猫雑記20091005

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ジャム

トロトロ
ふにゃふにゃ

Oct. 5, 2009

2009年10月5日　月曜日

今週は５日連続で雨だという嫌な天気予報。

超大型の台風が接近して来ているようだし、秋雨前線も停滞している。

晴れて空気が乾燥していれば最高の季節なのに、どうして秋の長雨や台風なんかあるんだろう。

今年はスズメバチが多いような気がする。

先日、茶トラの「マイケル」を見せてくれたＰＪの家の門柱に、何やら張り紙がしてあった。

スズメバチがたくさん飛んでいるので、ご近所の方は注意して下さい・・・という内容で、張り紙の上の門柱には牛乳瓶に入れられたスズメバチの死骸があった。

うちの庭にも飛んで来る。

葡萄棚の葡萄の実が熟れて、甘い匂いを発しているせいだろうか。

スズメバチは肉食で、昆虫類からゴミ捨て場の生ゴミ、ドッグフードなど動物性のタンパクをエサとしているそうだが、柿や葡萄の果実の汁も吸う事が解った。

だから葡萄が実をつける前に花を刈り取りたいのだけれど、棚上にまで上らなければ全ての花は刈り取れず、それは不可能なのだ。

ミツバチやカナブン、そしてスズメバチだろうが、好きなだけ果汁を吸っていけば良い。

だけどお願いだから、人や野良猫を毒針で刺さないで欲しい。

今年も春から夏に掛けて、スズメバチの巣が作られていないかと随分と家の周囲を探し、軒下に作りかけていた小さな巣をひとつ駆除したのだ。

それ以来、いつも気にして観察していた。

幸い今のところ目につく場所には営巣されていないようだ。尤も女王蜂が営巣する時期は５月頃だそうだから、来年の春にまた注意していれば良いのかも知れない。

ＰＪは、軒下ではなくて隣接している斜面の林と藪の中にこそ大きな巣があるのだろうと言っていた。

なるほど、土中に作られたら素人ではとても探せないし、近づいたら危険だ。

しかしその林に隣接する公園には小さな子供も来るし、被害が出なければ良いのだが。

いつぞや「スズメバチ・トラップ」が効果的だという事を、「ご近所の底力」で観た。（>>こちら参照）

作ってみようか・・・そしてＰＪにも声を掛けて、ご近所の有志みんなでやったらどうかとも思う。

しかしスズメバチだって巣に近づいたり無闇に追い払ったりしなければ攻撃して来ないのだし、害虫もエサとして食べている「益虫」の側面だってある。

そしてスズメバチだってたった１年の命を精一杯生きているのだ。

刺されれば大変だとは思うけれど、本当に駆除する必要があるのかどうかは良く検討した方が良いだろう。

兎に角、クマにしてもヘビにしてもスズメバチにしても、彼らの生息域を人が侵略したり、彼らのセンサーに触れてしまった時に攻撃される訳で、何もしない人間を襲う訳じゃないのだ。

彼らの住処であった自然を人間が開発し尽くしてしまった結果、人里に下りて来たクマが何かに刺激されたり怯えて人を襲う事はあったとしても、人を襲う為に山から下りて来るのではないはずだ。

それを「待ってました」とばかりに嬉々として撃ち殺し、死骸を見世物にする猟友会とやらの連中を、私は憎む。

スズメバチもクマも、要するに人間と住み分けが出来ていれば問題は無いのだ。

ついでに言えば、ムカデもゴキブリもナメクジもね。

ジャム

雨の日は眠いのよ

Oct. 5, 2009