赤にゃんズの家族
May.27,2009 |
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2009年5月27日 水曜日
実は今夜、猫家事を超特急で終わらせて、ウノとドスをお届けして来た。 |
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赤にゃんズの家族
May. 27, 2009 |
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昨日のうちに里親さんとも話し合って決めていた事だけれど、迷いが無かったと言えば嘘になる。
今回の赤にゃんズは、久し振りの乳飲み子という事もあってか、私にとっては可愛すぎた。
退院が遅れたウノとドスだったけれど、見違えるように元気になっていた。
うちに連れ帰った昨日のうちに2回も立派な固いウンチをして、今朝はおからの砂のトイレにオシッコ玉も発見した。
よく遊びよく甘え、ご飯もミルクもしっかり自力で食べる。
私が投げ出した両足の間の溝にはまって落ち着くウノ。私の身体をよじ登ってキスまでしてくれるドス。ドスはゴロゴロと甘える声が大きい。
どんどん成長しているのが感じられる。そして私をママだと思っている。
「あ〜もう、いつまで手元に置いたら手放せなくなるね」2人とも同じ事を言った。
彼らが求めているのはお母さんだ。それは間違いない。
ずっと私がママでいられないというのに、このまま私を求めさせていてはいけない。本当のお母さんの元に連れて行かなくちゃ。
・・・という訳で、既にトレス改め太陽君と、クアトロ改めコスモスちゃんをお渡し済みの里親さんに、今夜、お届けを強行した次第であります。
里親さんは2匹の退院を心から喜んで、いつでもどんな状態でも引き受ける覚悟をしてくれていた。
とりあえず私の手元で1日半様子を見た限りでは、もうどこにも問題は無い。
問題は私の未練だけか。
出発の時は辛かった。まるで私仔猫を捨てるような気分になる。いつでもそうだが、里子に出すというのはそんな後ろめたさが付きまとう。
だけど幸せになる為の門出を喜ぶ気持ちも大きい。
246から環七をひた走り、豊玉陸橋で目白通りに入って間もなく、里親さんのマンションに到着した。
玄関には脱走防止が為されていて、廊下からリビクングダイニングに入るところにはドアがある。これなら玄関ドアの前で帰りを待つような事が無いから安心だ。
きちんと片付いた室内には、新品の3段プラケージもご用意下さっていた。
まだ小さいので3段ケージは使えないけれど、あっと言う間に大きくなって、みんなのジャングルジムや別荘として活躍するだろう。
掃き出し窓にも脱走防止して下さっていたけれど、それでも洗濯物の出し入れで開ける際など、ケージに入れてしまう事も可能だろう。
他にも4匹の為に、押入れの下段を広々とした仔猫ハウスにしてくれていた。
キャリー2個、猫ベッド、爪研ぎ、ご飯とお水・・・みんなそこにセットして、好きにリビングへと出入り出来る。私が子供だったらそこを自分の部屋にしたいと思うような、快適な空間になっていた。
実際、私が子供の頃、押入れを私だけのお城にしたかったのを思い出した。
仔猫にとって、押入れの出入りは中の物が崩れて来たら危険だけれど、下段はきっちり片付けて何も無い状態にして下さっている。
口にこそ出さなかったけれど、長年住んでいる家の押入れをここまで片付けるのは大変だったんじゃないかと思った。お母さんは、バイタリティと愛に裏打ちされた行動力があるのだ。
子供たちはみんな笑顔で迎えてくれた。
人間の子供も可愛いと思った。
子供達は私を「オバチャン」ではなくて「カワグチさん」と呼んでくれる。それが何となく嬉しい。
お兄ちゃんなんか、私がケーキを戴こうとしてプラスチックのカバーが取れないでいると、取ってあげる・・・とフェミニストぶりを発揮。
そしてあと3匹飼っていい?と、私に訊く。ううっ・・・可愛すぎるよ、お兄ちゃん。
宝物箱(?)を見せてくれたり、競って面白い顔をして見せてくれたり・・・賑やかで楽しくて幸せな家族なんだなあ・・・と微笑ましかった。
猫も子供も、育てる親次第なんだ。
そしてコスモスちゃんと太陽くんが一回り大きくなって、後から来たきょうだい2匹をすんなりと受け入れて見せた。
ウノとドスも、怖がりもせず威嚇もせず、暫し別れていたきょうだい2匹とあっと言う間に同化してしまった。ウノは、どこでも直ぐに眠ってしまう太陽くんの頭を舐めてやっていた。
きょうだいが一緒に居られる事がどれだけ幸せな事か、今回もつくづく感じた。 |
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ウノ
きょうだいとの再会
May. 27, 2009 |
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ウノ
お久し振りね
May. 27, 2009 |
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ウノ
太陽くんを舐める
May. 27, 2009 |
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バイバイ、ウノとドス
May. 27, 2009 |
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里親さんがあのとき初めてメールを下さった事、そして4匹一緒に引き受けて下さった事・・・本当に有り難うございました。4匹の幸せの架け橋になれた事を、私達も幸せに思います。
楽しく賑やかな時間はあっと言う間に過ぎて、帰路に着く。
きっとお別れの際には泣いちゃうだろうと思っていたのに、ワイワイと賑やかに過ごせたお陰で、涙なんか忘れてしまった。
里親さんが別れ際に話してくれた事に、私達2人とも鳥肌が立った(帰ってから話したのだけれど、2人とも同じ事を同じ表現で感じていたのだった)。
里親さんは、今回偶然(そして突然)赤にゃんズが出現しなければ、本当はディックとサムを引き取ろうかと思って下さっていたのだ。
ここで彼らの名前を聞くなんて・・・私のまだまだ提出する事が出来そうもない宿題だけど、私達以外の人間が彼らの事を想ってくれていた事を知っただけで、私もこうちゃんも本当に嬉しかった。
やっぱり乾杯しなきゃね!という事で、久し振りで心から美味しいお酒が飲めた。
4匹と里親さんと先生とこうちゃんと、そして応援してくれたみんなに有り難うと言いたい。
最高の夜になりました。 |
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乾杯!
May. 27, 2009 |
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