猫雑記20091016

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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ペリー

ハンサムに
撮ってね

Oct. 16, 2009

2009年10月16日　金曜日

「ダメモト」なんて言葉は使いたくないけれど、諦める位だったら、もう一度何でもしてみようと話し合う。

それがモアのストレスになりそうな事であっても・・・。

痛みでのたうちまわり、おなかが空いて食べたいのに食べられず、ひたすら衰弱していくような・・・そんな苦しみを長引かせるだけなのだったら、ジーコのときのようにこのまま静かにローソクが燃え尽きるように逝かせたいと考えたのも事実だ。

口内炎だけでなく肝不全も進行しているのだとしたら・・・食べても食べても痩せて行くだけの半年だったのだから・・・

でも、ジーコのときと明らかに違っているのは、モアが「食べたい」という気持ちを見せるようになった事だ。

それは容態が最悪のときには決して見せなかった生きる意欲だ。

モアは生きようとしている・・・私達はそう受け取った。

昨日と今日、死を覚悟した状態ながら・・・いや、それだからこそ思い切った行動をとってみた。色々と影響があるといけないので内容は詳しく書かないけれど、

その効果が少し出て来たのかも知れない。

もう数日と保つまいと思えた最悪の状態から、見るのも嫌そうだったご飯の前まで自ら行って、だけど食べられない・・・というところまでは気力が出て来たのだ。

ここでもうひと踏ん張りして、自力でご飯が食べられる状態にまで回復させてやりたい。

モアも私も、もう何日も殆ど眠っていない。

モアほどではないにしても、痛みでまんじりとも出来ない苦しさならば私にも解る。眠いのに、疲れているのに眠れない、身体を伸ばす事も出来ない、それがどれだけ辛いかは知っている。

そんな痛みが少しでも軽くなる為だったら、良いと思う事は全てやってみようと改めて思う。

今までだって手をこまねいて放置していた訳ではないし、モアには他のどの子よりも時間も手間もお金も掛けて来たけれど、更に出来る事があるんじゃないか・・・昨夜、こうちゃんとそう話し合った。

そして敢えて今日、行動に移した。

まだまだ生きる楽しみを味わって欲しい。

飼い主のエゴだけではなく、モアの心の声をしっかり聴くようにして、今の苦しさを乗り越えさせたい。

いつもとは違う、匂いの良いスープなんか持って私が猫たちの目の前をウロウロするものだから、みんな鵜の目鷹の目で狙っている。

ペリーとペロが一番しつこい。

でも、ペリーは少しお兄ちゃんになったね。

比較するペロが余りにもワルガキだから、そう感じるだけかな？

ペリー

うぁっ・・・

Oct. 16, 2009