モア
アタシの目の色
May. 4, 2009
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2009年5月4日 月曜日
アンちゃんが、遂に、ゴマだけの聖域だった3段プラケージの上を制覇してしまった。
最初は登ったは良いものの、自力で降りられずに泣いていた。2度ほど抱きかかえて降ろしてやったけれど、そのうちには大胆にもちょっとした足場に飛び降りる事を覚えた。
それからはもう昇り放題。
ケージの上には、ゴマのお昼寝用の座布団とかまくらベッドが置いてある。
当初はアンちゃんがかまくらベッドに、そして同時にゴマが座布団の上に寝るという微笑ましい構図も見られた。どちらも小柄なのだから、二人仲良くケージの上でお昼寝しているなら、それはそれで良い。
しかしだんだんと調子付いたアンちゃんは、自分が先に登っている時には、後からゴマがアンちゃんとは違う独自のルートで登ろうとすると、上からパンチを繰り出して阻止するようになった。
喧嘩には強いゴマも、砦の上からの攻撃には弱かった。
すごすごと退散するや、枕トイレでオシッコじゃーじゃー。
こうい時のオシッコは、明らかに腹いせだろう。でもね、ゴマさん。それを洗濯するのはママなんだよ。アンちゃんにとっては「屁」でもないのよ。
そういう日が続いて、アンちゃんの傍若無人な悪党ぶりを誰もどうする事も出来ないでいる。
でも、小さくて弱い病弱のアンちゃんがゴマにもジャムにも気兼ねなくのびのびと好き放題が出来るのは、嬉しい事でもある。
うちにやって来たばかりの頃のアンちゃんはジャムを怖がり、ケージに閉じこもろうとばかりしていた。
いつしかジャムなど敵ではない事を理解して、今ではジャムをからかい弄び、ゴマにパンチして爪が刺さり、ゴマにハゲを作ったりして、とんでもなくワルガキなアンちゃんだ。
一時は「アンちゃんはこのままでは一生ケージ飼いになるかも知れない」と思い、二人でふと悲観した日もあった。
でも、ちゃんとバランスがとれ、折り合いがついて来たのだ。
そうなるまでに何ヶ月掛かった事だろう。
新しい大人猫を、ジャムやゴマのように特に神経質で複雑な感受性を見せる大人猫たちの中に入れる場合、馴染むのに時間が掛かるのは当然の事だ。
立場上、そして影響を考えたら、いちいち嘆いて見せる事はしなかったつもりだが、実際には心中穏やかでない日々が続いた。
だけど、アンちゃんはちゃんと自分の場所を見つけ、私達を独占する気概も持ち、丁々発止と微妙なバランス感覚の中で、3匹は折り合いをつけてくれた。
今だって、決して安心しきってほったらかしには出来ない。時には軍事介入する事もある。
特にゴマのトイレの時にアンちゃんもジャムも意味無く邪魔をしたがるので、二人でそれを阻止するようにしている。どうして子供っぽい子は、大人のトイレを邪魔するのだろう。
みーちゃんも、チャイやプティにいつもいつもトイレを覗かれて邪魔されては、ガンガンに怒りまくっていた。とりわけ時間の掛かるウンチは、トイレではなくて隅っこの板の間でするようになってしまった。
老猫になる程、ウンチに時間が掛かるようになるみたいだ。
ゴマも先日、固いウンチが一気に出ないで、アンちゃんやジャムがウロウロし始めたものだから、トイレから出てきてしまった。
そのまま猫戦車している。
抱き上げて見ると、固いウンチが肛門からちょっぴり顔を出した状態で引っ掛かっている。ティッシュで掴んで取ってやろうとすると、痛いのか嫌がって逃げてしまう。
奥さん先生のように上手に穿り出すか、院長のように「ウンチが固く長く溜まっていたので3つに砕いておきました」なんて事をしてやれない限り、結局は猫が自力で出せないとダメなんだ。
以来、ゴマとアンちゃんのご飯には、乳酸菌と消化酵素を多めに入れる事にした。
日々、観察と試行錯誤。生きている限り、そして年老いて行く限り、そういう事の繰り返しなんだろうな。猫も人間も同じだね。
そんな事を考えていた時、尼崎の>>「ファミ君」の里親さんがギブアップして、再募集となった。
神経質な黒猫の先住猫さんとの折り合いが悪いから・・・という理由らしい。
複雑な想いが色々と湧き上がる。
先住猫と相性が悪いから一定の期限で見限って「お戻し」するなんて事は、私の感覚ではあり得ない。そもそもうちに入れた子は、何があろうと手放さない。
人間の子供だって同じはず。問題行動を起こす子もいれば、人見知りする引っ込み思案な子もいるだろうし、積極的で明るい子もいれば、一人が落ち着くという子だっているはずだ。
例えばどうしてもマーキングする猫なのであれば、その原因を出来るだけ探ってやり、どうしたらこちらの用意するトイレで満足して用を足してくれるか試行錯誤する。
それはマーキングされると困るというだけのモチベーションでは、多分問題解決には結びつかないだろうと思うのだ。
心に不満やストレス、或いは隠れた体調不良などを抱えさせたままでは可哀相だからこそ、問題行動に表れる言葉に出来ない何かを汲み取ってやりたい。それが親心というものだろうと思うのだが、如何だろう。
砂のトイレが使えないのだと解ったから新聞紙トイレに変えた途端、ちゃんと出来るようになったぶーちゃんやタム。
ケージに一人で閉じ込めてやると、ちゃんとトイレが使えるモアやナムのケースもある。トイレを済ませたら、また開放してやれば済む。
それでもゴマのように、どうしてもトイレ以外の場所でオシッコしたい猫もいる。それはあてつけのようにわざとする場合もあれば、自分がいつも清潔なシーツの上でしたいという気持ちもあると解釈している。
そうとしか感じられない位に、濃密な付き合いをしているのだ、ゴマと私は。
相性の悪さを何ヶ月経っても乗り越えられない猫同士であれば、イタズラにストレスを与えるよりは部屋分けをして生活させる。
完全に部屋分けする事は、トイレの数も手間も倍になる。しかしこちらが手間を掛けさえすれば、猫たちは快適に過ごせるのだとしたら、余計に頑張るしかないのだ。
因みに我が家の部屋分けは現在7室。
更に基本がケージ暮らしの子も4匹いるから、トイレの数やケアの時間なんか、全員同じ部屋で暮らさせる場合と比べたら一体何倍になるんだろう。
それでも猫たちが不満やストレスを抱えている姿を見なければならないハメになるよりは、こちらが負担を増やした方がずっと気分が楽だ。
ファミ君は自分の終の棲家と、本当の家族を求めて、そして愛されたくて必死なのだと思う。
表現手段が違うだけで、みんな求めるものはそう変わらないはず。もう捨てられるような事が無い心から安心出来るおうちを求めているはず。
これがファミ君。無邪気であどけない表情が、うちのガラとも似ている事に気付いた。
先ずは1年、共に暮らしてみて欲しい。ファミ君は見かけがゴージャスなだけに、外見に惹かれて引き合いがある可能性がある。
どうか肝の座った、ファミ君の体型のような心を持つ里親さんに、今度こそ出会って欲しい。ぶーちゃんのような長毛で、トムのような性格のファミ君のママになって下さる方、どんどんお問い合わせして下さい。
楽しいです、こういう猫は。張り合いがあります。
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モア
外の緑と一緒なの
May. 4, 2009 |
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モア
ほら、よく見て!
May. 4, 2009 |
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「山菜の女王」と称される「こしあぶら」を初めて食べたのは、蕎麦屋の「天せいろ」であった。
それまでは「タラの芽」の天麩羅を最高と思っていた私達が、こしあぶらの上品な香りと幽かな苦味にすっかり虜となってしまった。
でも、なかなか手に入らないから諦めていたら・・・今年は「八百忠」の山菜コーナーに遂に「こしあぶら」が登場した。
元々、このスーパーでは「山独活」や「うるい」、「こごみ」「行者ニンニク」などは目にしていたのだが、「こしあぶら」を見るのは初めてだった。
迷わずに2パック購入。これは天麩羅を揚げるっきゃない。
という事で、疲れた身体にムチ打って揚げた天麩羅は、本当に最高だった。
葉モノの天麩羅は難しいと思い込んでいたのだが、衣を着けて一塊になってデレッとした「こしあぶら」を熱めの油に放つと、パアッと美しく開いてくれる。
衣の濃度と油の温度が肝心かも知れないが、初回にしては上手に揚がった。
よし、この季節のうちに、もう一度買って来よう。天麩羅でざるうどん、或いは炊き込みご飯だ。
盛り付けが下手なので恥ずかしいけれど、それでも美味しそうでしょ?
「こしあぶら」・・・かなりハマリそうだ。 |
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こしあぶらの天麩羅
May. 4, 2009 |
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最初に揚げたアスパラと鶏のもも肉の天麩羅。これも我が家の天麩羅の定番だ。安くて美味しい。天つゆではなくて、ポン酢で食べる。
この後、千切り人参のかき揚げもしたので、すっかり揚げ終る頃には、最初に揚げた鶏天は冷めてしまった。それでもベタッとならず、美味しく食べられた。
52歳を間近にして、やっと天麩羅を極めたか?それとも単なる「まぐれ」か? |
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鶏とアスパラ天
May. 4, 2009
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