《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

ご無沙汰したわね

Mar. 1, 2009
ガラ
2009年3月1日 日曜日

今日から3月。

春はもう直ぐだと思うと、嬉しくて仕方ない。毎年毎年、いずれかの季節の訪れを待ち侘びるなんて事は、春を待つくらいしかないんじゃないかな。

いや、余りにも夏が暑いと涼しい秋の訪れを待ちわびるような気もするけれど、実りの秋は同時に衰退の始まりをも象徴する。

歳をとってくると、それが侘しくて辛い。長い冬の入り口に近づく事も連想されて、尚更辛い。



しかし春はいい。再生の春だ。

春だけは諸手を挙げて歓迎し、ひたすら寿げば良い。



しかし3月の幕開けとしては、とても寒かった。

まだ当分寒いらしいが、これでも今年の冬は暖冬だったのだそうだ。やはり地球は温暖化しているのか。それは本当に悪い事ばかりなのだろうか・・・私には解らない。






さて、他人様にどう思われようが構わない姿勢で書いている日記ではあるものの、間違った影響や害悪、そして負の精神をタレ流しにする事だけは謹む努力は一応しているとお断りした上で・・・

またケチをつけたい世の中の風潮がある。

言葉とは難しいもので、使っていくうちに練れていく部分もあれば、事なかれ主義に甘やかされてスポイルされてしまう部分も大きいと思う。

私も赦されているが如く、私も他人に対して寛容でありたいし、もっと互いに母国語を突き詰めて磨いて行きたいから自分にも他人にも厳しくありたいと願うものでもある。




前置きは大層だが、嫌いな表現というものがあるのを覚え書きしておきたいだけなのだ。



使い慣れない表現を聞きかじりで取り入れてはみたものの、それが余りにも精緻さに欠ける場合は如何だろう。例えば・・・

「・・・と思うのは私だけでしょうか」という言い方を良く見かける。

それが本当に突飛な感覚であれば別に問題のない言いまわしであると思うのだが、世間一般で常識的に受け止められている事項であったなら、何もそんな言い方をする必要はない。

「アンタだけの筈が無いじゃん」「ちょっと考えれば、アナタだけと思う方がおかしいよ」と突っ込みたくなる。



もっと噛み砕いて言うと、「・・・と思うのは私だけでしょうか」という表現を使っても違和感が無い場合というのは、例えば・・・(勿論、あくまでも架空のたとえ話です)

「情状酌量の余地のない連続殺人犯にも、堂々と幸せに生きる権利があると思うのは私だけでしょうか」

「世の中に桜ほどつまらない花はないと思うのは私だけでしょうか」

と言うような場合だ。

そうね、かなり少数派で特異な意見かも知れませんけどね・・・と、内容に関しては兎も角、表現方法そのものには納得が行く。



肝心なのは、その意見が多数派であるか少数派であるか・・・という事ではない。少数派どころか自分ひとりしか支持しない考えでもあながち間違いという事ではないのだから。

ちょっと想像すれば、一般的な感じ方である事くらい解りそうな意見でも、単なる表現方法として「・・・と思うのは私だけでしょうか」と言ってしまうのは変だ。

それはもしかしたら、とても謙遜したつもりの表現なのかも知れない・・・とも想像してみている。そうであったとしても、それは間違いだと思う訳だ、言葉に不寛容な私としては。






以前にも書いたと思うけれど、「・・・って言うか・・・」で始まる返事も嫌いだ。

それはもしかしたら「え〜っと」とか「あの〜」という程度の意味しかない単なる間投詞的な言葉でしかないのかも知れないのだが、「ってゆ〜か〜」と切り返されると、どんな反論が出てくるのか思わずドキッとする。

つまり、本来持つはずの意味である「・・・と言うよりむしろこういう事じゃありませんか?」と言われていると判断してしまうのだ。

しかし大抵の場合、次に出て来る言葉は反論などではない。むしろ同調している場合も多いのだ。


きっと「てゆ〜か」は「ウッソ〜!」とか「マジ〜?」と変わらない、そう意味の無い反応に過ぎないのだと解ってはいるのだが、あまり聞きたくない。



こんな事にいちいち目クジラたてていたら、若者言葉に疲れてしまうだろう。

私は若かった頃から、出来るだけ日本語には保守的であろうと心掛けてきた。だから若々しさがなかったし、話し方がきついとも言われた。



きっと若者達は、経験の中で、どう話せば婉曲的な柔らかい言い方になるのか、自分だけが浮いてしまうような事にならないか知っているのだろうとも思う。絵文字・顔文字などもその表現手段のひとつなのかも知れない。

だけど敢えてそれを使わない事で、限界がある事は承知で「言葉による表現」を深めたいと思うのだ。到底なし得ないと思いつつも、言葉を使う限りは可能な限り正しく使う努力をしたい。



専攻が外国語だったからこそ、そしてそれを一時はかなり懸命に勉強した事があったからこそ、日本語の難しさ・面白さにも気付いた。

今ではもっと日本語を学びたいし、日本の文化や古典文学にも触れたい。時間がない事を言い訳にしないで、勉強がしたい。



老い先短くなってきているから、そう思うのだろうか。

それも一理あると思うのだが・・・
ガラ

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ガラ
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ガラ

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