《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記
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ゴマ

最近TVに夢中

Sep. 24, 2009
ゴマ
2009年9月24日 木曜日

今日は、「グレちゃん改めよつばちゃん室内行方不明事件」で始まった。

(よつばちゃんに関しては、初めてご覧戴いている方は>>こちらをご参照下さい)



隠れんぼが得意のよつばちゃんは、ソファの下に潜り込んだりしていたらしいのだが、今日は遂に絶対に入り込めそうも無い食器棚の裏に隠れてしまった。

今は、冷蔵庫の上のオーブンの裏に隠れているつもりらしい。



居場所が判明するまでは、よつばちゃんのママは生きた心地がしなかっただろう。

最初の電話を戴いた時、よつばちゃんママの声は震えていた。私も心臓がドキドキして足が震えた。

でも、これを書いている今では笑い話・・・いや、ひっそりと隠れていたよつばちゃんは真剣そのもの・・・笑ってはいけない。





人間の家族の都合よりも、よつばちゃんの気持ちを優先して色々と考えて下さっている新しいママ。

リビングにケージを設置したので、ご家族が団欒する部屋であるにも拘らず、よつばちゃんを一人でそっとしておいてやれる時間を長く作るように家族に指示したり、冷蔵庫のにもご飯とお水を置いてくれている。

トイレは冷蔵庫から下りて済ませているようだ。



色んなところを探索もしなくちゃ気が済まないだろうし、突然連れて行かれた新しいお家や新しい家族に戸惑っても無理はない。

2年近くの長期預かりだっただけに、よしよしさんをお母さんとして慕うようになっていたに違いない。今は我が身に何が起きているのか、まだ混乱しているのだろう。



お嫁入りしてからずっとハンスト状態だったのだが、3日も食べないで居ると「肝リピドーシス」となるのが一番心配なので、兎に角今は何でも良いから食べてくれるように色んなフードを用意して戴き、今は我が家と同じc/dのドライを少しだけ食べ始めたところだ。





人間の都合であちこちにやられる猫の心の中を思うと、つくづく酷い事をしているような気になる。

ごめんね、捨てるんじゃないのよ、これからの時間の方が長くなるはずだから少しの間だけ辛抱しようね・・・と詫びながらいつも里子に出すのだ。



だけどよつばちゃんは感受性豊かで賢いから、ママやお姉ちゃんたちの優しさや努力をいつかきっと理解してくれるようになるだろう。信頼関係を結ぶには、どうしたって時間が掛かるのだ。



お嫁入り前から、よつばちゃんのママは、数ヶ月なんて短い期間で馴染んでくれくるとは思っていません・・・と穏やかな口調で仰った。

この人だったらよつばちゃんを愛して幸せにしてくれるだろうと、その時に確信した。



時間の経過と、双方の心の歩み寄りと、ちょっとしたかけひきと、そして様々な場面を経験しながら、少しずつホンモノの家族になって行くのだ。

何ひとつ障害も問題もないまま月日が経ってしまうよりも、こうして小さな苦労や試練を積み重ねながら少しずつ信頼関係が出来上がって行く方が、きっと飼い主と猫の心はそれぞれ成長出来るし、やがて得られる喜びも大きいに違いない。



頑張って、よつばちゃんとママたち。ずっと見守っているから。

兎に角、食べてウンチもしてね。それだけが心配だよ、オバチャンは。






隠れんぼと言えば、ずっと昔の事・・・まだ仔猫だったアインの姿がどこを探しても見えず、外に出られないようにしてあるというのに神隠しにでもあったのか・・・と半狂乱で探していたら、洗濯機の下から寝ぼけマナコで出て来た事があった。

アインにちょっかいを出したくて仕方の無いミュウを鬱陶しがり、生後半年で既にかなりデカくてデブだったミュウには絶対に入り込めない隙間に入ってのんびり寝ていたらしい。

2匹の生まれ月は1ヶ月ちょっとしか違わないのに、流石アメショーのオスはデカかった。



これはもう2匹が初めての冬を過ごした頃の、ラブラブ・ツーショットだ。

懐かしい。

今は亡き最初の我が子たち。どれほど愛しい事だろう。

ミュウもアインも1歳前で、私もまだ32歳と若かった。こうちゃんと出会うほんの少し前の冬の風景だ。








今までTVになんか関心がなかったゴマが、突然TVを観るようになった。

しかも熱心に観ている。鳥とかボールとか動くものが映っていなくても、画面の中をあちこち観察しているようだ。

かつてアインは小動物の動きや鳥の鳴き声に反応して、TVの画面を食い入るように見ていた。でも、他の風景や人物には関心を示さなかった。

ジーコはサッカーの試合が好きで、ボールを追って手を伸ばしていた。

マルコは大きな動物も好きで、トラを眺めているショットも残っている。



でもゴマの場合、画面の中の人物がて指さす先まで見ている。指を「指す」という行為の意味を理解しているのは、ゴマだけだ。

私が指で指すと、大抵の猫はその指を見るものの、指している先を見ようとはしない。

ゴマは物事の因果関係を理解する猫のようだ。




そう言えば、TVのリモコンで音量が調整出来る事もゴマは理解しているようだ。

私達がTVを見ていてCMになると急に音が大きくなるものだから、「うるさいな〜」と言ってはリモコンで音を消すのを見ていて覚えたのだろう。

ある時、近所で工事があって電動ドリルの騒音が酷かった際、ゴマがリモコンをパンパンと叩いた。

いつもそういうものをオモチャにして遊んだりしないのに、どうしたんだろう?と思ったのだが、直ぐに、これは消音しようとしているんだ!と気付いた。



でも、流石にどのボタンが「ミュート」なのかまでは解らなかったようだ。

たとえ解ったとしても、猫の手じゃ小さなボタンは押せない。猫の手でジャンケンの「チョキ」が出来るようになったら、リモコンのボタンも押せるだろうけどね。



未来の「猫の惑星」に降り立ったら・・・その世界を支配している猫たちは、「あれを見ろ」と指さす事も出来るかも知れない。

猫たちは衣服をまとい、その猫の惑星に不時着した私達は原始人の如き半裸で奴隷とされるのだ。チャールトン・ヘストン演ずるテイラー宇宙飛行士のように。



広い未知の宇宙には、そんな風に猫が支配して人間が檻に入れられたり殺処分される星があっても不思議じゃない。

そのときは・・・仕方ない、その場で出来る精一杯の生き方をするしかないさ。この地球の猫たちのように、精一杯の誇りを持って。
ゴマ

あれ?

Sep. 24, 2009
ゴマ
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獲れないわねえ

Sep. 24, 2009
ゴマ
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そっちに何か?

Sep. 24, 2009
ゴマ

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