猫雑記20091227

《CAT'S EYES & CAT'S HANDS》猫雑記

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マーゴ

ここで寝ていると・・・

Dec. 27, 2009

2009年12月27日　日曜日

よく晴れるが風が冷たい。昼でも外は寒かった。

そんな寒い中、家の周囲の落ち葉を掃く。

もう少し暖かい風の無い日にしようと思っていたのだが、例の老婆が自宅の前を掃いていたので、牽制の意味もあってこちらも同時に掃除を始めたのだ。

何を牽制するのかって？

このご婦人・・・いつぞやゴミを全部我が家の側に掃き寄せてくれたのだ。ま、老人だからと大目に見ていたのだが、あまり愉快な事ではない。

今日は伐採した枝などもあったらしく、捨てるべきものも大量だったようだ。

私達は家を囲む道路の落ち葉を掃き集めてゴミ袋に詰めていたのだが、老婆は落ち葉や枝で一杯の大きな箱型のチリトリを持って、公園の方へとスタスタ歩いて行った。

暫くすると空になったチリトリを下げて戻って来て、再び掃き集めると再度公園の方に姿を消した。

私達は顔を見合わせてしまった。

どこに捨てて来たんだろう？きっと藪の中だろうが、それだってゴミ捨て場ではない。

今年のゴミ回収はまだ終わっていないのだから家庭ゴミとして出せば良いものを、ゴミ袋が惜しいのだろうか。

我が家でも大量の半透明のゴミ袋を購入している。それは結構な金額になるが仕方ないと諦めている。

公共の場所にゴミを捨てに行く神経というものがどういうものなのか良くは解らないが、なるほど常識や公徳心の無さというものは「一事が万事」なのだな・・・と感心してしまった。

「あらやだ、どこに捨てに行って来たんですか？」と明るくケロッと訊けば良かったのだろうか。

でも、それが出来ないんだな・・・私は。

大抵の場合、何か酷い事をされたり言われたりしても咄嗟に何か言い返せず、後でじわじわと悔しくなるというダメ人間なのだ。

この老婆のふてぶてしさを見習いたい位だ。

だけど私だって既に初老に近い。今更もう変わらないだろう、根っこの部分の性格は。

かくあるべし・かくありたいという「役割性格」は努力して演じてきたけれど、咄嗟の場合の気の弱さはなかなか克服出来ない。

そう言えば、こうちゃんが先日面白い事を言っていた。

人にものを聞き返す時の言い方には、人間性が出るというのだ。

それはたまたま先日、ある女性と立ち話になり、私がちょっとした報告をした時に「えっ？」と聞き返されたのだが、傍で聞いていたこうちゃんが後で私に言った。

そもそも報告の内容はその女性に責任のある問題であるのだが、物理的な困難があって本人が出来る状況に無いので、私がご親切にも代理で某業者と交渉していた事なのだ。

因みにこの時の「えっ？」は、驚いて声を発する場合の「えっ！」とは違う。

英語であれば「Pardon ?」よりむしろ「What ?」というところだろうか。

勿論、他にも「Sorry ?」とか「Excuse me ?」とか、もっとちゃんと文章にしたものとか色々な表現がある訳なのだが、たまたまこの２つの言い方（「Pardon ?」と「What ?」）を比較していた文献と出遭ったばかりだったので例にとった次第である。

それは英国とアメリカとでも違うようだし、同じ英国でもどちらがより丁寧と言うかその人の階級意識に相応しい聞き返し方であるかは違うのだという事を、つい先日知ったばかりだった。

それはさておき、要するに「聞こえなかったのですが、今なんと仰いました？」という意味の「えっ？」の事を言っている。

こうちゃん曰く、余程親しい間柄で遠慮が無い場合でもない限り、「えっ？」という聞き返し方は有り得ないと言うのだ。

それは言い方や表情にもよるのだろうが、唐突にその人の口から出た「えっ？」には、多分に切り口上な感じがしたのも事実だった。

しかし鈍いというか咄嗟の場合に弱腰な私は、ご丁寧に大きな声でゆっくりと説明し直してその後の対処法の選択をして戴いた。

そこで指示された内容が、これまた他人事というか、まるで私の仕事であるかのような物言いだったのが、こうちゃんには「カチン」ときたらしい。

本来ならば自分で言うべき事なんだよ、それに「えっ？」は無いだろう・・・と、帰宅してから私に言い始めた。

言い方次第では、「えっ？」は「なんですって？！」と責めているようにも聞こえる。そんなつもりが無くても、相手にどう受け取られるかが肝心なのだ、言葉は。

かなり優しく穏やかに言ったとしても、やはり「えっ？」は失礼だろう。よく考えれば解る事だ。

何気無い不用意な一言で、どんなに気取っていても上辺だけ取り繕っていても、ちゃんとその人の「地金」は出てしまうものなんだ・・・こうちゃんはそうも言った。

なるほど、その通りだと思う。

だから他人とのコミュニケーションは気が抜けないし、平素から自分の言動には気をつけて、どう受け取られたいかをきちんとイメージした上で自己表現の訓練をしていなければ、その場だけ取り繕う事は限りなく不可能なのだと思う。

世の中も他人もナメてはいけない。無自覚な対応や「付け焼刃」の演技では、他人の心は誤魔化されないのだ。

それにしても、私はこうちゃんに言われるまで、その女性の傾向に気付かなかった。

私にはいつも余裕が無くて、いつだって分不相応に他人の問題を引き受け過ぎてしまって、結果としてはその時その時をやり過ごすのに精一杯なものだから、相手を冷静に観察するという事が出来ていないようだ。

しかも理不尽な事を言われても、即座には反論出来ない事が多い。とりあえずあるがままを受け取ってしまって、後からジワジワと毒が効いて来るのだ。

頭が悪いか血の巡りが悪いか、その両方かも知れないが、情けないったらありゃしない。

でも、これだってもう変わらないんだろうな・・・死ぬまで。

ま、命まで取られる訳じゃないけど、せいぜい同じ失敗をしないように気をつけようよね・・・私。

マーゴ

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マーゴ

ご飯食べるのも・・・

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マーゴ

忘れちゃうのよね

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マーゴの食べる量がまた減ってきている。

ケージから出している時間と反比例して食べる量が減ってしまう。折角開放しても、窓際のベッドでずっと眠っているのだ。

だけど昼間の暖かい時間は、出来るだけ室内で自由にさせてやりたい。

どうして食べないんだろう・・・マーゴ。熱もないし、吐いたり下痢したりもしないし、ご機嫌も良いのだけれど・・・