猫雑記20091215

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ペリー

僕も家の宝

Dec. 15, 2009

2009年12月15日　火曜日

師走とあってか、道路も銀行も郵便局も混んでいる。

今日が「五十日（ごとうび）」のせいじゃなくて、もう毎日が同じだ。

先日、郵便局の休日用の「ゆうゆう窓口」で行列に並んでいたときの事。

一人の３０代位に見える男性が列に割り込み、窓口で客に対応している局員に何か見せて話し掛けた。

簡単には済みそうも無いやりとりのようだったので「こういう割り込みは迷惑だなあ・・・注意してやろうかしら」と思った瞬間、一緒に居たこうちゃんが声を発した。

「みんな順番を待って並んでるんですよ」

言葉は丁寧だったが、明らかに怒っている。

流石、我が夫。妻にリスクを負わせる前に行動してくれる。

しかしそんな注意は無視して、男性はまだやりとりを続ける。

すると別の男性客が「並んでるんだって言ってんだろ！」と語気を荒げて言った。

どうやら「ゆうゆう窓口」で対処出来る内容ではなかったらしく、その直後、その割り込み男は去って行ったけれど、注意された事に対しては完全に無視。

「スミマセン」の一言も無く、注意した人間を睨みつけて立ち去った。

本当は窓口の局員が注意をすべきなのだ。しづらいだろうけれど・・・。

昨今、注意されると「逆ギレ」して何をするか解らない人間が増えている事は確かだろう。

キレて暴力に訴えるヤツは確かに怖いけれど、そんな逆ギレ人間が増えたのも、子供の頃からきちんとマナーを躾けられていなかったり、親に愛情ある叱り方をされていないせいだ。

子供は国の宝だという事で、子育て支援・少子化対策として「こども手当て」が支給される予定らしい。

確かに国民が子供を産み育てなくなったら、国は未来の納税者を失う事になる。だから子供は国の、世界の宝だあるという意見に異議は無い。その通りだと思う。

だから子供の居ない私達のような夫婦や独身の人たちにとっては、他人の子供の為に税負担が増えても、それは致し方ない事なのだと諦めている。

しかしそれならば、他人の子供であっても悪い事をしていたりちゃんと躾がされていないならば、その大事な宝を守る為に責務を負っている納税者として、口も出すべきだろう。

我々は他人の子供でも叱るべきだし、自分の子供を他人に叱られた親は感謝すべきである。

それを親が「逆ギレ」して、注意してくれた他人に捨て台詞を吐いたりする位ならば、その親はどうか「こども手当て」は受け取り拒否して戴きたい。

受け取りが拒否出来ないシステムなのであれば、途上国の恵まれない子供たちに対して寄付しては如何だろう。

ま、そんな親は居ないかも知れないけれど。

ペリー

お手当くれる？

Dec. 15, 2009