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ぶーちゃん

喧嘩はしないでね

Oct. 31, 2009
ぶーちゃん
2009年10月31日 土曜日

良く晴れて暑くなる。

半袖Tシャツに、素足でサンダルでランチに出掛ける。真夏と同じ格好だ。

これでも食べると暑くなって、まだ更年期が終わっていない事を感じる。












色々と考えた末、町会には入ったまま、その中にある親睦会のみ脱会する事にした。



この辺りの街灯は、町会費で電気代や蛍光灯の取り替え費用を賄っていると言う。

そして地域の神社への寄進や消防団などの経費も町会費から出している事を思うと、町会まで退会する事は憚れる。



しかし親睦会の意義は理解出来ないまま、16年余り暮らして来た。

親睦会というものが存在するのは、ここの町会広しと言えども、この20数軒の加入する親睦会だけだと言う。



町会は31ブロックから成り、そのブロック毎に数は違うのだが、班が複数存在する。手元にある平成16年度の町会会員名簿を見ると、班の数は327もあった。

我が家はその中の、28ブロック2班に所属しており、この2班は25軒で成り立っている。

多分、その28ブロックに存在する4班にて、ここの親睦会を形成しているのだろうと思うが、確かな事は解らない。名簿を見た事が無いのだ。





親睦会と銘打っておきながら、総会での不愉快な差別発言や険悪なムードを聞くにつけ、どうにも合点がいかなくなって来た。

それで簡単な退会届を書面に認め、こうちゃんが持参して退会すると当番のお宅に言って告げたところ、割とすんなり受け入れられた。


ところが一日して電話があり、同じ人が今度は私に受理は出来ないと言って来た。

早口でかなり気色ばんでいる。何を言っているのかと思えば、ゴミが出せなくなるとか、私道の補修が出来ない等という内容だ。

自分の意見としてではなく、他の人がそう言っているという言い方だったが、では、どなたがそう仰っているのですか?と聞いても、それには答えない。

それでは話しにならない。



だけど、その件はちゃんと調査済みなのだ。

ゴミの収集は市がやっている事で、町会でも親睦会でも無い。ゴミの収集場所を親睦会で用意している訳でもない。

市民税を払っているのに、どうしてゴミを出してはいけないのか解らない。

私道の補修だって、数年前にメインの私道は補修が完了しており、後は細かい路地(我が家の前とか・・・)の補修の要請を既に出していて順番を待っているところだと言う。



今までに積み立てた親睦会費の残高(8百万余)で申請を出しているのだから、親睦会を今退会したからと言って、それまで加入していた我が家の権利がゼロになるのは変だ。

私達夫婦がここに越して来てから16年半でしかないが、我が家は数年前に代替わりしたとは言え、カワグチ家として親の代から考えれば親睦会では最古参に入る。

それを思えば、道路補修の際に村八分にされる道理は無いだろう。

もしも補修の時点で足りない分を各戸で負担する必要が生じるのであれば、親睦会に入っていようがいまいが関係なく、それは負担すべきものだろう。



そして災害時の連絡網からも外れ、緊急食料支給などもされないと言う。

そんな事は一向に構わないけれど、それも本来はおかしな話だ。物資の支給は自治体がする事で、親睦会からして貰うものではないのだ。

生存確認だって、親睦会としてしている事ではないはずだ。それは自治体での管理が必要だから、親睦会が存在しない殆どの地域でも作っている連絡網なのだ。






要するに、退会など許さないという事なのだろう。

色々と道理に合わない理由をこじつけているものの、翻訳すれば「誰もが好きで入っている訳ではないのに、お宅だけ勝手な事をする事は認められませんよ・・・」と言っている訳だ。



でも、それを聞いてますます退会の意志は強固になった。

訳の解らない親睦会に、たとえ疑問を感じながらもおとなしく入り続けていなければ、ゴミも捨てさせない(それはむしろ間違いだと思うから、本当にそんな事になったら提訴も辞さないが)、災害時には村八分にするような親睦会だったなら、ますますその存在意義を感じない。



隣近所の助け合いの心は、親睦会に縛られるべきものではない。

もしも新たに有志で親睦会ならぬ無償の連絡会でも作るのであれば、喜んで入ろう。広報誌の配布だろうが町会費の集金だろうが、無償でやる。



無償、無償・・・って、無償で当たり前だと思われるだろうが、ここの親睦会では、1年間の当番をしただけで2千円の商品券を貰うのだ。

そんなものは不要だ。今も使わずに取ってあるので、お返ししても構わない。



それよりも、存在意味を住民みんなが疑問視しながらも小波を立てない事をよしとして誰も目立つ発言をしようとせず、表向きだけ良い顔をしつつ裏で親睦会の大御所の悪口を言っているような親睦会なんか、空中分解してしまえば良いと思う。





きっと私は、彼らに取ったら平和に暮らしていた村に爆弾を持ち込んだ過激派のようなものなのだろう。

でも、町会が立派に機能していて、そちらに加入しているのであれば、それ以上とやかく言われる謂われは無い筈だ。

町会費で賄えない性質の必要経費が発生するのであれば、その目的で徴収すれば済む事だ。

実際、同じ町会内でも道路の補修費用に関しては、その目的の積み立てをしているブロックもあるらしい。



親睦会に入っていないと仲間はずれにするような親睦会の体質は、むしろ恐ろしい。まさに「村社会」だ。

おまけに今回の窓口だったお当番さんも、ゴミも出せなくなる等と嘘まで言って、夫が改めてその点を突いたら急いで訂正していたけれど、どういう人格の人なのか改めて良く解った。






新参者や若い世代を認めないような町内会は、いずれ滅びるだろう。

若い世帯が引越して来てくれる事は、どれだけ有り難い事なのかを年寄りは知るべきだ。



私達はそう若くも無く、まだ老人世帯とまでは行かない。

でも、私達より20歳も若い夫婦が小さい子供を連れて近所に引っ越して来てくれたら、それは町が生き返るようで嬉しい。町内に未来と希望が生まれる。

30代40代の働き盛りの家族が新しい血としてどんどん入って来てくれたら、まだまだ活気ある町づくりが出来るはずだ。





威張るなよ、年寄り。(うちの死んだ舅も家庭内だけじゃなく、町内会でも威張っていたようだけど・・・)

若者を頭から押さえつけようとせず、もっと若者たちに自治運営を任せて、何か困ったことが生じたら、その時こそ老練にして枯淡の智慧を見せつければ良いではないか。



私達夫婦も、もう若夫婦とは言えない。

若者にとって邪魔にならない老人にならなくては・・・とつくづく思う。





今回の件では殆どこうちゃんが矢面に立ってくれるのだが、私はナメられているらしくて、きつい事は私に言って来るのだ。

きつい事を言われてすごすごと引き下がるようなタマの私ではないが、一応、穏やかに話をしたいと思って、相手の剣幕に巻き込まれないようにしている。

目的が達せられれば、ナメられても構わないのだから。





しかし、この件にはまだ後日談があった。

やれやれ・・・
レン

喧嘩じゃないよね

Oct. 31, 2009
レン
テト

でもパパ頑張って!

Oct. 31, 2009
テト
ペロ

ママの出番は?

Oct. 31, 2009
ペロ

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