえばそれまでだけれど、通りすがりの女性にまでジェントルマンとして振舞う事が身についている事は充分に感じられた。

日本でそんな待遇を受けた事は無かったし、今でも稀有だろうと思う。



三浦氏が本当はどういう人物であったかは知らないし、事件の事実関係がどうであったのかも解らない。でも、たった一度きりのそんな程度のエピソードではあるものの、通行人にまで礼儀正しい優しい人物であった事は確かだ。

私に親切にしても、何の得も無いのだから。

きっとあれがお婆さん相手でも、彼は同じようにしたのだろうと思う。そう確信する位、私なんか若い頃から目立たない地味な女の子だったのだから。



愛する家族もある、まだ61歳の男性が、何を思って異国の地で自殺などしたのだろう。








隔離スペースとして作った「アスレチック・ルーム」は、意外にもガラのお気に入りとなった。

昼間は窓の外を飽きずに眺め、夜はケージの上のシエスタで寛ぐ。ペリーやイオが一緒に入る事もあるけれど、彼らは次第に飽きて「出たい」と鳴く。仕方なく出してやる。

それでもガラは一人でおこもりしている。



その間は、ナムがカワムラさん部屋でのびのびと遊ぶ。今はそれでよしとしよう。全てが百点満点という訳には行かないこともあるのだから。



ガラが一人でいる事は、それはそれで不憫ではある。

ガラだって寂しい。ガラだって独占的に甘えたい。

ガラの母親を知っているだけに、子供としてのガラがいじらしいのかも知れないが。

ガラ

結構、好きみたい

Oct. 12, 2008
ガラ
ガラ

アタシの部屋に
する

Oct. 12, 2008
ガラ

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