猫雑記20090702

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジニー

奥目って
誰の事？

Jul. 2, 2009

2009年7月2日　木曜日

昨夜の「ウィンブルドン」のフェデラーは凄かった。

対戦相手のカルロヴィッチは２メートル８センチの大男で、フェデラーは２３センチも身長が低い。

カルロヴィッチはここまでの４試合で１００本以上のサービスエースを決めて勝ち上がって来ただけあって、物凄い角度とスピードでサービスが決まる。

だけどフェデラーも、自分のサービスゲームはあっと言う間にキープ。

どちらもサービスエースが多いので、試合はどんどん進んで短時間で決着が付いた感じがしたけれど、内容は凄まじかった。

自分のサービスは決して頭を動かさずに打ってコースを読ませず、相手のサービスのコースはしっかり読んでいるフェデラー。

カルロヴィッチのあの「ビッグ・サーブ」をリターン・エースさせるフェデラーは、やはり世界のトップに相応しい選手だ。

今大会には欠場しているけれど、世界ランキング１位で昨年の「ウィンブルドン」でフェデラーを破って優勝した寄り目のナダル（写真左）よりも、奥目のフェデラー（写真右）の方がストイックで大人で素敵だ。

それに私の個人的な偏見で言うと、男子のテニスプレーヤーが襟の無いＴシャツのようなテニスウェアを着るのは、何だかだらしなく見えて嫌いなのだ。

ナダルなんか、襟どころか袖も無いウェアだ。若くてスペインのマッチョだからだろうか。

「ウィンブルドン」のように、昔からウェアは白と決められている保守的な大会では、フェデラーのスクエアな感じのウェアの方がずっと男っぽくて、しかも大人っぽい。

あまり身体を剥き出しにして見せると、ホモ・セクシャルっぽくて・・・等と言ったら偏見にも程があるかな。

今夜は今夜で女子シングルスの準決勝があって、またしても全て観てしまった。

昨年同様ウィリアムズ姉妹が決勝で当たる事になったから、遂に放映される全試合を観るハメになるだろうな。ま、いっか。

だけどいつの間にテニスの試合なんか観るようになったんだろう、私は。テニスなんかした事も無いのに。

野球やサッカー、ゴルフの大会などは、こうちゃんの影響で観るようになったけれど。

でも、どんなスポーツであれ、一流の選手の試合を観るのは楽しいという事さ。

最終日まで、あと僅か。

どうせ神経痛が激しく痛む時間帯の放送だ。気が紛れるから、痛みを堪えて仕事なんかするより観戦に集中した方が良さそうだ。

先日ボヤいた捕獲器を貸していた相手は、こちらの依頼もメールも完全に無視してくれて、約束の日には返って来なかった。

今夜やっと届いた。

たかが一日の差ではあるけれど、今夜は本当は動物病院に行きたかったのだ。でも昨日捕獲器が届かなかったから、アテもなく待つ羽目になった。

これだけたくさんの猫がいて、しかも具合の悪い子が何匹もいると、いつ通院が必要になるか解らない。午後が休診の水曜日だったら確実に夜は在宅しているので、水曜日の夜の配達を依頼したのに。

発送したらメールで知らせて欲しいとも伝えたけれど、そんな事も無視された。

直ぐに開梱してチェックすると、案の定、使いっ放しで掃除もしていない。

猫の毛がこびり付いている上、オシッコ臭い。思った通りだな・・・とこうちゃんも言う。

一切を自分の好きなペースとやり方でする人なんだという事はもう充分に解っていたけれど、他人から借りたものを使っておいて、汚したまま返して来る非常識。

こちらの都合なんか考えない人だし、そもそも都合が悪くなると今まででもメールに返事も寄越さなかったけれど、今回の返却の仕方には単なる無神経を通り越して悪意を感じる。

相手も自分のその明確な悪意を伝えるつもりでわざわざそうしているのだろうが、そこまで敵意を持たれる謂われなんか無い。

私にとって捕獲器は、とても神聖なものだ。命を扱うものだからというだけでなく、そこに込められた想いは複雑で、自分自身を常に省み、試される道具でもある。

どれだけの猫たちをこの捕獲器で捕まえ、どんな想いでリリースし、或いは保護し、どれだけの運命を猫たちも私たちも背負って来た事か。

この無神経で自分勝手な女性には、幾重にも捕獲器と捕獲そのものを汚された気がする。

つくづく腹立たしい。この女性にも、余計なお節介を焼いた自分にも。

いい加減懲りたかって？相手が変われば、また性懲りもなくお節介を焼くかも知れないけどね。そこに捕獲する必要のある野良猫がいる限りは。

ジニー

アタシじゃないよね

Jul. 2, 2009