《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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プティ

こども洋食?

Nov. 7, 2008
プティ

2008年11月7日 金曜日

早朝に雨。

雨の中、常連さんの野良猫達はちゃんとご飯を食べにやって来る。

プレミアムのドライだけにしてやりたいが、総合栄養食の缶詰を混ぜてやると、やっぱり食べっぷりが違う。



一昨日からハイポも混ぜ始める。

朝晩は冷えて、風邪っぴきが出ると可哀想だからね。



野良猫ハウスも早く改造したいのだが、買って来た資材は、まだ玄関に置きっ放しだ。

時間と体力に余裕が無いと、全ては一気に出来ない。



トイレの砂ふるいもしなければいけないし、トイレやベッド洗いも、そしてゴミ捨ても・・・とルーティーンの猫仕事だけで精一杯な日々が続いている。



やっぱりハウスメイドが欲しいよ。

タヌキの恩返しでも良いんだけどな・・・。






子供の頃、母がたまに「こども洋食」なるものを作ってくれた。

茹でたじゃが芋をサイコロに切って、ウスターソースで味付けしながら炒めたものなのだが、何故に「こども洋食」なのか解らなかった。

他所では聞いた事が無かったので、母が勝手にそう名付けていたものとばかり思っていたら、先日、TV番組で「桐生の珍しい食べ物」として紹介されていて驚いた。

そういう食べ物を商う店まで、昔からあったらしいのだ。家の外ではお目に掛かった事が無かったし、商う店があるなんて全然知らなかった。

きっとヤキソバだとかを作って売るような店で、簡単な食堂で食べさせるかテイクアウトさせる類の店なのだろう。



ソースヤキソバの専門店というのは確かにあった。忘れもしない、「ロッテ」という店だ。女学生の頃、帰り道に立ち寄って食べた。

そして「ロッテ」にはポテトヤキソバというものがあって、それがとても美味しかったので、私は今でも時々作る。



この場合のポテトは、私は茹でないで太めの拍子木に切り、そのまま柔らかくなるまでじっくりと炒める。それから蒸し麺を加えて炒め、ウスターソースで味付けをする。

こども洋食のヤキソバ版である。勿論、とても美味しい。タコヤキやお好み焼きが好きな人ならば、「こども洋食」もポテトヤキソバも好きなはずだ。

こうちゃんも大好き。



但しキャベツやもやしなどで作るヤキソバよりも、手間も時間もちょっと余計に掛かる。

「ジャーマンポテト」を作るようなつもりで、生からじっくりと時間を掛けて炒めた方が、茹でて既に柔らかくなっているじゃが芋を炒めるようも、ねっちりとしたテクスチュアで美味しいと思う。

肉なんか入れなくても、ポテトヤキソバはそれだけで美味しい。敢えて加えるならば、ニンニクのスライスだろうか。ニンニクを一緒に炒めると、これもまた美味しい。

「ガーリックライス」ならぬ「ガーリック・ポテトヤキソバ」である。ビールによく合う。





その番組では他にも桐生特有の変わった食べ物として、「シロフジ」の「アイスまんじゅう」を紹介していた。

「まんじゅう」と言ってもアイスキャンディーなのだが、要するに餡子が入っているアイスで、今では他所の地域にもこういうモノはあるような気がする。。

これも女学生の頃、学校帰りに買い食いした。凄く固くて、でも美味しかった。懐かしい。





だけど私にとって桐生の懐かしい食べ物と言えば、何たって「ソースカツ丼」である。

ソースカツ丼は全国に色々とあるようだが、桐生のソースカツ丼と同じものを私は知らない。

カツはヒレの一口カツで、さらっとしたタレにくぐらせて、カツの衣はカリッとしたままの状態でないといけない。

ドロドロのとんかつソースなど掛かってキャベツに乗っていたりしたら、それは私にとっては「ソースカツ丼」ではなくて「カツライス丼」だ。

そういうものとは、味も食感も全然違うものなのだ。

右の写真は、私がかつてよく食べていた店のものとは違う。

私の食べていたものは、これにグリーンピースがポロポロと何粒か乗っていた。

でもその店はもう存在しない。



ああ、また思い出してしまった。

かつての職場で、あるオトコが以前群馬に赴任していた事があるものだから、ソースカツ丼の話題が出たら、「群馬は貧しいから、本当はタマネギも入れて卵でとじたいのに、カツだけ乗せた」と言いやがった。

あのね、薄っぺらい肉のトンカツを卵でとじたものとは、そもそも全くコンセプトが違うのよ。良いヒレ肉でなければ美味しく出来ないし、もし群馬が貧乏だとしても、いまどきタマネギや卵くらい幾らでも入れられない訳ないじゃん。



あのオトコ、普段は寡黙そうでいて、群馬にどんな嫌な思い出があるのか、それとも何の恨みがあるのか知らないけれど、この時ばかりは随分と「立て板に水」で貶していたっけ。

自分ちで作ってみれば解るけど、卵でとじたカツ丼よりも、ヒレカツのソースカツ丼の方が原価も掛かるんだから。



でも自分で作っても、あのソースの味がなかなか出せない。

ウスターソースと味醂、醤油も入っているんだろうか?ウスターソースだけでは辛過ぎるし、どうやって作っているのか解らない。





ソースカツ丼が食べたくて食べたくて、一度里帰りしたいような気がする。

でも帰れないね、やっぱり。

自分で作るしかないか。

プティ

ソースカツ丼?

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プティ

どれも食べたい

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