ペロ
ボクも
そろそろ大人
Sep. 22, 2009
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2009年9月22日 火曜日
ゴマを産みたてほやほやの仔猫ともども保護したのは、10年前の今日だった。
あっと言う間の10年だったような気もするし、物凄く長い10年だったような気もする。
兎に角、あれから私たちの生活は激変した。
3匹だけだった猫は年月を掛けて30頭を越え、あれだけ悩ませてくれた舅・姑はお墓に入り、二人ともサラリーマンを辞めて自由業となった。
愛しいミュウもアインもジーコも逝き、カワムラさんもみーちゃんもマルコも逝ってしまった。それでも大事な可愛い子たちが私達の背骨を支えてくれている。
今の全てはゴマから始まったと言っても良い。
ゴマが雨の中、駐車場で出産していたのが10年前の今夜。初めて産んだ自分の赤にゃんを3匹車のタイヤの陰に隠して、私の声を聞くと鳴いて飛び出して来たっけね。
雨に濡れて冷たくなり掛けていた赤にゃん3匹とゴマをこっそり連れ帰り、うちに着くとまた2匹産んで・・・1匹は死産だったけど、仔猫4匹の里親募集の為に作ったホームページがこのサイトだったのだ。
ゴマは私に猫の心を教えてくれた。
猫にも複雑で豊かな心があり、猫との生活に於いては飼い主の都合の良いようにばかりは行かないのだという事、そして猫にも他猫を庇ったり思いやったりする心の成長があるという事、そして猫本位に考え試行錯誤し続けないと、安定していたはずの信頼や幸せだろうが簡単に破綻してしまうだろう事・・・
みんなゴマのお陰で学ばせて貰った。
まだまだこの先もずっと心を寄り添わせる努力を続けなければ、築き上げた絆だって失われかねないだろう。
心あるモノ同士、その努力なしに家族の幸せは維持出来ないのだ。人間同士だって、人間と猫の関係だって全く同じ事。
信頼関係を築き続けられる為の努力を続けられるかどうかが、愛情のバロメータかも知れない。夫婦だって同じだよね。
早寝しようと12時にはベッドに入る。
そして2時前に目覚める。足を伸ばしたところが何だか濡れているように感じて・・・。
やられた。ゴマのオシッコだ。
ベッドの私の足元には、ゴマの枕トイレが置いてある。そもそもその場所でオシッコするのが好きなようだったので、何年も前にそこに枕トイレを置くようにしたのだ。
枕にはペットシーツを乗せ、その上にパイル地の枕パッドを乗せている。それだったらオシッコされてもシーツを捨て、パッドを1枚洗えば済む。
この方式にしてから、とても楽になった。
それまでは袋タイプの枕カバーの中にペットシーツを仕込んでいたので、ちょいと面倒だった。ま、それでもどこでも構わずオシッコされるよりはずっとマシだったけれど。
それが今夜はちゃんと枕の中央に乗らず、お尻をあまりおろさずに枕の外に飛ばしてしまったらしい。
こんな事は滅多にないのだけれど、念の為に枕トイレの下に敷いている防水介護用シーツ、そして私のシーツや更に下のベッドパッドなどが全て濡れてしまった。
大量にしたのね。
眠くて泣きたい気分で大洗濯。
でも考えようによっては、これでシーツを取り替えるきっかけが出来たのだ。
毎日寝具を全て洗うような事はとても出来ないけれど、頻繁に洗濯した方が気持ち良いに決まっている。洗い立てのシーツやタオルケットの気持ち良さを、ゴマがプレゼントしてくれていると思えば良い。
ゴマは現在、システムトイレ(便宜上そう呼んでいるが、うちのは「デオトイレ」である)でもオシッコしているのに枕トイレでもする。
システムトイレは先日新しいのに買い換えたばかりで、シリカゲルの砂も真新しい。抽斗に仕込むペットシーツは1週間取り替えなくて良いなんてのは私達もだけどゴマもきっと嫌だろうから、安いものにして1回オシッコすれば直ぐに取り替える。
トイレ本体だって頻繁に洗って天日干しし、臭いが付着しないように気をつけている。その洗い換えに、また1つ追加で購入したばかりだったのだ。
それでも3回に1回は枕トイレでする。連続で何日か猫トイレでしかしない事もあれば、何日か続けて枕トイレでしかしない事もある。
どういう基準で使い分けているのか、それがなかなか解らない。解らないのも不精している為で、向き合えば否が応でも解るのだと思うようになった。
我が家ではこれだけ頭数がいても、幸いにして夫婦共に「居職」なので、猫がトイレをすれば即座に掃除している。
それはもう一日中トイレ掃除をしていると言っても過言ではない位で、一度でもオシッコやウンチをしたトイレをほったらかしにしている事なんか無い。
トイレの数だって猫の頭数よりずっと多いし、外出だって長時間はしない事にしている。トイレが汚れるのが私達も嫌だし、猫たちも嫌だろうと思うからに他ならない。
兎に角、これでもか・・・という位、トイレ関連には時間も手間もお金も掛けているというのに、どうしてもゴマだけは猫トイレ以外でもオシッコをしたいのだ。
だって、そこが一番清潔なトイレだもんね。洗い立てのシーツの気持ち良さは私達も感じるけど、ゴマだって感じているのだ。
だってゴマは私の分身だもの。
幸いにして壁や床でする猫我が家にははいないので、ゴマの気紛れに従って枕トイレのカバーだけ洗えば済む。
しかしウンチはシステムトイレではなくておからの砂のトイレでするんだから、色々とこだわりがあるのね、ゴマちゃんには。
パターンとしては、私が寝た直後や朝なかなか起きられない時などに枕でオシッコするのが楽しいみたいだ。
ちょっと意地悪してるの?ゴマちゃん。
でも、今夜がそのケースだったのよね。
ミュウちゃんも、自分が目覚めてしまってから私が眠っているのが許せないらしくて、私が毛布に潜っても潜ってもその毛布を引き剥がして、私の瞼や口を爪で引っ掛けて起こそうとしたっけね。
きっと同じような気分なんだろうと思う。
だけど弁解させて貰えるならば、なかなか起きないと言ったって、そんなにしょっちゅうある事じゃないし、どんなに寝坊しても6時には起きるのだ。
ただでさえ睡眠時間の短い私達の、たまの寝坊くらい許して欲しい。
そりゃあ365日、ちゃんと4時に起きられればそれに越した事は無いけど、以前のようにそれが出来ない日だってあるのだ。
ゴマちゃんだって10歳を越えて、そろそろお婆ちゃんになってきたでしょ?昼間に一杯眠るでしょ?
パパとママだって歳をとったんだよ。ゴミ出しの無い日くらい、たまには寝坊もさせてよ。
シーツ類の洗濯が終わるまでの間、日記を書いたりメールの返信をしたりして過ごす。
やるべき事は幾らでもあり、遣り残したまま夜が明ける。
全自動のコースで洗濯が終わると、もう一度だけ水を溜めて10滴程のティツリーオイルを垂らして5分ほど回し、それで脱水をする。
我が家は室内乾しで除湿機を使うのだけれど、同じように室内乾しが常識のイギリスではティツリーオイルをリンス剤として使うのだと知り、また雑菌の繁殖を防ぐ効果があると聞いて以来、ずっとそうしている。
水は余計に使ってしまうけれど、濯ぎはたくさんの水で何度も念入りにした方が良い。
繊維に残るかも知れない洗剤の成分も汚れも、どれだけ薄められるかが大事なのだ。
水が無限で無料だったら、濯ぎは5回でも6回でもしたい位だ。
水仕事はみんな好き。水が怖いくせに、どうしてなんだろう?
ともあれ、ゴマの記念日にはちゃんと存在感をバッチリ出してくれたね。
流石、天才ゴマちゃん。天晴れ、アッパレ、甘茶でカッポレ。 |
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ペロ
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Sep. 22, 2009 |
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