《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ガラ

なにかしら?

Jun. 24, 2009
ガラ
2009年6月24日 水曜日

丑三つ時になると激しく痛む帯状疱疹後神経痛。

不思議な事に午前2〜3時頃が一番痛むと、同病者はみな言うのだ。でも鎮痛剤は使わないで辛抱している。やっぱり副作用が怖いから。





昨日からウィンブルドンが始まってしまったので、眠れないのを良い事に観てしまう。

テニスがそんなに好きな訳じゃないし、テニスの試合は長い事が多いから、ずっと張り付いて観てはいられない。あくまでも仕事をしながら時々覗く程度なのだが・・・

しかし38歳で13年ぶりにウィンブルドンに出場したクルム伊達公子の試合は、つい身を乗り出して観てしまった。



惜しかったね、クルム伊達。1セットは先取したのにね。

伊達の試合の解説をしていた福井烈氏が、伊達のトレーニングをずっと見て来て、あれ程の激しいトレーニングをしなければ現役復帰出来ないならば、私にはとても出来ませんと言っていた。

伊達よりかなり年上でとっくに引退しているとは言え、男子プレーヤーでも真似出来ない位、強靭な精神力でトレーニングを積んで、37歳で現役復帰を果たした伊達。





誰にでもクルム伊達の真似は出来ないけれど、何事であれ、やる気と努力もなしに「自分には出来ない」と端から諦める人間にはなりたくない。

私はもう52だけどさ・・・有り難い事に、まだ生きる貪欲さと、どんなに衝撃を受けても直ぐに立ち直る単純さと、情けない位の食欲がある。

私のような鈍感で傷つき難い人間には、他人の心なんか所詮理解出来ないのかも知れないと時々思う。



知らず知らず、私の存在そのものが他人を傷つけてもいるのだろうな。

でも仕方ない。必要以上に気にしていたら、萎縮して身動きが取れなくなる。

故意に他者を傷つけるような事は謹んでいても、結果として傷つけ合う事もある。それはもうお互い様なのだし、お互いに許し合う事も大事なのだ。



生身の人間同士が関わる以上、軋轢が生じる事もあれば綻びも出来る。

裏切られたと思い込んで縁を切るのは簡単だけど、綻びを繕い合う努力が出来るか出来ないかは、そこに意志を伴ったホンモノの愛があるかどうかが試される。

この事は、とても大事な問題だ。



極度に傷つき易い人というのは往々にして、自分も人を傷つけている可能性があるとか、自分も他人から知らないうちに許されているとは夢にも思わない。



自分は愛されない、理解されない、必要とされていないと思い込んで、幻覚のような疎外感を感じる年頃というのがある。私も14歳くらいの子供の頃はそうだった気がする。



だけど、その時には大人に理屈で説明されても解らないのだ。

自分が本当に守りたい、失いたくないものと出会って、その為には許す事も全てを受け入れる事も、そして自分から進んで愛する事も必要だと、いつしか理解するようになる。

しかし理解するまでには、随分と挫折も喪失も経験するものだ。理解したつもりでいても、また同じ失敗もする。



だけど基本的に自分は、そうそう簡単に人から傷つけられないものだとも悟るようになる。

むしろそんな程度の事で傷つくような、結構な立場ではないという事を悟ると言うべきだろうか。



人は私の為に存在しているのではない。そして私が不完全であるのと同じように、人もまた不完全な生き物なのだ。

だから、「許す」と言うとおこがましく聞こえるけれど、せめて関係を保ちたいと願う相手の事は丸ごと受け入れられる自分になれない限り、常に「失う」繰り返しになるだろう。



これまでに、もう充分色んなものを失って来た。

でも、それは本当に欲しいものではなかったのかも知れない。今、失いたくないと願っているものを守る為には、本当の意味で謙虚にならないといけないと思っている。

それは熱意だけでは守れない。愛されるには自分から先に愛する事、それは許して受け入れる事の連続なのだ。









さてさて、ネガティブとは対極に居る人達も私の周りにはたくさんいて、私は随分と刺戟を受けている。

そういう人たちに共通して言える事は、考えてもどうしようもない事はいつまでも考えない・・・と言うか、少なくとも他人に悩んでいるところを見せない。

ちょっと落ち込んだとしても、ケロッと一瞬で立ち直る。

立ち直れるまでの時間の長さと問題の深刻さ・大きさとは関係が無い事は言うまでも無い。



そんなケロッと復活する人たちを、ケロヨン仲間と呼ばせて戴こう。



ケロヨン仲間の一人、赤ツナギさんの保護猫「強くん」の「超」がつく程可愛い写真が追加されたので、ここでもご披露しておきたい。

黒トラの強くん・・・実に私の好みだ。

揃えた前足が、どことなく「おずおず」としていて、そんなところが我が家のゴマとよく似ている。



強くんは、保護された時、胴体に針金を巻かれて皮膚が腐りかけていた。その部分にはもう毛が生えないかと思う位、酷かったらしい。

でも、暖かい暮らしの中で、身体も心もリハビリ出来ているのではないだろうか。だからこそ、こんなあどけない表情も見せるようになったのだろう。



強くんの募集は、どうぞ >>こちらでご覧下さい。

そしてどうか、あなたのお手元に受け入れてやって下さい。




まだまだ色んな子たちが、ご縁を待っています。これからも新たな募集がスタートします。

あと1匹・・・あなたの家に受け入れてやっては戴けないでしょうか?









仔猫で保護したのに、ずっと人馴れしなかったガラ。

数年前から近寄れるようになり、今では自らスリスリしてくる。時々甘えて噛む。

抱っこすると顔を背けて「いやいや」し、飛び退いて逃げるくせに、直ぐにまたスリスリ、ゴロゴロ。

我が家で1〜2を争う程の甘えん坊になった。



多頭飼育向きではなかったようだが、それでも縁あってうちの子になったのだし、これだけ相思相愛だったら幸せだよね。ねっ!
ガラ

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