《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ジャム

独占欲ですって?

Jun. 21, 2009
ジャム
2009年6月21日 日曜日

願いが通じたのか、朝から雨。

町会主催の草取りは決行されるか中止となるか・・・迷う余地の無い位バシャバシャと一日降り続いた。

梅雨時だもんね。



まさかもう、秋までは公園の草取りは予定されないだろうと期待する。







先日トムのブラッシングをしていた時、じゃれて手を出したトムの爪で、私の指先が切れてしまった。

暴れん坊のトムの爪はなかなか切れないものだから、稀にこういうちょっとした事故が起きる。



トムは攻撃した訳じゃない。両手両足を使って、スキンシップの嬉しさを表現するヤツなのだ。

そしてそれがちょっと乱暴なだけだ。



その時も強く引っ掻いたという事ではなく、前足をソロリと一振りしたら、たまたま私の指に触った。

私はその前にさんざん雑巾掛けをして、手が水でふやけていた。そこに鋭い爪がかすめて、私の爪の根元あたりが深くざっくり切れてしまったという事だ。



この程度の怪我は、猫と暮らしていたら当然あると思った方が良い。

人間とは身体の構造も違えば、本能も違う生き物なのだから。






かつてリンリンとランランの里親さんが、ランランを抱いていた時、突然の大きな物音に驚いて飛び退いたランランの後足で、手首を切ってしまった事があった。

リンリンとランランは私の募集猫ではなかったけれど、仲介に入った私に電話があり、ランランだけ戻したいと言う。

私は、それならばリンリンも一緒に戻して下さいと返事をした。罪の無い猫をお戻し出来る人に、もう1匹も委ねてはおけないと思ったからだ。

その時は長い時間じっくり話をしているうちに、やっぱりどちらも手放せないと言って落ち着いた。



相手はまだ若い娘さんだったから、そういう紆余曲折を経てでも猫と暮らす事での心の成長があれば嬉しいと思ったのだが、その1年半後、今度は別の理由で2匹は飼育放棄されてうちに連れて来られた。

2003年3月22日の事だ。





そしてリンリンとランランは1ヶ月ほど我が家で過ごし、窓から花見も楽しみ、やがて新しい里親さんの元へ旅立った。

暫くは寂しくて悲しくて、リンランの部屋のドアを見るだけで涙が出た。



今ではこんなにたくさん居るのだから、リンランだって飼えない事は無かったのかも知れない。

でも、新しい里親さんは本当に大事にしてくれている。そういうめぐり合わせだったのだ。

旅立ちの前夜、保護主だった大崎さん夫婦はお別れに駆けつけてくれたっけね。





リマだってエイズキャリアと解って里親さんが辞退し、オフラインで里親を紹介して欲しいと依頼された子だったし、レン・タムきょうだいもフレアもみんな所謂「お戻し組」だ。

いずれも私の保護・募集猫ではなかったけれど、それぞれの事情を考慮して私が引き取る事になった。



結果的には、いずれのケースも今ある形が最良だっただろうと思える。

そう思えるようにこそ試行錯誤し努力しているのだから、そうでなければ困るんだけどさ・・・。





飼い主だけ、猫だけ・・・どちらかだけが満足するなんて事は有り得ないのだ。

幾ら猫を快適に楽しく暮らさせる事が出来たとしても、世話をする飼い主が犠牲ばかり払って幸せを感じられなければ不幸だ。それは猫の命の救済にはなったとしても、猫飼いの幸せではない。

或いは飼い主の一方的な思い入れで、飼い主にとって都合の良い猫のあり方を望んでいたら、それが叶わなければこれも不幸だ。

猫は人間にとってそんなに都合の良い生き物ではない。甘えん坊で可愛いだけの動く縫いぐるみではないのだ。



我が家よりも良い条件で育てて貰えるお宅は必ずある筈だ。でもその時のタイミング次第では、そういう出会いが得られない事も多い。

1匹飼いして貰えれば、独占欲が強くて他の猫と上手に付き合えない子たちや、なかなか人馴れ出来ないでいる子たちは、きっともっと違う幸せを得ていたのかも知れない。



でも、今更そんな事を言っても意味が無い。実際、うちに置くしか道は無かったのだから。

その条件下で最大限の努力をし、飼い主も猫も可能な限り幸せになるしかないじゃん。










余談だが、時間帯が悪かったのかトムの引っ掻き傷は随分と出血して痛んだ。

いわゆる引っかき傷とは形状が違って、開閉自在の厚い蓋が出来たような傷と言えば解るかな。

真皮までスパッと鋭利な刃物で深く切ったような傷が、一部分だけでぶら下がっている状態だ。

本当はそれを切り取ってしまった方が良いのかも知れないけれど、怖くて自分ではとても出来ない。

兎に角、水道水でよく血を洗い流し、傷口を乾かさないタイプの、ガーゼの付いていないサージカルテープを貼った。


右の写真は、4日目の傷。綺麗にくっ付きつつある。



最大5日間は貼りっ放しでOK、そして水仕事をしても大丈夫・・・という触れ込みのテープだが、やっぱり水分は滲み込んでしまう。

だからって水仕事をしない訳にも行かない。

仕方ないからテーピングした上からゴムの指サックをし、その縁から浸水しないようにガムテープを巻いた。それでもシャンプーしたり雑巾をゴシゴシ洗っていると次第に浸水して行く。

傷口が塞がるまで、あと数日の辛抱かな。





トムにはテーピングした指を見せて「ホラ、これはトムがやった」と言ってやる。勿論ジョークだが。

トムは知らん振りしておどけている。

可愛いトム。デカいけど気持ちは「赤ちゃん」なんだよね。



教訓・・・トムのブラッシングには皮手袋着用を忘れずに。
ジャム

だってアタシだけの

Jun. 21, 2009
ジャム
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パパとママでしょ?

Jun. 21, 2009
ジャム

今年も茄子と胡瓜と茗荷と青唐辛子で、一夜漬けと言うのか塩揉みと言うのか・・・兎に角、うちの夏の定番を作り始めた。

時間が経つと茄子が黒くなってしまうので、食べるだけ作るのが良い。

薄塩にしておけば、サラダ感覚でたくさん食べられる。



しかし青唐辛子がどこでも売られている訳ではないのと、売っていてもあまり買う人が居ないのか、大抵は萎びかけているのだ。

もっと新鮮でしっかり辛い不お唐辛子が欲しい。香りだって全然違うんだもの。
茄子と胡瓜の
塩揉み
茄子と胡瓜の塩揉み

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