《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ぶーちゃん

また冬が来たね

Nov. 9, 2008
ぶーちゃん

2008年11月9日 日曜日

今日はぶーちゃんのブラッシングの日。

何しろ体積が大きいから大変なのだ。

覚悟して掛からないと、途中で挫折しそうになる。

怖がらせないように声を掛けつつ、逃げられないようにやんわりとしかし力をこめて押さえつつ・・・。



相手は箪笥の上だから、椅子の上で背伸びしながらのブラッシングだ。

床に降ろせば良いって?降ろせる位だったら降ろしますよ、そりゃ。腕の力だけでは降ろせないから、こちらが歩み寄るっきゃないのよ。



細い毛が宙に舞い、鼻といい喉の奥といい目の中といい、いつの間にか入り込んでいる。

今夜はきっと喘息が酷く出るだろう。喉から気管にかけて絡まった細い細い毛が痰と共に出るまでは、いつも凄く苦しい。

マスクをした事もあるのだが、そうするとぶーちゃんが怖がるのだ。



ともあれ、全身をしっかりとブラッシング出来た。

表面の「フェザー」部分だけ幾ら梳いても、奥の方の細い「ダウン」が掻き取れないと、抜けた「ダウン」が「フェザー」に大量に絡み合って毛玉となり、気が付いた時にはフェルト化してしまうのだ。

長毛の子の手入れは、本当に大変。しかもビビリの巨大猫。ついでに爪まで切ったので、また当分は私の顔を見れば逃げ回るのだろうな。



ぶーちゃんも頑張ったけどさ・・・ママも頑張ったんだよ、毛まみれになりながら・・・。










もう11月だから残り少ないのだけれど、大河ドラマの【篤姫】を毎週観ている。

大河ドラマを観るのは、2004年の【新選組(「新撰組」ではない)】以来だ。その前は1995年の【八代将軍吉宗】・・・その前は1987年の【独眼竜政宗】。

つまり滅多には観ていない訳だ。



なのに今回は、どうして観ているのだろう?

たまたま何回目かの放送を観た時、将軍「家定」の奇行っぷりと、その母親「本寿院」役の高畑淳子のオーバーな演技が面白かったので、つい続きを観てしまっている。



家定は直ぐに死んでしまったが、本寿院はまだ生きていて相変わらず可笑しい。

中村メイ子演じる、和宮の側近の女官「庭田嗣子」も顔がデカくて不気味で面白かった。でも、これも死んでしまった。

松田翔太の「家茂」も、いちいち素直で可愛かった。でも、これも残念な事に早死にしてしまった。最期の場面の演技は、とっても上手かった。「悔しいのう・・・」には鳥肌が立った。



他にも一杯、重要な人物がどんどん死ぬ。

篤姫の乳母「菊本」が先ず死に、実父も継父「島津斉彬」も死ぬ。

和宮の母「観行院」も、兄の「孝明天皇」も死ぬ。

家定の父親であり12代将軍「家慶」も死に、老中「阿部」も大老の「井伊直弼」も死に、坂本竜馬も勿論死ぬ。

戦の場面でもなし、こんなにたくさん登場人物が死ぬドラマは、ちょっと無いんじゃないだろうか。



ただでさえ嫌いな岩倉具視の役を演じている片岡鶴太郎の公家言葉がヘンテコリン。

この鶴太郎、器用な人なのだろうが、小手先で面白がってやっている感じが何となく嫌だ。

もっとひとつひとつの単語のイントネーションまでが京風でないと、語尾だけ京訛りにしてもおかしい。





それにしても薩摩の下級武士たちが凄く卑劣に描かれていて、あれが実態だったとしたら西郷も大久保も大っ嫌いだ。

コンプレックスが根本にあると、ろくな事をしでかさない。

でもコイツらも、いずれは歴史の中では非業の死を遂げる事が解っているのだ。





歴史なんて時の権力者に都合良く書き換えられて来ただろうから、本当のところは解らない。

今も解釈する者によって、歴史上の人物像は美化される事もあれば歪曲もされるだろう。



だからいちいち腹を立てる事も無いのだが、あそこで描かれているあの時代の薩摩藩のやり方は汚い。

目的の為には手段を選ばない。坂本竜馬殺しも薩摩じゃないのか?と言いたくなる。





どうでも良いけど、「天璋院」という名前を初めて知ったのは、【我輩は猫である】の中である。

二絃琴のお師匠さんの身分を聞かれて、「天璋院様のご祐筆の妹のお嫁に行った先のおっかさんの甥の娘」というくだり・・・これで初めて聞いた名前で、とても印象に残ったのだ。




ところで、このドラマには変な顔の女優が3人出ているのだが、それが誰であるかは書かないでおこう。

画面に映る度、こうちゃんとほぼ同時に「変な顔」と言ってしまう。

私達って、つくづく気が合うのね。



大奥の女たちではない。

変な顔だけど、きっと味があるのかも知れない。

ま、好き好きもあるだろうし・・・。





さて、今後は家定の幽霊が出るらしいので、期待していよう。

ぶーちゃん

またブラシ〜?

Nov. 9, 2008
ぶーちゃん
ぶーちゃん

僕、頑張った

Nov. 9, 2008
ぶーちゃん

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