猫雑記20090315

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペロ

どんなにイタズラでも

Mar. 15, 2009

2009年3月15日　日曜日

風も止み、穏やかに晴れた。

しかし朝はかなり冷えたようで、庭の野鳥の餌台に少し溜まった雨水に薄氷が張っていた。そんなに冷えたのか？とビックリ。

しかし陽が高くなるにつれ、どんどん暖かくなった。

疲れているのか、それとも粗忽なせいか、口の中をよく噛む。

噛んだところが口内炎になる事もあるし、そうならないまでも、噛んだところは噛み易くなり悪循環に陥る。

先日【ためしてガッテン】で知った、口内炎の仕組みと対処。

それは、口内細菌が口の中の小さな傷に感染して炎症を起こすものであるから、殺菌する事と、消毒薬が健全な組織まで損なわないよう、消毒薬でのうがいの後は水で濯ぐ事が大事だという事だった。

細菌を減らすという事を常にしていれば、発症を防げる可能性が高いという訳だ。

それは消毒に関してはプロである看護士の、大五郎の里親さんからも聞いていた。先ずは徹底的に水で洗う事、そして殺菌能力のある「何か」で消毒する事。

この事は、素人でも何となく感じていた。

手を洗う、洗濯する・・・それって限りなく汚れを薄める事でしかないのではないかと感じていたから。

完全に細菌をゼロにしようとしたら洗濯物も煮沸するしかないだろうし、手を殺菌しようとしたら、ヨードで洗ったりするしかないんじゃないだろうか？と思っていた。勿論、そんな事まで出来ない。

どれだけ煮沸すれば、細菌はゼロになるのだろう？

こうちゃんが昔インドネシアに駐在していた頃、水は沸騰させて消毒していたと言っていた。どの細菌が、どれ位の温度でどれ位の時間煮立たせたら死ぬのだろう？

勿論、同じ細菌に触れても不感症になっている人たちもいるだろう。外国の工場で、その国の人が捌いた鶏肉を日本人が加熱不充分で食べたら感染する食中毒菌も知られているし、猫でもカンピロに感染していても症状が出ない子もいる。

生活から細菌を完全に排除する事などは不可能だ。無菌室で暮らす訳には行かない。

除菌だ殺菌だと神経質になり過ぎてもいけないだろう。

菌にも有用な菌だってある。要は、増え過ぎないように気をつけて対処する事と、ある程度は自分の免疫に任せる事が大事かも知れない。

しかし免疫不全の猫たちや私のような自己免疫疾患の人間にとっては何がどう作用するか解らない部分もあるものだから、出来る範囲で細菌やウィルスを増やさない・持ち込まない・持ちこませない・持ち出さないで済む努力をしたいと思う。

とりあえず、私の口内炎はプロポリスとハイポで早めに完治した。

モアにもプロポリスが使えたら・・・といつも思う。しかし今はハイポの大量投与で頑張れている。

モアが難治性の口内炎を発症して丸４年が経った。途中、かなり大変な手術で抜歯もしたし、術後の抗生剤の注射痕が腫瘍となって破裂し、その手術もした。

そういう困難を凄く頑張って耐えてきたモアが、もっともっと（それこそ「モア」だ）長く生きられるよう、私達は精一杯の事をしてやりたい。

無邪気なモアの顔を見ていると、どんな犠牲を払ってでも何だってしてやりたいと思う。

だから猫の神様、どうぞモアにたくさんの時間を与えてやって下さい。

さて、無邪気と言えば、一番の無邪気は怪獣ペロだ。

どんなにイタズラでも許されるうちの猫たちの中でも、そして歴代の仔猫の中でも、他の追随を許さない程にイタズラでしつこいペロ。

同世代の>>祥君もかなりぶっ飛んでいるようだから、面識は無いものの「ご学友」として、これからも競って戴こう。

ペロ

それはそれで可愛い

Mar. 15, 2009