猫雑記20090814

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

ジャムも夢を
見るよ

Aug. 14, 2009

2009年8月14日　金曜日

熱帯夜が明け、朝の５時には既に２９度もあると天気予報で言っていた。

昨夜、エアコンのない階段の踊り場やトイレは、まるで蒸し風呂のようだった。あまりの蒸し暑さに堪え切れず、無人のミュウちゃん部屋のクーラーをつけてドアを開け、しばし踊り場も冷やした。

朝晩の水撒きの際には、屋根にも一通り放水している。そうしないと天井裏に熱い空気が溜まっていて、いつまででも暑いのだ。

気の利いた家では天井裏に換気扇が付いているらしい。

でも、我が家ではそんな工事をする余裕が無い。仕方ないから屋根に水を撒いて、少しでも温度を下げる。少しは効果があると思うのだけれど・・・すいませんね、水資源を無駄にして。

東名高速の崩落現場の復旧は、やっぱりそんなに簡単な事ではないみたいだ。

東海道新幹線も同じように盛り土をして線路を造る部分が多かったそうだが、ＪＲは遥かにお金を掛けて、自主的に耐震補強工事をしたのだという事を今日の朝刊で読んだ。

１キロを補強するのに１０億円掛かるのだそうだ。

高速道路の無料化をマニフェストに掲げているのは民主党だが、私はこの件には諸手を挙げて賛成出来ない。道路の補修など、安全性確保には莫大な金が必要なはずだ。

それを全て税金で賄うのか？

車を持たない人も物流などの恩恵を受けているのだから、高速道路の維持費を税金で負担したとしても決して不公平な負担ではないと民主党の党首だか他の議員だかが言っていたけれど、それはすり替えだと思う。

私達国民も、何でも無料になれば喜ぶのもやめようよ。安全を手に入れるには、相応の負担が必要なのだからさ・・・。

限られた税金からなる予算で、子供手当てやら高速道路の無料化やらに優先順位を高く設定するのには私は反対だ。

その前に災害で家を失った人たちへの援助を増やすとか、治水や砂防にもっと予算を回すとか、学校や個人宅の耐震補強にもっと援助をするとかして戴きたい。

高速道路は通行料という収入減があるのだから、それはそれで少しでも自立して戴けば良いではないか。但し、もっと安全な道路となるよう、足りなければ国家予算で補って補強して戴きたい。

道や橋が安全でないかも知れないなんて、そんな不安な現実は無いじゃないか。

今朝方、夢を見た。

このところ神経痛でまとまった睡眠がとれず、夢を見たのは久し振りだ。或いは瞬間的には見ていても、単に覚えていないだけかも知れないが。

夢の中で、私は実家から東京に戻る途中だった。

どうやら電車を乗り継いで行かなければならないらしく、それなのに乗り換えの駅では人と待ち合わせをしていたり、その人と喧嘩をしてしまったりして時間をロスし、やっと次の電車に乗ろうとした時にはもう電車がなくなってしまっていた。

仕方なく、駅近くのビジネスホテルに泊まる事にしたらしい。

「らしい」というのは、いきなり場面がホテルの個室に切り替わったからだ。夢って都合が良い。

部屋に入るなり、冷蔵庫をチェックする。

とても喉が乾いていて、缶のオレンジジュースを持っているのだが冷えていないので、冷やす為に氷が欲しかった。しかし小さな冷蔵庫には製氷器すら無く、その代わりにぎっしりとシュークリームが入っていた。

そのシュークリームはエクレアのような細長い形で、どれも割ってある。

誰かが味をチェックしたのだろうと思い、気持ち悪いから捨ててしまおうと思った。

ゴミ袋にひとつひとつ慎重に入れて行くのだが、中のカスタードクリームが柔らかくて、どうしてもこぼれ落ちてしまう。

それをティッシュで拭き取りながら、早くすっかり冷蔵庫の中を綺麗にしなくては・・・と焦っている。

その時、冷蔵庫から大きな猫が１匹出て来た。

キジ白で、鉢割れ、全体的には白が多い。とても大きな頭をしていて、丸顔の大柄な猫だ。

いつから入っていたんだい？よく死ななかったね・・・と言いながら身体を擦り続け、バッグの中にあるシーバを与えようとしていた。

この猫を置いては行けない、何が何でも連れて行かなきゃ・・・と思っているところで目覚めたようだ。

とても喉が乾いていたので、起きてキッチンに行って冷たいお茶を飲む。

冷蔵庫には実際、エクレアが私に食べられるのを待っている。昨日、近所の「ミニストップ」に地物の美味しいトマトを買いに行った際、八百屋でもないのにトマトだけ買うのも申し訳ない気がして、おやつ用にエクレアも買ったのだ。

地物の野菜コーナーがあるのは、コンビニ多しと言えども、この「ミニストップ」だけだ。じゃが芋や玉葱、ゴーヤやズッキーニなども置いている。近所の「ナントカ農園」のものらしい。

缶入りのオレンジジュースもある。現実にある要素が、みんな夢に出て来ているようだ。

実家から一人で東京に戻らなきゃ・・・という夢も頻繁に見るパターンだ。正確に言えば今は横浜だが、都内が長かったせいなのか、夢では「東京に帰る」という状況が多い。まだ深層心理の中まで、横浜市民になれていないのかも知れない。

それにしても、喉の渇きとエクレアとオレンジジュース・・・意識していなくても現実の事が直ぐに夢に出て来るところが可笑しくて、長々と書いている訳だ。

でも冷蔵庫から猫は出て来ない。顔の大きいキジ白にも心当たりが無い。ちょっと安心。

それにしても、夢というのは深層心理が表れるものなんだな・・・つくづく。

ジャムは時々、寝言を言う。

「う～ん」と高い可愛い声を出す。

どんな夢を見ているんだろう？

マルコもよく寝言を逝っていた。

同じ「う～ん」でも、苦しそうだった。

怖い体験を思い出していたのだろうか？

聞いていて切なかった。だからいつも直ぐに揺り起こしてしまった。

ジャム

でも覚えてない

Aug. 14, 2009